球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

酒と煙草が20歳まで禁じられる理由は何?

2008-12-16 | たぶん難解な話
と子供に聞かれたらどうする?

まぁ色々な意見が出るでしょうね。
多数派として"体に悪いから"という答えがあるでしょう。
子供の追求を恐れる人は"日本の法律でそう決まっているから"と答えるべきで、
どんな追求
(例えば"体に悪いから"と答えたら"じゃあ何で大人はいいの?"と聞かれたり)
にもとりあえずは屈しなくて済みそう。
いちいち答えるのが面倒な種類の質問もあると思うから。



そう、体に悪いのが原因だったら20歳以降だって禁止すべきじゃないか。
その意見は正しい。"大人ならば正しい判断ができるから大丈夫"という人もいるが、
僕個人としては、その考えはもはや大嘘で説得力がない。
ていうか、本気でこんなことを言っているわけではないのかな、
その場を凌ぐためにとりあえずスキを見せないようにしているだけかも。



人には甘えられるものがない時期がある。死ぬまでそうかはわからない。
特に自分でお金を稼ぐようになってからストレスのはけ口が見つからなくなり
長い一人身生活に、寂しさに囚われる"瞬間"がやがて長さを持った
"時間"に変わっていくことを自覚したりして、
時にはそういう概念自体を考えることをやめたくなる。
それは多くの人にとっては20歳をいくつも過ぎてから起こるものだ。
(と、僕は思っている。もしかしたら、平均はもっと早いのかも知れない。)

その際に使われるのが、酒や煙草なのだ。
嫌なことを考えるのをやめ、寂しさやストレスを紛らわすようなものが。
ただ、可能ならその力を借りない方が依存する心配もなくていい。
だから、基本的には力を借りなくても良いはずの時期には許可しない。
国としては、必要時期よりも平均的には若干早い20歳を解禁時期に指定はしておく。
副作用を自覚してでもその辺のツールに頼るなら、ご自由に。

…というのが事の真実だ、というのは僕の一解釈だ。
いわゆる客観的事実とは異なってくるが、
自分が説明する言葉としては十二分の根拠がある。

とまぁそういうわけで、特に飲酒や喫煙の習慣がない人は
いつでもそういったものが習慣に組み込まれる可能性があることを
仄かに感じつつ、今の生活を続けてもらえればよいと思う。



昔はクリスマスというイベントになると
"特定の誰かと一緒にいなくちゃいけない"みたいな雰囲気を
押し付けられるような感じが嫌だったけど、

今年は、普段の生活で務めて気にしないようにしている
さびしさみたいなものに対して、
"ほら、今のあなた、寂しいでしょ? もうクリスマスだよ? そんなんでいいの?"
みたいな雰囲気で、塩を持った人々が傷口を見つけたら
そこに塩を塗りこんでやろうと手ぐすねひいて待っている感じなのが気を重くさせる。

そんな誘惑がある。せめてそれを紛らわすような飲酒とかはしないで
普通に勉強とかしながらクリスマスを過ごしたい。
打ち込めることはたくさん転がっている。
30になる前に越えなくちゃならない壁がまだたくさんあるから…
コメント
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