長い間iPhoneユーザであった私が「Androidのカメラ機能ってどれくらいなの?」という、つまみ食い根性でAndroidを追加購入したわけですが、そのことを、うかつにも忘れてしまいそうなほど、ここ十数日はどっぷりとAndroid漬けな毎日を過ごしました。
前回もお話したとおり、Androidには大事な情報を全く登録していないため、縛りなく自由にさまざまなことを試せるというのは、非常に楽しいですね。
このOPPO Reno Aのカメラ機能を使用して感じたのはダズルカラーが素晴らしいです。自然な表現を求める撮影者に共感を得ることは難しいかもしれませんが、私の印象はとても良かったです。iPhone11と比べると「コントラスト・シャープ・鮮やかさ」がアップされ、パッと見はOPPO Reno Aの方が良く写っている様に見えます。AIが調整しているそうです。
ダズルカラーのサンプルとしてこちらを上げてみました。
手前の建物の茶色はかなり映えており、さらに芝生も必要以上に鮮やかです。
ちなみにネットでダズルの意味を検索すると「圧倒的・驚嘆」と出てきました。言い得て妙ですね。
※ OPPO Reno Aで撮影:1/50sec F1.7 ±0.0EV ISO496
今回はタイトル写真にもある通り「新港ふ頭客船ターミナル」、通称「横浜ハンマーヘッド」へ行ってきました。
朝早かったせいか、商業施設はほとんど営業時間前だったので中に入ることはできませんでしたが、その代わり人通りの少ない埠頭側からインターコンチネンタルホテルを撮影しました。かまぼこの形で有名なこのホテルをこの向きから撮影できるのはここだけだと思います。
空模様はどんよりと曇っており、到着前からいい写真は無理かな。と思っていたのですが、ここでもダズルカラーが大活躍してくれました。ゆらゆらとざわめく海面をコントラストと彩度を程よくアップさせ、海面への鏡面効果であるリフレクト効果も目を引く良い感じに仕上げてくれました。
※ OPPO Reno Aで撮影:1/50sec F1.7 ±0.0EV ISO496
私が好みとする放射線構図です。
ダズルカラーもそうですが、こちらはさらにHDR処理が効いているためちょっと現実離れした風景に仕上がっています。
※ OPPO Reno Aで撮影:1/50sec F1.7 ±0.0EV ISO496
これらの画像をPCやMacなどで100%等倍で確認するとiPhoneを超える1600万画素の映像素子を積んでいるOPPO Reno AではありますがiPhoneにはかなわないことがよくわかります。
しかし撮影した写真を100%で鑑賞するマニアでもない限り(ネット上では結構いますが)気にするレベルではないと判断します。
なんて格好いいことを偉そうに語ってはみたものの、100%等倍でみるとどの程度の解像感なんだろうか?と思って確認してしまうのは私の悲しいサガです。
まるでOPPOの回し者のような口調でダズルカラーを褒めまくりましたが、何十枚も撮影してみると、逆にiPhoneって最強だよな。と改めて認識してしまいました。
圧倒的な迫力で迫ってくるダズルカラーは素晴らしい写真をたたき出してくれますが、過度なコントラストとシャープ処理はあまりにもギスギスしていていて暖かみを感じられず現実とのギャップがありすぎて、ちょっとつらい。撮影してからフィルタをかけるのとは違い、オリジナル画像がそれであるのは「彼女の写真を見せますよ」とわたされたのがプリクラのそれだった。と同じくらい私には残念感があります。
まあ購入価格が10万倍違うわけですから、比較すること自体が野暮であることはわかってはいるのですが...
横浜ハンマーヘッド by OPPO Reno A
最後に今回も無料Wi-Fiの通信速度を計測してみました。
ドトール珈琲店(川崎ゼロゲート店)
マクドナルド(ランドマークプラザ店)
休日の昼下りに計測してみました。
参考に前回の速度計測結果は以下になります。
自宅にて:Down:180Mbps/Up:198Mbps
スターバックス(川崎ラチッタデッラ店):Down:93Mbps/Up:83Mbps
ドトール珈琲店での計測結果です。
後で知ったのですが、ドトール珈琲店は通常のドトールコーヒーと違い、セルフサービスではなく、通常の喫茶店形式の店舗になります。その分最安値のコーヒーで550円になります。入った瞬間「えらい高いドトールだなぁ」と思いました。
スピードに関しては特に遅いと感じることもなく、非常に快適に動画・ゲーム・ブラウジングを行うことができました。
こちらはマクドナルドです。
計測結果はかなり低かったです。ここまでスピードが落ちるとブラウジングにも影響が出ます。
しかし満席であったことと、休日のお昼時、さらにほとんど学生客ばかりであったことを考えれればこの程度が妥当だと思います。
どのくらい遅いかというと読込みに通常に加え約1秒程度時間を要するくらいです。画面を切り替える際にワンクッション置かれる感じです。これを我慢できるかできないかで評価は変わってきますね。
娘はiPhoneですが、iPhoneの方が自然な気がします
私も最初の撮影で「iPhoneより綺麗かも」と思ってしまいました。
その後の何度も撮影して、特にダズルカラーはすでに加工済みの画質なので、調整するのは難しいと感じました。
でもローエンド一眼はもっと良い て結果でした
d3400は派手さは無いですが、自然と言うか滑らかな感じで改めて良さを実感しました
初電車とはお孫さん、かなり喜んでくれたのではないでしょうか。私も電車の写真はとってみたいのですが、マスコミが報道する「撮り鉄」のマナーの悪さを見ると躊躇してしまっています。
なんだかんだ言ってやっぱり一眼カメラなんですよね。スマホがどう足掻いでもきちんとしたカメラにゃ画質は敵わないといったところでしょうか。愛用のカメラにOLYMPUSのE-P3がありますが、ハイエンドですが2009年に発売されたため、画質的には2016年のD3400には敵わないと思います。が、やっぱりiPhoneより綺麗に撮影できます(暗所以外)
結局のところ、用途や即時性、あと思い入れも含めTPOを使い分けていければいいですね。