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球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

そこにはなにもないとして

2007-03-14 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
僕は、"心臓に樫の木のクイを打たれたら死ぬ"という共通項を持つ意味で
実に吸血鬼的なんだ。
皆も納得して欲しい。

まず頭に浮かんだのがこのフレーズなので、書き留めぬわけにはいきませんでした。



今日はとある理由からニンニク料理屋五右衛門なる場所で
パスタを食してきました。その店の内装をまじまじと眺める機会になったので、今日はその話をします。

緑の椅子。赤いシート。黄色格子に中が赤く染められたテーブルクロス。
ギリシア数字の"Ⅱ"のように溝が掘られたテーブル。
オレンジと黄色のキューブ型煉瓦の壁(かわいらしい)。
或いは白塗りに紅いガラスが埋め込まれた壁(画像参照)。
窓にぶら下がる穴の開いたプレート(この表現超不正確)。
電球の光に指向性を持たせるための茶色く堅い木製のハウジング。
別な電球は赤と黄色の布で覆われている。

こう書くととても明るく見えそうだがそうではなく、
全体的に光量が抑えられており、茶色の卓越した薄暗い空間。
印象としては、雑然としているけれど、
薄暗さが雑さをさわっと包み込んでいる感じ。です。
(小説みたいに色彩的に書きたいのですが、どうも不慣れです。)



先週"左官"の話を書きましたが、壁を作る人の立場で考えると
料理屋の内装は見ていて飽きません。

上記した色彩はイタリア的な特徴の壁なのか。
それとも空間のコンセプトありきでデザイナーに作られた色彩なのか。
よくわからなかったので、またイタリア料理店に行くときにでも、
内装を観察してみようと思います。
比較するだけでも、楽しい休日を過ごせるかもね。

いや、今日は暇だったので見ていただけですが。
コメント
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