もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)

年間100本の劇場鑑賞、音声ガイドもやってました。そんな話題をきままに書きます。ネタバレもありますのでご注意を。

エクソシスト ビギニング

2004-10-17 03:08:51 | その他(洋画)
タイトル:エクソシスト ビギニング(Exorcist:The Beginning)
ジャンル:ホラー/アメリカ
映画館:渋谷東映2(旧渋谷エルミタージュ)
鑑賞日時:10月16日(土)20:50から
     初日のレイトショー、ガラガラ約35人。
私の満足度:65% 大きな期待をしなければ満足。
オススメ度:60%  

格調高い雰囲気のホラー、驚かされられるシーンは多数
うじむしや鳥の死体、流血もあるのでそういうのが
嫌いな方はやめたほうが無難。

エクソシストのデイレクターズカットが日本で17億円興業と
ヒットしたのが2000年。私は、その試写会を今はなき渋谷東急の
パンテノンでみました。始るまえに司会の方が
「今日デートでこられた方おられますか? 意外と多いですねえ
大丈夫ですか。初デートの方おられますか?あなたそうですか。
いいんでしょうか。禁じられた15分の未公開映像が挿入ですよ。」
などと盛り上げていたのが妙に印象深かったです。
で、肝心の映画ですが、あの伝統の映画はこんなだったんだと
納得した覚えがあります。ちなみにこの映画は、メリーランド州に
住む少年に悪魔が取り憑き心霊現象が起こり、悪魔払いで退治した
という実際にあった話に基づいていると聞き、子供の頃はそのこと
が、とても怖く感じていました。

そして今回は、エクソシストで悪魔払いをして死んだメリン神父の
25年前アフリカ(1949年ケニア)での悪魔との戦いを描いたもの。
ところどころに前作を意識したシーンがあるようですが、
ストーリーとしてはこの作品のみで問題ないようです。
 ホラーなんでしょうが、あまり恐怖は感じませんでした。それより
ハイエナ、カラス、うじ虫、変死体、流血、などなどでビクッと
驚かせてくれるシーンは多いです。

登場人物
メリン神父(ステラン・スカルスゲールド)
 ナチスが支配していた時代「今日は、神はいない」といわれ
 目の前で住民が次々と銃殺されたことがトラウマとなり
 神父をやめる。発掘調査には考古学者として参加、
 神に対する葛藤と、トラウマの克服もこの映画のテーマか。
ドクター・サラ(イザベラ・スコルプコ)
 過去にナチの強制収容所に入れられた経験あり。
 医者として発掘調査に参加しているもかかわらず、原住民は
 西洋医学を受け入れずまた悪魔にとりつかれた人の治療もできず、
 無力感にとりつかれる。だが、後半大活躍。
 やはりホラーに美人はつきものです。
ジョセフ(レミー・スウィニー)
 小学生ぐらいの少年。悪魔がとりつく。ベッドでゆれるシーンは
 前作を彷彿させるが、大きくバウンドしたり、悪魔顔になったり
 首が180度回転したりはしないのがちょっと残念。
 村人たちは、彼を殺そうとするが・・・・。

なんとなく地味な作品で、映画ならではのご都合主義も感じられ
謎も私にはわからないところがいつくか残りましたが、それでも
期待しすぎなければ、ストーリー性も高くまずまず満足できる
作品ではないかと思います。
エクソシスト2,3も見ていればもっと満足なことでしょう。

ではまた。

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