球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

effluence of day

2008-04-30 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
※多分これまでのエントリの最長記録を更新した。

今日はあったことを時間通りに、長々と、余計な心情を交えず書く。

昨日話題にした新開地。
ホテルを出て、左に曲がりちょっと歩き、
さらに交差点で左に曲がりちょっと歩いて駅に着く。
(↑この情報で泊まったホテルが推理できる。)
古さを感じさせるホテルだったが、一泊アダルト放送付(←無料)で4200円。
侮れない…三宮に戻る。

今日は京都勤めのチェロの同期と昼飯を食べる約束をしていた。
その後 鳴門の大塚国際美術館→徳島駅→徳島ラーメン食べる→寝る
というプランだ。

会う時間は特に決めていない。
昼飯をあわてて食べたくないので、13:15発鳴門行きの高速バスのチケットを早々に買う。
切符売り場では独特の雰囲気の独特のイントネーションのお姉さんが
独特な切符の売り方をしており、ペースを奪われているようで少々慌てた。

次に昼飯を食べる場所をネットで調べるためにマンガ喫茶を探す。
東京にもあるPOPEYEがここにもあった。
"会員証あります?"
"東京のならありますが…"
"うち、5/7から会員制なんで…"
店員と話がいまひとつ噛み合わない。

この界隈は火曜が休み(祝日の場合は翌日)の店が多く
3件くらい探したが、よさげな店が見つかった。
同期の彼からはまだ連絡が来ない。会社のイベントらしいがまだ足止めを食っているのか。
仕方ないので、ブース付近のマンガを読んで時間をつぶす。

結局自分から電話をかけた。イベントから開放されたばかりらしい。
15分かかるとのことで、その時間で観光でもしようと思ったが
そこここに配置されている献血おばさん
(ポケットティッシュと引き換えに生き血寄付の勧告をされる)
が怖かったので駅あたりをぶらぶら。
…異様に天気がよく、暑い。
今朝固めた髪の毛が早くもしなしなし始めた。

で、落ち合い飯を。
"関西人のしゃべりはやっぱすごいよね。"
"そうそう、引き伸ばす。同じ話題を。俺たちの1.5倍くらいに。"

"こっちの人たちはみんな自分にあった服着てて、後ろからだと誰でもかわいく見えるな"
"いわれてみりゃそうかも知れんね…"

アイスコーヒーのシロップがボトルに入って出てきた。
水のお代わりとと勘違いしてしまい、ついでいたらその水がもやもやしている…
もやもや水。
"おかしい、これなんでもやもやしてんだ"
"もやもや水だよ、ほら、カチカチ山みたいなものでさ…"
"おお、この水コーヒーに入れたらとても甘くなったぞ、すごいすごい。"
"いや、水じゃないだろ、これ。"

そうこうしているうちに、バスの発着時間が迫りきった。



高速バスの乗客は高校生少々、30~40代の夫婦(殆どがこれ)、
そして中肉中背の男性(27歳)が一人。
このバスは淡路島を通過して徳島県鳴門に止まる。

淡路島、高層ビルがなく田舎といってよいが
意外に住宅地はある。そして道路も整備されている。
三洋電機の工場がそこここにある。
大体の特徴はそういった感じ。

淡路島を経由すると純粋に(海上に架かった)橋を渡る時間は2分程度であり、
意外に海を堪能できないものだということがわかった。
海は穏やかだ。



大塚国際美術館。
鳴門の程近くにあり、非常に大規模かつ広範な時代の壁画、絵画を扱っている。
時代は 古代→中世→近代→現代。
多分ここの最大の売りは大聖堂などの再現、すなわち壁画にある。
入館料は3,000超え(いくらだったか忘れた)。

松任谷由美がいつだか出したアルバム"The Dancing Sun"のジャケットの元絵があった。
朱色の優れた視認性と赤(カーマイン)の深みを併せ持つような赤が使われており、
恐怖心をそそられた。

他にも社会の授業中に出てきた
アレクサンダーやアウグスティヌスの写真の元絵があり、懐かしい思いがした。

ここは一つ一つの絵をきちんと見ようと思ったら多分4時間半はかかる。
90分で一通り見るというのは少々甘い考えだったようだ。
閉館15分前のアナウンスで"お急ぎで鑑賞ください"という言葉があり、
それらの文字列の違和感を拭えない。

とはいえ、古代の壁画関係は非常に見ごたえがあり、案内も丁寧だった。
ちなみに俺は中世の絵の審美眼は持ち合わせていない。



鳴門から宿のある徳島駅へ。
途中から、駅に停車してから発車するまでに非常に時間がかかるようになる。
350円分の距離なのに、50分電車に乗っていなければならない。
おまけに徳島の一つ前の"佐古"という駅では
ホームの造り上停車中の電車があからさまに(進行方向右側に)傾いており、
スーツケースが対岸に転がろうとするのを都度押さえたりもした。

それと、鳴門駅では乗車時の改札がない。
駅員はどこにいるのだ、勝手に通り過ぎて後で捕まるのはごめんだ、
と思い駅員を探したりした。
この界隈では降車時しか切符を出さない習慣なのかもしれない。

こっちのJRカラーはブルー。
中国地方に行ったときはもっと青かった記憶があり、
 中国地方→青
 四国→セルリアンブルー
なのか?



徳島ラーメン。
観光ガイドを見ている分には尾道ラーメンに近そうな味っぽく見えて、
実際結構近かった。
共通した豚エキスの香りがある。濃厚スープ。
他には…生卵が無料(店舗の問題だが)。野菜は一切入っていない。
背脂も浮いていない。

味の濃い醤油ラーメンが好きならお勧め。

と、今日はこれくらい。
本当は風俗街について一筆書きたかったのだけど、もう疲れた。
2,500文字なんて久々に書いた。

…こんな下らん手記を、ここまで読んでくれて感謝しますm(__)m また明日。
コメント (2)
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