
~残暑お見舞い申し上げます~
カントリーミュージック界伝説の女性歌手といえば、パッツィ-・クライン。
Patsy Cline(1932.9.8-1963.3.5)は、60年代に入りスターダムを駆け上がった
ばかりの30才の時、飛行機事故によりこの世を去った不滅のディーバその人だ。
その影響力は21世紀の今も強くドリー・パートン、リンダ・ロンシュタット、
シャナイア・トゥエイン、ディキシー・チックス、リアン・ライムスそして
現在最も影響力のある女性歌手の一人テイラー・スウィフトに至るまで広がっている。
日本では、彼女自身のことも魅惑的な歌声も余り知られていないのが残念ですね。
The Patsy Cline Story(1988)MCAレーベル このCDが実に素晴らしい。元は1963年
P・クラインが死去した3ヶ月後の6月に早くも追悼盤として発売された2枚組LPです。
彼女の歌声は、ジャンルも時代も世代も超え深く心に響きます。
気取っただけの女性ジャズシンガーの歌なんか拍車で蹴飛ばせ!
未聴の方、たかがカントリー歌手とお思いの方、集団で歌う日本の女子グループの
間抜けな歌が流行るのについていけない貴方(and俺)にも是非聴いてもらいたいな。
I Fall To Pieces(リンダ・ロンシュタットがカバーしてましたね)
True Love (スタンダード曲も見事に歌いこなしています)
South of The Border(Down Mexico Way)(僕のお気に入り曲デス)
Crazy(パッツィー・クラインの代名詞!ウィリー・ネルソン作の傑作)
San Antonio Rose(カントリー&ウェスタンの名曲)
Walkin' After Midnight(P・クラインの初ヒット・ナンバー)etc.…
Sweet Dreams(1985)(日本未公開・ビデオ有)ジェシカ・ラング主演の伝記映画もあり。
パッとしない出来だけど歌唱シーンはP・クライン本人歌唱なのが救いだ。もひとつ残念な事は
CDジャケットの差し替え。DCCAレーベルのオリジナルLP⇩のほうが僕は素敵だと思うけどな。コロナ禍の夏 パッツィ-・クラインの魅惑の歌唱で癒されては いかが
日本での知名度が低いのは・・・下世話だけど、やっぱりルックスの問題かなあw
女性カントリー・シンガーって美人多いですよねえ。シャナイア・トゥエインなんかすんごい美人だった(過去形)と思いますが。
パッツィ・クライン存命時は、日本での販売契約ルートがなかったみたいです。
>日本での知名度が低いのは・・・下世話だけど、・・・
当時販売されていたとしても、う~んどうなんでしょう。