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人生いつでも向かい風

65歳の貧脚ジジイは、コロナ禍であろうとも、向かい風であろうとも、今日も多摩サイをロードバイクで走るぞう!

100kmはラクに走れるのか?

2018-09-22 | 自転車の本
久しぶり本のご紹介です。
「自転車で100kmをラクに走る」田村浩著 技術評論社 2016年6月発行

書店で見つけて、図書館で借りる。
いつものパターン。

本の大きさが小さい(B6サイズ)と表紙の写真からあまり期待していなかったですが(失礼)、中身はわりと面白い。
文章は初心者向けの書き方ですが、ロングライドイベントに参加する中級者に「そうだよね」、「なるほどそういう手もあったか」と思わせる記事がところどころにあります。

WEB地図ツールとか、ライトなどの小物選びとか。参考になります。

著者は雑誌「シクロツーリスト」の編集長で、ブルベも走られる方です。
自らの経験からの内容なので重みがあります。
ブルベに参加するノウハウ本ではないです。

興味のある方、これから初めてセンチュリーライドに挑戦しようとする方、は一読されてはどうでしょうか。

しかし読んだからと言ってすぐに100km走れるようになるわけではないのでご注意を。
この本にも書かれていますが、徐々に距離を伸ばしていくこと、距離よりも走る時間を長くしていくことを意識して時間に慣れていく、のが良いと思います。


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かわうそは自転車に乗れんだろ

2015-12-27 | 自転車の本
自転車本の紹介です。
「くるくる自転車」の作者 こやまけいこ さんの自転車本第2弾です。

「かわうその自転車屋さん」 芳文社コミックス


↑写真をクリックするとAmazon.co.jpに飛びます。

いろいろな動物がキャラクターになって、自転車のうんちくが語られます。
自転車初心者向けの設定ですね。
自転車の種類とか、整備とか、ルールとか、レースとか。

しかし、どうしてもこの手足の短い(私より短い)かわうそが自転車
に乗る図が許せん。
本の中では「りす」も「ねずみ」も乗ります。

しか~し、アマゾンでの評価が非常に高い!


自転車初心者の方はぜひご一読を。

私はKindle版を購入しました。


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道交法の矛盾が良くわかる

2015-12-19 | 自転車の本
こちらも「こやまけいこ」でamazonると出てきた本。
こやまけいこさんのイラストは少しですが、内容は面白い。



「自転車“道交法”BOOK」 疋田智、小林成基 共著 出版社 2014年2月発行 700円(税抜き)

自転車ツーキニストの疋田氏と自転車活用推進研究会の理事長で
ある小林氏が、自転車に関わる道交法の矛盾を指摘しています。

自転車はロードバイクであろうが、ママチャリであろうが、
車道を左側通行で走らねば、ならないのです。

でも日本の道路行政は最低で(本当に最低です)、左側通行を
しようと思っても、できない箇所がそこらじゅうにあります。

その道路行政に一石を投じるのが本書です。

実際に左側通行をしていては渡れない道路とか、どうやったら
直進できるんだ?という実例が写真で表示されており、
ひじょーーーーにわかりやすい構成です。

私も通勤で家から駅まで自転車で行こうとするときに、環状7号線を
横断しなければならないのですが、欲しいところに横断歩道はない。
やむをえず200m、車道を右側通行しています。
歩道は朝の通勤・通学で人が一杯です。
行政よ、何とかせい!

ぜひご一読を。



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物欲地獄あるあるーくるくる自転車

2015-12-01 | 自転車の本
今日は久々に本の紹介です。
facebookで「かわうその自転車屋さん」という本を見つけました。
その著者である“こやまけいこ”さんの既刊「くるくる自転車ライフ」を
もう一度読んでみました。
以前も紹介したかもしれない。



イースト・プレス 2012年8月22日発行 1,048円(税別)

サイクリストが落ちる典型的な蟻地獄が(物欲地獄が)4コマ漫画で
時系列に書かれています。
ある意味”名著”。

主人公の奥様が自転車にはまっていくより、旦那がはまっていく姿、
過程がすごい。
自転車および自転車パーツが増えて行く、Wiggle中毒です。

自転車のために住居を選んで引っ越すなど、チャリダーとしての
模範です。

私も自家用車を選ぶときに、ロードバイクを立てて積める車種を
選びました。
あまり人のことは言えない。

チャリダー≒頭が◯X▲⬜︎ ですね。

自分の過去を振り返るにも良い図書です。
「ふむ、ふむ、あるある」、 「俺もそうだった」と
膝を打つ人は多いのでは?

