ときどき行き過ぎる感じのする作家さんだが、
この月の裏側はばっちり行き過ぎた内容だった。
行方知れずになった人がいつの間にか帰ってきて、
行方知れずになっていた期間のことはまったく覚えておらず、
それでも元気に生きている。
という事件が立て続けに起こる街の話。
はじめはぐいぐい話に引き込まれてうっかり
寝不足な初日だったれど、二日目の今日はどうも
雲行きがあやしい。
SFに興味はないので、SFみたいにならないでくれ!と
思っていたのに、中盤からとっちらかって話がUFOだ。
うーん。
惜しい。
いったん手仕舞いにして、藤沢周平でも読もうかな。