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五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

愛に狂って

2017-02-04 06:53:03 | 音楽

昔々『産業ロック』なんて日本のヒネくれロック評論家筋から揶揄されるロック
グループ群がありました。ポップで親しみやすいメロディーのロック・サウンドで
ウケてるグループ達を指して、ヤッカミ半分でそう呼ばれていました。80年代に
商業的に大成功をしたJourneyもその代表の一つとされていましたね。

そのJourneyが、今年 E .L.O、パール・ジャム、イエスやJ・バエズらと共に
『ロックの殿堂』入りをしたんだ。お祝いを兼ねていってみよう!

エスケイプ Escape / ジャーニーJourney (1981)
サンタナを源流とするジャーニーの演奏は優秀ですね。ニール・ショーン(ギター)は、
卓越してるし、好き嫌いは別としてスティーブ・ペリーのハイ・トーンも侮れないものだ。

“愛に狂って”    Don't Stop Believin' (全米9位 )や
“クライング・ナウ”   Who's Crying Now   (全米4位)、
“オープン・アームズ” Open Arms     (全米2位) の3曲の大ヒットを生んだ。
一番好きな曲は、邦題が考えすぎで玉に瑕の『愛に狂って』。いい歌だな~と思う。


ここからは、私信です。 “愛に狂って” ・・・といえば、
ウチの娘が、昨年末に(愛に狂って?)婚姻届を出した。

Don't Stop Believin’

Hold On!

幸せになってほしいものです。 ~立春の朝にて~ 

コメント (2)
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SPOOKY TOOTH

2017-01-28 15:25:55 | 音楽

口腔ケアは、健康長寿を伸ばすとか、糖尿病、腎臓病、心筋梗塞、
さらには認知症などの疾病の抑制に効果が大きいと言われています。
年齢は50代後半になり、まだ大きな病気はしたことないけど、
そうなる前にセルフケアしなきゃと考えました(・・・てな訳で、)。

新年早々に一念発起して、歯石取りに歯医者さんへ行ってきました。拷問台
(診療チェアー)に座り、サディスト歯科医のなすがまま、超音波スケーラーの
キュイ~ンと鳴る音と小粋なJAZZのBGMが医院内で鳴り響き競演するなか
30分間にわたるスケーラーやら器具のひっかき棒やらによる容赦ない攻撃で、
僕の口腔内は血みどろの惨劇でしたが、無事帰還してまいりました。(泣)

WOW!僕の時は『歯』に関連するヘビーなロックをBGMにしてくれないかな。
そう、スプーキー・トゥース(Spooky Tooth)がピッタリではないのか!
お気に入りは、 Spooky Two (1969)、 The Last Puff(1970)だ。

この2枚の再発されたCDは、どちらも素敵。英国のロックグループでありながら
米国南部R&Bフィーリングを醸し出す骨太な楽曲(Evil Woman)がカッコイイ。
さらに『スプーキー・トゥー』のボーナストラックには、ザ・バンドの“ウェイト”
The  Weight)が入ってるし、『ザ・ラスト・パフ』には、

ビートルズの超ヘビーな“アイ・アム・ザ・ウォルラス”(I Am The Walrus)と
エルトン・ジョンの“君は君の親父の息子”(Son Of Your Father
2曲のカバーが秀逸です。

こんなRockをBGMに使ってくれて、綺麗で丁寧な対応をしてるれる歯科助手
さんがいる歯医者だったら、歯石落としに毎月でも通えるのにな~。
僕が行っている歯科医は、ジイ様がひとりで施術してくれる所なのだ。

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つらい浮世

2017-01-21 17:50:20 | 音楽

ついに、トランプで糞(ババ)を引いた米国国民の
第45代大統領にカード氏が就任した。・・・なんか変?

こんな最高におめでたい(おバカな)国民を祝福するため
今夜は最高にイカしたロックの傑作アルバムを聴いて乾杯しよう!

フリーク・アウト!/ マザーズ・オブ・インヴェンション
Freak Out!(1966)  / The Mothers of Invention
ロックグループでは史上初の2枚組LPのデビュー・アルバムで、賛否両論は
起きたが売れなかったアルバム。現在、アナログ盤は高騰して買えませんね。

アナログ盤でいえば、1枚目はR&B、 ドゥーワップ、ポップス、R&Rなどの
フレーヴァーがちりばめられたロック音楽で、楽しいパーティーにもOKよ!
問題なのが2枚目。特に最後の4面目にいたっては、奇怪なバカ騒ぎの音楽の
洪水なので笑ってしまいます。これが元で、リーダーのフランク・ザッパの作る
音楽は前衛、実験的で難解だと言われるなど、変なレッテルを貼られたのでしたね。

とらんぷ氏よ!最近日本も少し持ち直してきているので、自国第一主義で行くなんて
何と馬鹿なこと”ばかり言わず、今後も日本への”風は変わらす”ご贔屓の程
よろしくお願いします。そういや、8年前にも似たようなことココで書いてたよな~。
~ああっ何という”つらい浮世”なんざんしょ。~

P.S.