是非ご購読を。


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難しいぞおじぎ乗り

2015-08-29 | 自転車の本
やまめの学校の第2弾です。

自転車の教科書-身体の使い方編-



読んでみて、唸るしかない。


これまでやってきたこととまったく反対だ。
例えば、やってはいけないこととして下記があげられています。

1)シューズの中で指で地面を掴むような動作
 <なぜなら>クランクが回らなくなる。前のめりも指で地面を掴んでしまう。

2)ペダルを前上から踏み込んだり、ペダリングで膝を伸ばし切る動作
 <なぜなら>クランクの回転が止まってしまう、膝を伸ばして余計な一踏みをしてしまう。

3)自転車を振らずに立ちこぎ
 <なぜなら>肩を引いて動くべき。

4)軸の生み出せない靴や道具を使うこと
 <なぜなら>「軸」、「荷重移動」、「脱力」に定義を基準として道具を選ぶべき。

5)外足荷重でカーブを曲がること
 <なぜなら>両足の親指の付け根に均等に荷重を適切に感じながらカーブを曲がるべき。

6)引き足を使うこと
 <なぜなら>「引き足」、「腿上げ」、「前足に体重をかける」はまったく必要ない。

7)絶対にやらない方足ペダリング
 <なぜなら>片足ペダリングの練習は引き足を使かう必要がないおじぎ乗りでは不要。

8)腰を引いてブレーキング、パニックブレーキの練習、腰を引いて下ること
 <なぜなら>まずパニックにならないようにするべき。

9)力むこと
 <なぜなら>動かしたい場所の筋肉だけを、脳からの指令を神経を通して筋肉に伝え、
  正確に動かせるようになることが必要。

10)真似をすること、ポジションで速くなると思うこと
 <なぜなら>行くつくところは「軸」、「荷重移動」、「おじぎ」、「脱力」なので。

これだけを書くとなんのことかわからん?状態でしょう。
その理由は本書の中に詳しく、かつ理論的に説明されています。
ぜひご一読を。

または長野県のやまめの学校へ行って直接講義を受けるしかないですね。

この本で私がとっても役に立ったことがひとつ。
首を固定して肩を回す柔軟運動。P.59~
これをやると首、肩が凄く楽になります。

私は一昨年末に首を横に回すと激痛が走るほどに凝っていました。
それが、この運動をすることで一気に楽に。
サイクリング中も首を曲げて後方を見ることもできるようになりました。
毎日一回実践しています。



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え?FUNRiDEって休刊になるんだ!

2015-07-05 | 自転車の本
「月刊 FUNRiDE」って今月発売の9月号で休刊になるんだ。

FUNRiDE HP

私は「サイクルスポーツ」派なので定期購読はしていませんでしたが、
ときどき良い記事があったりして、本屋で立ち読みしてました。

これも活字離れの影響なんでしょうか?
WEBでは活動が続くようです。


今日も雨でDNSです。
つまんないです。


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仰天!やまめの学校

2015-06-21 | 自転車の本
今日は雨なので読書にします。
今頃ですが、この本です。



「自転車の教科書」堂城賢(たかぎ まさる)著 2013年4月2日刊 小学館 1,400円+税

ライディングスクール「やまめの学校」を主催する堂城氏の理論を
本にしたものです。すでに発刊から2年が経過しています。
雑誌の記事とかいろいろなところで話題になっていたようですが、
気にしていませんでした。

読んでみると、ショック!驚愕!仰天!


