いよいよ2024年パリオリンピック(7月26日から8月11日)の開催が近くなりました。
パリといったら、ゆかりの音楽家として一番に思い浮かべるのがミッシェル・ルグラン。
『シェルブールの雨傘』『華麗なる賭け』『ロシュフォールの恋人たち』... etc.
といった映画音楽の作曲やジャズ・ピアニストとしても有名。マイルス・デイビスとの
共演あり。生粋のパリっ子だったM・ルグランが今年の五輪に関われたらよかったのに。
I Love Paris / Michel Legrand and His Orchestra (1954)復刻モノラル盤CD
M・ルグランが一躍その名を世界中に轟かせたのが、このアルバム。1954年発売後
瞬く間に好セールスを記録し本国はもとより世界中で大ヒット。このヒットを受け
シリーズ化し【観光地アルバム】を数タイトル(Rome,Spain,Rio,Vienna)発表した。
後に映画音楽の大家となるM・ルグラン(当時22才)の流麗なオーケストレイションは
洒脱でフレンチ気分を高めてくれます。アルバムの収録曲は、すべてパリにちなんだ曲で
スタンダード、ジャズ、シャンソン、映画の主題歌などの有名曲です。数曲紹介すると
アイ・ラヴ・パリ パリの橋の下 ムーラン・ルージュの歌
パリの空の下 ラ・ヴィ・アン・ローズ パリのお嬢さん
…『パリのカフェ・テラス席でパリのお嬢さんとふたりで聴きたいもの。そうだな、
今日はブリジット・バルドー嬢か、はたまたカトリーヌ・ドヌーブ嬢と一緒に
ちょいとこの年代はキツイ?! ~僕の世代ではドミニク・サンダ譲か
イザベル・アジャーニ譲かな~(まぁ!なんて勝手なこと。)
あぁミッシェル・ルグラン君いつもの曲を弾いてくれたまえ!!』...
...妄想に耽けりながら聴いてます(爆)この街の自販機で缶コーヒーサントリーBOSSを
飲んだらカフェインが効いて頭が冴え、”このろくでもないすばらしき世界”の現実に
戻ってきたぞ。そう、僕はこの復刻CDを購入前にこのレコード⇩を買っていたんだ。
The New I Love Paris / Michel Legrand and His Orchestra (1961)ステレオ盤LP
これはMONO盤及び観光地シリーズの好評を受けステレオで再録音し発表したもの。
お洒落なジャケットが気に入り購入したLP。所謂(いわゆる)ジャケ買いでした。
フランス国旗の三色旗トリコロール(tricolore)青・白・赤を配色してタイトル文字を
デザインしているのがオシャレです。モノラル盤ジャケットに写っていた大きな南瓜を
担いだマルシェのオジサンも居ます。さあ、どこかな? 見比べてみれば、正解◎は
エッフェル塔の”A”文字の左Parisの”P”文字のデザインにちゃっかり入っています。笑
~Bonjour Paris!~ Olympic Games Paris 2024 スポーツの祭典 楽しみですね。
Summer of '24『おもいでの夏』になるかな。熱くなったら ”I Love Paris” を聴いて
Cool Downしよう。 Michel Legrand(1932.2.24-2019.1.26)