もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)

年間100本の劇場鑑賞、音声ガイドもやってました。そんな話題をきままに書きます。ネタバレもありますのでご注意を。

ヤッターマン できはいいけど、個人的には素直に喜べず

2009-05-31 03:45:39 | その他(邦画)
タイトル:ヤッターマン 、配給:松竹・日活/2009年/111分
ジャンル:テレビまんがの実写化、ギャグアクションお下劣コメディ
映画館:福知山シネマ2(135席)4人:私と友人と、母娘1組
鑑賞日時:2009年5月30日10:50
私の満足度:65% 
オススメ度:65%

【序】最近の上映作品が凄い!福知山シネマ
もともと、東宝邦画系中心のラインナップの福知山シネマですが、最近洋画も増
えて、チェンジリング、スラムドッグ、グラントリノ、ハリー・ポッターと洋画
も充実。そして、今回は松竹系配給のヤッターマン。ちょっと興味はあったもの
の、大阪京都まで行って1800円というのもなあとパスしてたのですが、ヒットし
たから上映が決定。会員は1000円でみれるのでありがたいことです。まんがを書
くのがうまい会社の同僚と行って来ました。

【ストーリー】gooから引用
高田玩具店の1人息子のガンちゃん(櫻井翔)は、父親の開発途中のヤッターワン
を完成させ、ガールフレンドの愛ちゃん(福田沙紀)と共にヤッターマン1号、2
号としてドロンボー一味 (深田恭子、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ)と戦ってい
た。ある日、考古学者の海江田博士(阿部サダヲ)の一人娘、翔子(岡本杏理)から
ドクロストーンを探しに行ったまま行方不明になっている博士を探し出して欲し
いと頼まれる。ヤッターマンに変身したガンちゃんと愛ちゃんはヤッターワンを
出動させ、一路、博士のいるオジプトへ向かう!
[ 2009年3月7日公開 ]

【感想1:原作みてなくても楽しめる。】
 私は、一応ヤッターマン世代ですが、テレビで見たことはなし。それでも、冒
頭から楽しめました。場面は、みつばちのみなしごハッチ銅像のある、渋谷ハッ
チ公前というバカバカしいギャグ。そこで早くも、最初のバトルがはじまり、主
要な出演者はみんなでてくるという、出し惜しみのなさ。アクションCGも結
構、お金かけてそうだなあと、飽きさせずに引き付けてくれました。
 それぞれの出演者も、テレビみてなかったのに言うのも変ですが、なんとなく
よくはまってるなあという感じ。例えば、「やっておしまい」というセリフは、
もっとゆったりとソファでパイプふかしながらゆうような感じを想像していたの
ですが、深キョンは、かなりヒステリックに言捨てます。でも、全体の流れやド
ロンジョのほかの言動からみるとそれは自然に見えてくるので、みごとにキャラ
が立ったといえるのではと思いました。
 唯一、いまいちに思ったのが、博士の娘役なのですが、映画終了後に同僚がい
うには「あの娘可愛かったですねえ」だったので、これまたよかったのでしょ
う。ちなみに、これも同僚が教えてくれたのですが、途中のすし屋のお客は、テ
レビのときの声優さんで、それがとても嬉しかったとのこと。原作に対する配慮
が、原作を見ていた人にも共感を呼ぶつくりになっているんですね。

【感想2:恋あり、メカあり、お下劣あり】
ストーリーは、中身はなし。それでも、いろんな要素であきさせません。ドロン
ジョとや1号の恋にしても、主要キャストのそれぞれのリアクションがあるので
ストーリーとして浮かないようにしてますね。対戦で、でてくるメカや小道具も
おもしろい。もっとも、オッパイ攻撃はやりすぎの感あり。中年オヤジを、喜ば
すようなシーンもあったりで、いろいろな年齢層にも対応していてうまくつくっ
たものだと、ある意味感心。

【感想3:これに20億かけていいの?】
かなり楽しんでおいて、こんなこと言うのもなんですが、内容のなさとお下劣さ
とばかばかしさに反比例するかのようにお金使ってるなあという仕上がりをみる
と、これでいいのかなあと思ってしまいます。最近フィリピンに行って、あまり
にもハリウッド映画が圧倒的なのに唖然としたこともあって、ヒットすればそれ
でいいというものでもないということが気になります。総制作費20億円、
250万人以上の観客動員。これだけのお金があれば、もっとほかのことができ
たのでは・・・とか。そんなこと言ったって、どうなるものでなし。いいだした
らきりないですね。考えすぎかな。

ではまた。


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