
1970年代に活躍したロックバンドのスター達の訃報が相次いで届くのが寂しい今日この頃。
オ-ルマン・ブラザーズ・バンドのグレッグ・オールマンが2017.5.27、
イーグルスのグレン・フライが昨年2016.1.18に死去した。このふたりにも関わりが深くて
ロック・ジャーナリズムに挑む少年ライターの青春を描いた史実にも基づく素敵な映画。
あの頃ペニー・レインと Almost Famous (2000・米)
製作・脚本・監督:キャメロン・クロウ 出演:パトリック・フュジット、
ケイト・ハドソン、ビリー・グラダップ、フランシス・マクドーマンド
ものがたり:15歳のウィリアム(P・フュジット)はrollingstone誌の記者に抜擢され
ロック・ジャーナリストとして、人気急上昇中のバンド:スティルウォーターのツアーに
密着取材することになった。彼はそこでペニー・レイン(K・ハドソン)と出会い、恋心を抱く
ようになるが、彼女はバンドのギタリスト、ラッセル(B・グラダップ)と付き合い始める。
監督のキャメロン・クロウは、実際に15歳でローリング・ストーン誌のライターだったので
1973年頃、上り調子のロックバンドの状況がリアルに感じられる(当時のヒット曲が多く
流れるし選曲が抜群)。映画&ロックファン共に大いに楽しめる青春ロック映画の傑作だ。
レッド・ツェッペリンのナンバーが一番多く流れたのかな?ZEPファン必見(笑)
エルトン・ジョンの2曲(Tiny DancerとMona Lisas and Mad Hatters)の使い方がいいね!
特にツアー・バスの中で歌われるTiny dancerには泣ける。エンド・ロールにビーチ・ボーイズ
”時の流れ Feel Flows”が流れるのが余韻に浸れていい。最後まで集中して観ていれば音楽が
終わった時レコードプレーヤーから針が上がる音が聞こえる。最後の最後まで憎いぜよ。
おっと、バンドのグルービー:ペニー・レイン役のケイト・ハドソンに一言。実の母親は、
ゴールディ・ホーンなんだよね。血は争えないな~、母娘とも魅力的という意味でねっ
(PS)ところで昨日、カーリーサイモンにコメント頂戴し、返信コメントを入れようと思ったら、こちら側の操作ミスで消してしまったようです。大変申し訳ありませんでした。再度投稿頂けないでしょうか?お手数おかけいたします。
きっとローリングウェストさんは世代的に
ピッタリだと思うし、当時のロック音楽好き
には最高な気分を味わえるいい映画だと
思います。お薦めしますよ!!
これは後追いで観ました。実は先に買ったのはサントラ。残念ながら劇中で
使われた曲の一部しか収録されていませんが、それでも秀逸なサントラでした。
劇中の音楽の使い方はさすがキャメロン・クロウですね。
>レコードプレーヤーから針が上がる音が聞こえる
>実の母親はゴールディ・ホーン
おっと、両方とも知りませんでした!
ご覧になっていましたか。いい映画でしたよね。
>劇中の音楽の使い方はさすがキャメロン・クロウ
サンダークラップ・ニューマンThunderclap Newmanの
”Something in the Air”を使うなんざは
ローリング・ストーン誌のライターって
感じですよね!