仕事でつきあいのある営業さんが、4月から転勤するとのこと。今日はうちへ最後の仕事とごあいさつをかねて訪問してくれた。一年ほど前、飛び込みの電話からはじまったおつきあい。同じ世代で営業からぬ素朴さのせいか、なんとなしに気が合う人だっただけに正直さびしい。でも、枚方というややマニアなエリアから銀座というハイソなところへ勤務するんだから、栄転なんだろう。うちがはじめてのお客様だから、とことあるごとに口にしていた彼女。どうか新天地で頑張ってほしい。別れ際、かなりせつない気持ちになったのは、昔常駐していたお客様にごあいさつするときの状況と重なったからだ。どんなところに、何度いってもさようならの挨拶は慣れなかったなと。