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人生いつでも向かい風

65歳の貧脚ジジイは、コロナ禍であろうとも、向かい風であろうとも、今日も多摩サイをロードバイクで走るぞう!

運動前のストレッチはNG?

2015-04-06 | 自転車の本
最近ちょっといいんじゃない、的な本に出会いました。


「アラフォーからのロードバイク 初心者以上マニア未満の<マル秘>自転車講座」
野澤伸吾著 ソフトバンク新書 2013年6月刊

著者は45歳にしてスポーツバイク専門的であるワイズロードに就職した
自転車屋さんです。

これまでの初心者入門書というのは広く浅く書かれていて、自転車を
買うまでの妄想に使うのはいいですが、実際に自転車を入手して走りだすと
役にたたないものがほとんど。

この本は自身がアラフォー(40歳近辺)で自転車に乗り始めて、その後サイクル
ショップ(スポーツバイク専門店)に勤めることになった方が書かれているので、
ハード/ソフト両面での豊富な情報・知識を元に書かれています。
また売る側の立場を正直に言って、本音が出ているところが良いです。

「ポジションは自転車屋の責任、フォームはあなた様の責任」とか、
「申し訳ございませんから腕ダラーン」という説明で基本フォームの作り方を
教えています。
面白く、わかりやすいです。

運動前のストレッチはかえって体に悪いって知っていました?
私はこの本で初めて知りました。

ロードバイクに乗り始めて数年のあなた、知らないことがまだまだありますよ。
お試し(ご一読)あれ。


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かなり本気にはなれないが

2013-03-16 | 自転車の本
自転車レースの本です。
自転車ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」の監督である
栗村修氏の本。


『かなり本気のロードバイクトレーニング』栗村修著 洋泉社 2012年12月刊 1,700円(税抜き)

自転車レースをやっている、あるいは志す人向けの本です。
私にはあまり関係ないですが、ところどころは「ふ~ん」とうなるところもあります。
とくにポジションのところなど。

栗村修監督と言えば、ちょうど今日「自転車のススメ~ツール・ド・フランスのミ・カ・タ
という15分番組をBS J-Sportsでやっていました。無料放送でした。
栗村さんは結構面白い(冗談好きな)方なんだなと。
聞き役で出ていたレーシングドライバー中山友貴氏がもう少し突っ込めると
もっと面白かったと思います。


さてペダルにクリートがはまりづらくなったので、クリートを交換してみました。
これまで最初に位置を決めてからまったく動かしていません。
4年以上位置を変えていないってこと。もちろん、クリートは1年に1回ペースで交換しましたよ。


先の『かなり本気のロードバイクトレーニング』にも、最近の自転車雑誌にも
クリートの位置決めについて書かれており、一般的にクリート位置が前寄りである、とのこと。

そ、そーなのか?
ということで今日は2mmくらい後(踵寄り)に取付けてみました。
どーなることやら。
明日走ってみるとわかります。


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菊池武洋は自転車ジャーナリスト界の徳大寺有恒と成り得るか?

2012-09-23 | 自転車の本
朝からしっかり雨です。今日は多摩サイライドは諦め、読書に浸ります。

『ロード買うなら業界一の自転車バカに訊け!2012~2013年版』
菊池武洋著 小学館 2012年7月発行 1,300円(税抜き)



過去2冊の「ロード買うなら業界一の自転車バカに訊け!」続くシリーズ第3弾です。

内容はややネタ切れの感もありますが、前作につづいてそこそこ面白かったです。
全体の半分位がロードバイクのインプレッション記事で、これからロードバイクを購入しようと
する方には役にたつのでしょうが、私は不要で読み飛ばします。
2012~2013年版というサブタイトルもあり、この辺りは自動車ジャーナリスト界の巨匠
徳大寺有恒氏「間違いだらけのクルマ選び」を連想させます。

吉本司氏や安井行生氏の同僚の自転車ジャーナリストの対談は、100%本心かどうかわかりませんが、
なかなか面白い。
こんな雨の日の時間つぶしとしては最適なんでは?

と、私は図書館で借りて来ました。(買えよ!)



少し涼しくなって来ました。これから自転車の季節です!
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45歳以下は読むべからず

2012-08-30 | 自転車の本
本の紹介です。

『70歳のロードバイク』 長尾藤三著 五月書房 2011年11月刊 1,575円(税込)


若きころからスキー、オートバイと趣味にあけくれていた著者が、
45歳で自転車と出会い、70歳を過ぎる現在まで自転車三昧の日々を
おくった上で、中高年の方々へ贈る「自転車のススメ」本です。

