9月21日に東京を発って、現在ポーランドのワルシャワ近郊に来ています。当初は20日の夜出発予定でしたが、エアフランスのパイロットのストライキにぶつかって予定の飛行機が飛ばず、急遽21日昼出発のアエロフロートでモスクワを経由して21日夕方にワルシャワに着きました。
モスクワ経由は東京からワルシャワに行くのに最短距離。機内の時間は東京→モスクワが9時間、モスクワ→ワルシャワが2時間、トータルで11時間と比較的楽な行程です。それでも久々の長旅は疲れました。
宿泊施設は夫達の会議が開催される会場と同じ場所で、鬱蒼とした林の中にあるドミトリー。ワルシャワの町に出るのには、タクシーか1時間に1本出るバスを使うしかありません。
今日はポーランドが祝日のため、バス代がただだということだったので、夫の仕事仲間の奥様とお嬢さんと一緒に、バスで片道1時間かけてワルシャワのセンター駅まで行って見ました。
駅は近代化されたショッピングセンターと隣接していて、そのすぐ先には文化科学宮殿の立派な建物が見えます。全体に駅周辺は高いビルが立ち並び、驚くほど近代化されていて、イメージとはかなり違いました。
ショッピングセンター内の両替屋で100ユーロを現地のお金に両替。ポーランドのお金の単位はズウォティ。1€は4.12zlでした。一緒に行動していたお2人とはここでとりあえず解散。
その後、明日以降のためにバスのチケットを駅構内のキオスクで購入。ワルシャワ⇔Chopinaはゾーン2のため高く1枚7ズウォティ(90分有効)。
必要な事務手続きを終えたところで、町全体の位置関係を把握しようと、地図を片手に旧市街方向に向かってひたすらウォーキング。大きな通りは横断歩道がなく、地下道を通って渡るようになっているため、方向感覚がおかしくなって、90度違った方向にしばらく歩いてしまうというハプニングもありましたが、途中で地図を確認していると親切な紳士が今いる位置を教えてくれて、何とか修正することができました。
こうして旧市街地に向かうNowy Swiat(新世界通り)に出て、しばらく行くと聖十字架教会(Kosciot Sw.Krzya)があります。ショパンの心臓がこの教会の柱のひとつに埋められているそうですが、どの柱かよく分かりませんでした。次のチャンスにもう一度確かめたいと思います。いずれにしても、外も中も荘厳で美しい教会でした。
教会の近くにはワルシャワ大学があったり、コペルニクス像がポーランド科学アカデミーの前にあったりと、アカデミックな雰囲気もあります。
ランチはこの通りにある軽食屋で気になっていた料理のひとつ、ピエロギを食べてみました。ピエロギは餃子に似た料理ですが、中身がいくつかの中から選べます。野菜不足の気分だったのでほうれん草とチーズを選んだのですが、半分ほどで飽きて来ました。肉とキャベツの方が良かったかな。
今日は祝日のせいか、地下鉄に通じる広場でフリーマーケットをやっていましたが、規模が小さくてとてもささやか。今日見た限り、全体としてポーランドの人たちは穏やかで大人しい印象でした。
夕方5時過ぎに同行者2人と再び落ち合って、バスでドミトリーに戻りました。あ~、よく歩いた!面白かったけれど、くたびれた。(三女)