FLYING DISC

眠たい毎日。目の下のクマがとれるのはいつの日か。

月の裏側。恩田陸。

2012-04-10 00:29:43 | Weblog

ときどき行き過ぎる感じのする作家さんだが、
この月の裏側はばっちり行き過ぎた内容だった。

行方知れずになった人がいつの間にか帰ってきて、
行方知れずになっていた期間のことはまったく覚えておらず、
それでも元気に生きている。

という事件が立て続けに起こる街の話。

はじめはぐいぐい話に引き込まれてうっかり
寝不足な初日だったれど、二日目の今日はどうも
雲行きがあやしい。

SFに興味はないので、SFみたいにならないでくれ!と
思っていたのに、中盤からとっちらかって話がUFOだ。

うーん。

惜しい。

いったん手仕舞いにして、藤沢周平でも読もうかな。

念願の大覚寺。

2012-04-10 00:19:02 | Weblog

春だお花見だ!

というわけで大覚寺にいざまいらん、といそいそと
出発するも、春の嵐山は大渋滞。

歩行者天国だったか、このあたり。

と思うほど渡月橋近辺はトンデモな人出。

このまま渋滞だったらどうしよう、と
どきどきしながらメインストリートをとおりすぎ、
前へ前へと進んでいくと、すっと人ごみがきれる。

大覚寺はかなり奥?にあるので、人も少なく
これはのんびり花見ができるぞ、とうきうきしたのもつかの間。

桜が一ミリも咲いていなかった。

だからか¨。

同じくちょっとがっかり気味の人たちと一緒に、
この桜が咲いたらさぞかし素晴らしかろう的な想像にふける。

でもそもそも行ってみたいお寺だったので悔いなし。

まぁお昼は食べそびれ、帰りも渋滞に巻き込まれ
車中ではドライブに飽きて無言の行な渋い一日だったけれど、
春の行楽ってこんな感じだよな。とひとりごつ。