65歳を過ぎた自転車仲間の話や、シニアライダーのための走り方心得え
などがあり、45歳過ぎて自転車を始めた私もなかなか楽しく読めました。

私は65歳くらいまでロードバイクに乗れれば御の字だと思っていますが、
本書を読むと50歳代前半で自転車歴5年程度では、「まだまだ青いな」と
いう感じです。

また著者の奥様はスキー、オートバイ、自転車とご主人の趣味に付き合う
良き理解者であるところは、羨ましい限りです。
(え、そんなことないって?確かに・・・・)

私のようにすでに自転車にはまっている50、60歳代の方ももちろんですが、
45歳過ぎて自転車(ロードバイクでもマウンテンバイクでも)を始めよう
と思っている or 悩んでいるあなた、にも一読をお勧めします。



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確かに乗る気は薄れる・・・

2012-04-30 | 自転車の本
新聞広告で知ったので、書名にむむっと思ったものの図書館で借りてみました。

『それでも、自転車に乗りますか?』 佐藤剛弘著 祥伝社刊(2011年12月初版発行)


著者は学生時代(東大です!)から自転車部で活躍、卒業後もずっと自転車に
かかわってきたそうです。

自身の自転車通勤や事故の経験をもとに、いかに自転車が危ないか、を詳細な
データをもとに説明しています。

しかしこれじゃ、これから自転車に乗ってみよう、自転車通勤をしてみよう、
なんて気は一気に失せます。

後半にフランスのレンタルサイクルシステムや韓国ソウル市の自転車導入策の
ところは興味深かったです。

すべて事実なんですが、読み終わった後にもう少し前向きな気持ちにしてくれる
ものが欲しいですね。

連休なので一気にためてあった本を読む、なんて方はどうぞ。


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確かに聞けない

2012-03-31 | 自転車の本
今日は外はすごい強風と雨ですね。

そんな日は読書、ということで久々に自転車本の紹介です。
「自転車で痩せた人」で一躍自転車会のご意見番となった高千穂遥氏の新作です。

「ロードバイクQ&A 今さらきけないソボクな疑問」 
2012年2月 小学館発行 1,365円(税込み)


サブタイトル「今さらきけないソボクな・・・」が引きつけます。
私のような初心者からは脱却したが、まだまだ一人前の自転車乗りにはなっていないと
思っている人間には。(生涯なれないかもしれないけど)

内容といえば・・・
・最初に買うべき自転車はクロスバイクが良い?
・運動音痴でもロードバイクもに乗れるか?
・10万円と150万円のロードバイクはどこが違う?
・タイヤサイズの700×23Cって何のこと?
・サドルが薄くてお尻が痛くなってしまう・・・
などなど

確かになかなか聞けない、誰に聞いたら良いのかわからない、ってことは沢山あります。
それを高千穂氏の経験・視点から答えてくれています。

でも本当の初心者では本の内容はなかなかわからないでしょうね。
初心者だと1つのセンテンスに2つ以上の専門用語が出てくると、?※!□となるものです。

コンポにはグレードがあることを説明する一文では、
「シマノのコンポで言うと、一番下のグレードが空、次がフォアグラ、中級モデルが109、
その上がアルデヒド・・・」
なんて見えちゃいます。(ちょっと大げさ)

全体的には面白いです。
著者独特の方法もあるので、「そんなことするんだ」という発見もあります。
私もずっとタイヤサイズの700-23Cの"C"は何のことだろうと思っていました。
この本では詳しい説明はないのですが、WEBで調べてみると、リムの直径を小さい方から
a、b、c、dと分けている記号なんだとか。
知ってました?

そんなことに興味のある方、是非手に取ってみて下さい。
初心者脱出された程度の方に面白いと思います。

私は図書館で借りました・・・(相変わらず)



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これを読めば悩みは解消?

2011-07-14 | 自転車の本
自転車評論化と化した疋田智氏と美人妻(サイ)クリスト ドロンジョーヌ恩田女史の第3弾です。

『明るい自転車相談室』 疋田智・ドロンジョーヌ恩田著 2011年4月 東京書籍刊 1,365円(税込み)


図書館で借りてきました。(だからお金払って買えよ!って)

一般人からの質問に対して、疋田氏、ドロン女史がおもしろおかしく、ときにはまじめに
答えるという内容です。

例えば、こんな質問が・・・

問)可愛い彼女とサイクリングしたい・・・

問)ロードバイクに長く乗っていると男性器が圧迫されて・・・

問)自転車に乗っていると鼻水がとまらないのですが・・・

などなど。

下ネタが多いのかと想像していましたが、わりとまじめなお答えです。
過激な質問が少ないからかもしれません。

あとがきに、「どの質問にどちらが答えるか、ということでもめた末、ひとつの質問に両者が
答える形になった」とありましたが、二人が真っ向反対の回答をする、ということがなかったのは
ちょっと物足りなかったです。
お二人もっと暴れてもよかったのでは?と思います。

ドロン女史のイラストが少なかったのも残念です。
もっと見たかった。

もし書店、図書館で見つけたら、ぱらぱらとめくって、いくつかの質問・回答を読んでみて下さい。
そこでおもしろい!と思ったらレジか貸出カウンターへGO!