まず骨盤を立てて背中を丸めてはイケナイ。
基本は「イチロー選手が守備についたときにボールを待っている姿勢」
なんだそうだ。
そのまま手を前に出したところがハンドル、お尻の下がサドルになる。
つまり股関節から身体を折り曲げたおじぎをして、足の裏は拇指球に体重が
乗った状態にする。
おじぎ乗りというそうな。


その他もこれまでの常識や目指すべきこととまったく違うことが沢山。

・ペダリングは踏み込みや引き上げる動作をしない。無理な力を加えずに
いつまでも自然に回す。
・自転車の真ん中=ホイールベースの中心に乗る。荷重は前荷重になる。
・Qファクターは広くなる。
・ハンドルも自然と遠目になる。
・フレームは横に大きい方が良い。
・下り坂では腰だけを引かない。深いおじぎで前に荷重をかける。
・カーブでは絶対に外足を伸ばさない。
・ブレーキは常に前後5対5でかける。

これだけ抜き出して書くと誤解を受けるかもしれませんね。

股関節から身体を折り曲げたおじぎをした、おじぎ乗りの体勢は、
以前読んだ野澤伸吾氏の「アラフォーからのロードバイク」にある
「申し訳ございませんから、腕ダラーン」と似ていますね。

それにしてもびっくりすることばかり。
骨盤立てなくていいんだ・・・
もともと骨盤が全く立っていない私としては実践してみようかな?
しかし本書の最後にある「宿題」は難し過ぎる。

ご興味あれば是非一読を。
すでに実践されている方がいればご意見、ご感想下さい。


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チキンハートはロングライドに向かない?続き

2015-06-10 | 自転車の本
先日のロングライド本「頭脳で走るロングライド実践術」の
感想の続きです。



この本の主題は自分でロングライドのコースを決めて、実行する
にはどうするべきか、を指南した本です。

コースの決め方とか、ペースの作り方とか、自転車の装備とか、
トラブル時に身を守るための準備とか、そういうことです。

私のロングライドといえば、すべて準備されたイベントに
参加するだけ。

輪行もできない。
---自転車をバラして運ぶなんてできない---
---普段でも荷物が多いのに---
---汗をかいたまま帰りの電車に乗るなんていやだ---

峠道(坂の上り下り)は嫌い。
--車や信号の少ない道はおのずとアップダウンが多い---

カーアンドライド=自動車でバイクを持っていき、走るのは
できるか・・・
でもなかなかやりたいとは思わない。

イベントだと万が一リタイアしても回収車が拾ってくれますものね。
一人で走っていて、峠で動けなくなったことを思うと怖くなります。

な、なんて俺は根性なしなんだ!!


こんな根性なし=肝っ玉の小さい奴にはロングライドはできない、
向いていないんだなあ、と思ったのが表題の所以です。

そんな訳で最近チューブレスタイヤを止めようかとも思っています。
チューブレスタイヤは一回外してはめるときになかなかはまらないし、
携帯ポンプではビートがあがりません。
自分では完全に修理・交換できず、いつもショップでお願いしてます。
これまでのイベントでは運よくパンクしないで来ました。
1度だけ多摩サイライド中にパンクして、自転車を1時間押して家に
帰ったことはありますが、ロングライドのイベントではありません。

失礼しました。
根性なしのブログでした。
ブログタイトル変えようかな、
「根性なしのロングライド」とか・・・


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チキンハートはロングライドに向かない?

2015-06-09 | 自転車の本
ロングライドの本です、



「頭脳で走るロングライド実践術」 田村浩著 誠文堂新光社刊 1,500円+税

ブルベの雑誌「ランドヌール」発行者の田村さんの著書です。

これまでの自転車入門書とはまったく違う。
自身のロングライドの経験からいろんな視点で書かれています。
いいね!です。

たとえば、ロングライドを走るには、純粋なロードバイクよりもツーリング車
の方が良いとか。

メンテナンスのことを考えれば、チューブレスタイヤよりはクリンチャー
タイヤだとか。

400km、600kmものブルベも走破している著者ならではのお言葉です。
正しいかどうか、自分に合っているかどうかではなく、実践・経験から発せられる
言葉には重みがあります。

勉強になります。
ありがとうございます。

内容とは関係ないのですが、ちょっと気になることとしては心拍数のことが
あります。
最大心拍数って、220ー年齢と言われます。
最大心拍数の70%程度で走るのが良い(べきだ)といわれています。
この本でもそう書かれています。

そうすると56歳の私は最大心拍数が164、推奨心拍数は131にになるのですが、
連光寺坂を上がれば180になるし、多摩サイライドのときの平均心拍数は
140前後です。
アルプスあづみのセンチュリーライドのときは平均心拍数は150でした。

私の心拍数は高すぎなんでしょうか?
でも死んでないからいいんでしょうか?

何となく、納得いかないなあ。


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