拝啓!プレジデント トランプ閣下 就任式のパーティーのラストダンスには
ドゥーワップ”捨て去った恋”を踊っていただきましたでしょうか?

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生きてゐるBuddy Holly

2016-03-26 20:23:16 | 音楽

映画『ウエスト・サイド物語』やマイケル・ジャクソン「オフ・ザ・ウォール」に あったような
壁に落書きされた”BUDDY HOLLY LIVES”の文字が印象的なジャケット!
久々にコレ↓を取り出して聴くとやっぱり胸が躍るな~。

Buddy Holly & The Crickets 20 Golden Greats 1978
この年(1978年)ゲイリー・ビジー主演の映画『バディ・ホリー・ストーリー』 が
全米で公開されてヒットしたので、このコンピレーション盤も売れたようです。

しかし、この映画 日本では未公開だったので、僕はレンタルビデオで観ました。
しっかりした伝記映画なのに 未公開とは、1978年当時 日本のB・ホリーの低評価及び
映画界(邦画&洋画)自体の 斜陽を物語っていますよね。劇場で観たかった!



話をこのアルバムに戻せば、今回久々に聴いてグッときたのがバディ・ホリーが歌う
ロッカバラード良さ。どれも素晴らしい。特に”Listen To Me”,”True Love Ways
Raining in My Heart”,"It Doesn't Matter Anymore"がいい。何度聴いても
鮮烈さを保つ良い曲だな~と、感慨を新たにしたのでした。

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unトニオの唄

2016-03-20 08:17:02 | 音楽

けだるいブラジルのボサノバ調の歌がFMラジオでかかる度に、良い曲だな。
この曲は、なんてタイトルだろう・・・ ”トニオの歌”かぁ?...。
と、名前も知らないまま、僕の頭の中にこのメロディが刷り込まれていった。
レコード店に行っても「トニオの歌」or「十二夫の唄」は見つからなかった。

アントニオの歌(虹を綴って)Antonio's Songs(The Rainbow) ”

スリーピング・ジプシー/マイケル・フランクス
Sleeping Gypsy / Michael Franks (1977)
『トニオ・じゃ・ネイロ!』(驚) 
時は流れ後年このアルバムを入手し、正しいタイトル名も判明。
僕の高校生時、ヒアリング能力の乏しさを知ったのでした。
・・・ 洋楽空耳(勘違い)は、貴方にも経験ありますよね? ・・・・


追伸
アントニオ猪木の登場時『猪木ボンバイエ!』の掛け声で有名なテーマ曲
炎のファイター/アントニオ猪木のテーマ INOKI BOM-BA-YE”(1977)は、
1977年当時、地元のレコード店ですぐに見つかったんだけどね。(汗)

”ANTONIO BOM-BA-YE!!! (♪虹の向こうは、RIOなのかしら)”
さあ今年 第31回オリンピックは、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ!
・・・なんの話やねん。(完)・・・

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お母さんが言わはった

2016-03-15 00:09:31 | 音楽

Mama Said / Lenny Kravitz (1991)

レニー・クラヴィッツの母親が息子のアルバムついて言わはった・・・

「ごめんやす
 
レノンはんや ヘンドリックス兄さん C・メイフィールド兄さんに
たんと似た作りにしてますけど かんにんどっせ
そやけど 息子は一所懸命いろんな楽器をひとりで いらうて
作ってたさかい 気に入ってくれると ほんま嬉しいどすなぁ

あんさんも 1枚買うておくれやすの  おおきに」

It Ain't Over 'Til It's Over

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火曜日のくしゃみ

2016-03-08 00:03:36 | 音楽

花粉情報が最盛期の今日この頃、花粉症の人には申し訳ないが
のべつ幕なしにくしゃみをされると、これから書くことは
趣も情緒もあったものではないのですが....。

ストレンジャー/ビリー・ジョエル(The Stranger / Billy  Joel) (1977)
大好きな曲「素顔のままで(Just the Way You Are)」を収録している大ヒットアルバム。

日本では、タイトル曲”ストレンジャー”の方がウケてましたよね。
哀愁たっぷりにピアノと口笛のイントロが 鼻腔を刺激して・・・『ハクション!』
くしゃみについでに、ストレンジャ-とマザー・グースの唄を思いついたのでした。

(講談社文庫刊マザーグース1より)
月曜日のくしゃみは、危険のしるし           (Sneeze on Monday, sneeze for danger)
火曜日のくしゃみは、知らない人にキスをする(Sneeze on Tuesday, kiss a stranger)
水曜日のくしゃみは、手紙がくるぞ              (Sneeze on Wednesday, get  a  letter)
木曜日のくしゃみは、いいことあるよ         (Sneeze on Thursday,something better)
金曜日のくしゃみは、悲しいしるし               (Sneeze on Friday, sneeze for sorrow)
土曜日のくしゃみは、あした好きな人に逢える
                      (Sneeze on Saturday,see your sweetheart tomorrow)

貴方は、何曜日にくしゃみをしましたか?
God bless you !