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自転車バカに訊く

2011-05-19 | 自転車の本
自転車本の紹介です。

Amazon.co.jpより新刊本の案内メールが届きました。
普段はさらっとdeleteしてしまうのが、なぜかそのときはちゃんと見てしまいました。
菊池武洋氏の自転車本が紹介されています。

おもわず、ポチっとしてしまいました。
Amazonはうまいなあ。
そして次の日にはお届け。
Amazonは早いなあ。

「ロード乗りこなすならもっと業界一の自転車バカに訊け!」菊池武洋著 小学館 2011年4月発行 1,300円(税抜き)です。



「ロードバイク買うなら業界一の自転車バカに訊け!」の第2弾です。
ロードバイク買うなら・・・は以前紹介しました。→こちら
ご参照下さい。

内容はロードバイクの紹介がメイン。
間に面白い記事が挟まっていますが、第1弾ほどのインパクトはない。
ロードバイクに3年以上乗っていて、2台目、3台目と購入できるセレブ向けの内容に
感じました。
明らかに、貧乏人のひがみです。


私向けではなかったことは明らかです。
第1弾をまず読んでみて下さい。
それで「これは面白い、この先はどうなるのだ?」と思える方には
この本は良いかもしれません。



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パーツの歴史も面白い

2011-02-19 | 自転車の本
今週は自転車に乗れませんので、本のお話を。
なにげに立ち寄った本屋で見つけました。



「ロードバイク進化論」 仲沢隆著 エイ出版社 2010年7月 1,260円

「BYCLECLUB」誌に連載されていた「博士の愛した自転車」記事をまとめた
ものです。
各パーツに進化の歴史が詳細に記されています。
すばらしい。

コンポーネントと言えば、今はカンパニョーロ、シマノ、SRAM程度ですが、
その昔には各パーツに特化したメーカーが活躍し、独自のアイデアで斬新な
製品を発表していたことを知る事ができます。

ヨーロッパではユーレー、ザックス、日本にも”サンツアー”ブランドの前田工業まど
一時代を築いたメーカーがあったのです。
そしてカンパニョーロの斬新なアイデアを実現する力が現在の自転車テクノロジーを
支えている事もわかります。

新しい革新的なパーツはなかなか市場に受け入れられないなかで、有名選手が
レースで使う事で一気にブレークする事は今と変わらないんだ、とわかります。
また選手によっては一度気に入ったパーツがあるとずっと使い続け、新しい物に
変えようとしないこともあるそうです。
この辺の逸話もふんだんに書かれており、興味深いです。

パーツのイラストが分かり易く、昔の写真もめずらしい。
”おたく”本ではありますが、その手の興味のある方にはたまらない内容です。

私もこれは図書館での貸出ではなく、購入しました。蔵書に加えます。
思い出したときに取り出して、一項目をちょっと見てみることが楽しい本です。

機械好きなあなた、是非お手に取ってみて下さい。



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ロードバイクは小説の題材と成り得るのか?

2011-01-22 | 自転車の本
この前の日曜日に転倒したロードバイクは、本日主治医のところに入院しました。
来週には被害度=修理、交換するところがはっきりするでしょう。
ホイールはリムが曲がっているので交換必須のようです。
シクシク・・・

というわけで自転車に乗れないので、本の紹介。

「銀輪に花束を」斎藤純 著  小学館文庫 2010年12月刊

疋田智氏のメルマガで紹介されていたので、図書館で借り読みました。(買えよ!)

書き下ろしと雑誌に掲載された短編をまとめたものらしい(初出が記載されていない)です。

話によって物語と自転車の関わり合い度合いが違いますが、第一部の話は主人公が
私と同年代の中年おやじで、ロードバイクに出会って、いっちょまえのバイク乗りになって
いくという、私には馴染みやすいお話です。
ロードバイクで東北地方の峠を登るところが出てきます。
カンパニョーロの10段がとか、専門用語がガンガンで、こりゃ普通の人にはわからないだろ、
という感じです。
第二部以降も自転車が脇役として出てきます。

著者 斉藤純氏は推理小説系の作家さんだそうですが、小説にしては人物描写や感情描写が
薄いように思います。自転車小説だから良いんだろうか?

またストーリーのエピソード的にクラッシックとか、ジャズとか、絵画とかワインとか
がそこここに出てきます。ロードバイクで峠を登って、携帯の画材セットで水彩画を書く
シーンまであります。
著者は相当、音楽・アートに造形が深いんでしょうね。

私のような、芸術的な才能のない貧乏人には、ちょっとうるさく感じました。
そんなわけで、

星二つ。

しかし文庫本で480円とお手頃なので、興味のあるかたは手に取ってみてはいかがでしょう。
(図書館で借りるという手もある)



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