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フォークとサイケの間で

2016-03-01 00:03:05 | 音楽

なぜか名前を呼ぶのに恥ずかしい?写真家ジャレッド・マンコーウィッツ
Gered Mankowitzがカメラレンズに直接グリースを塗って1966年11月にストーンズの
メンバーを撮った写真を秀逸なアルバムジャケットにした愛らしいストーンズの5作目。

”ビトゥイーン・ザ・バトンズ(Between the Buttons)”/ The  Rolling Stones(1967)
曲目イエスタデイズ・ペイパーマイ・オブセッションバック・ストリート・ガールコネクション
・・・最後の曲まで聴いてもストーンズの知られたヒット曲はない。当時のライバル達の音楽
(ビートルズ『リボルバー』,ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』,ボブ・ディラン『ブロンド・オン・
ブロンド』)に刺激されフォーク・ロックとサイケデリックが陽気に同居した作品になった。

1967年の英国製ポップ・ロック(当時の音)の流行りものを取り入れたのでしょう。よって
ローリング・ストーンズが演るにしては、可愛らしいという印象をうけます。ストーンズTOP5
アルバムには選ばれなくても、ベスト10には滑り込ませたい愛しいアルバムなのです。

オリジナルアルバムは、タイトル・ロゴとグループ名がチャーリー・ワッツのジャケットの
ボタンの中に2つ小さく描かれており、洒落ています。僕が持ってるドイツ再発盤には
右上にも大きなロゴがある。ついでに廉価盤シールが左上にも貼ってありますが。(汗)

"Between the Buttons"っていうのは英国では『考え中』という慣用句でもあるらしい。
チャーリー・ワッツがアンドリュー・ルーグ・オールダムに「次のアルバムのタイトルはどうな
るのか」と聞いたところオールダムが「まだ考え中(Between the Buttons)だ」と答えた。
それが後にアルバムタイトルを決める段になって、これが洒落で本決まりになったらしい。

しかし、なんだね。ジャケットをみる度思う。ブライアン・ジョーンズはレコーディングで疲れて
いたのかジャケットの顔はまるで幽霊のようで、後の事件のこともチラッと考えてしまう。

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裏切り者はスタバにいた。

2016-02-23 00:01:08 | 音楽

『裏切り者はスタバにいた。』なんて、売れない小説題名のようなアホなことを
Starbucks Coffee店で思いついたのは、この曲を聴いたのが要因でした。

♪ (What they do ,They smile in your face)
 ♪  All the time they want to take your place
   ♪ The back stabbers (back stabbers)

裏切り者のテーマ/オージェイズ
Back Stabbers / The O'Jays (1972)
オージェイズは、元々ゴスペルからスタートしているから歌の上手さは文句なし。
フィリー・ソウルものの代表作で、日本でもヒットしたディスコの発芽が伺える傑作。

裏切り者のテーマ ”Back Stabbers
992の言い争い  ”992 Arguments
ラヴ・トレイン   ”Love Train”    (全米1位)...etc。

これらギャンブル&ハフ プロデュースによるシグマ・サウンドで極上のサウンドに
仕上げているから、なんとも心地いいね。ノリよく踊れるナイスなアルバムですよ!

蛇足ながら申し上げておきますと、この曲は決して某コーヒー店のテーマでもないし
裏切り者が居たとしても、背後から刃物等で刺されることは、ございませんので。
只、混雑中に足元のカゴ等にお荷物等を置かれる場合は、盗難に注意してね。(笑)

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キッス・オン・ザ・ボトム

2016-02-13 00:02:14 | 音楽

さあ ”ブログでも書こう”

大人の雰囲気でAmerican Popular Songsを聴きながら
バレンタインデーを過ごすのも一興かな。

キッス・オン・ザ・ボトム/ポール・マッカートニー
Kisses On The Bottom(Deluxe Edition)/Paul McCartney (2012)

手紙でも書こう”で はじまるJAZZY なアルバムです。フランク・シナトラ張りのこのCD、
ポールはボーカルのみに徹したClassic Vintage Songs集として発表。
My Valentine”は、来日コンサートでも披露したファンには懐かしい曲。

僕は、沢山の曲を聴きたかったからデラックス盤(16曲入り+ライブ音源<2012年2月9日
Live From Capitol Studiosから4曲のおまけダウンロード>付き)を購入。そして、
これは大振りのスピーカーで鳴らして聴いたら、さらにいい感じの音楽ですね。

お酒を片手に ライブ・ハウスやラウンジ・バーで聴いてもお似合いのアルバム。
もうすぐ来日するダイアナ・クラールやスティーヴィー・ ワンダー、エリック・クラプトンらも
ゲスト参加しており流麗にリラックスした時が流れる。

では、寒暖の差が激しい日々が続きますが
皆様 お風邪など召されませんようにお気をつけくださいませ。 XXX

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