
マルタに入って最初のお休み。
運のいいことに、ルームメイトの韓国人はとても料理がうまく、寮のほかの部屋の人も食べに来る。
おかげで、いろいろな方と出会い、はなしができる。ありがたいことだ。
今日は、街そのものが世界遺産という首都ヴァレッタへとバスで行ってきた。
いろいろと見所はあったのだが、アッパー・バラッカ・ガーデンからみたスリーシティーズの、あまりの
美しさに圧倒された。それは、地形の美しさに、歴史の美しさ、さらにそれを守り続ける今の美しさ、
おまけに虹までかかっていてなんだか神がかり的なものを感じて涙がでそうだった。
もともと私は、総合的なものが好きで、プロレス、映画、街の景観 がその代表だと勝手に思っている。
※この旅は、ひとつの節目なので、いろいろ昔話も書きます。ご容赦ください。
プロレス
「いつ何時誰の挑戦でも受ける」というアントニオ猪木さんの言葉は、対戦相手に恵まれない中からでた
商業的な意味合いの強いものかもしれないが、プロレスに対する純な精神をあらわしたものだと思う。
「ほうきとでも戦える」ともいわれたプロレステクニックで、どんなタイプの格闘家とも試合を成立させたという
ところが「総合的」で、今はやりの総合格闘技はそれはそれで面白いのだが、分野としてひとつの競技に
収まっているところがなんだか物足りない。私にとって、猪木さんのプロレスこそ、キング・オブ・スポーツだ。
映画
猪木さん引退後に出会ったのが、一般的にも「総合」芸術といわれている映画。深作欣二監督、
宮本真希主演、東映「おもちゃ」から映画にのめりこんでいった。このころは、音声ガイド
(映画を見ながらその状況を言葉で説明するもので、視覚障碍者を対象としたものということになっているが、
私自信は、自分が映画を楽しむためのやり方、あるいは自分の感動の表現手段)をやっていて、
東京にいたこともありピーク時年250回以上映画館で鑑賞。
街の景観
やっとただどりつきました3つ目の総合。街並と市場は、その土地の様子を端的にあらわすものとして
どこへいっても興味深い。特に私が印象深いのは、ベルリンの街並と、ベトナムの市場。
1997年当時、私は東京に住んでいたのだが、ベルリンを見たときに、「東京はお金があればつくれるが、
ベルリンは作れない」と思った。とても乱暴な言い方だが。
私は、もともと京都出身で、京都では街の景観がどうのこうのとの議論があるにはあるのだが、残念ながら
街全体としてはすでに景観が失われた状態と言っていいであろう。京都駅の立替のときに、当時の高さ制限
30mにもかかわらず、法を60mに変えて駅ビルが建てられた。(年)東京から帰省したときに、その屋上に
登り街を見渡したのだが・・・・。無残にも、マンションが立ち並ぶ風景を見て、終わったと思った。
大変長い前ふりでしたが、そして今回のヴァレッタのアッパー・バラッカ・ガーデンからみたスリーシティーズ。
まるで現在の京都の清水寺から平安時代の(そんなに古くはないけれど)京の街並が拝める、
そんな奇跡が実現しているように感じて、私は舞い上がってしまったのである。はたしてこれほどの大きさで
現代と歴史が共存している街並というものが他にあるのだろうか?しかも、私の好きな色合いで。
観光に関しては、これでもう今回の旅で期待以上のものを受け取ってしまった。ここには、1ヶ月の滞在中に
またきたいと思うが、他はなしでもいいとすら思う。(来週、シチリア島や、ゴゾ島にいくかもしれないけど。)
ここまで、感動できたのは、この国についてからの一週間、地元の方やクラスメートと話しや、通学途中の
街並などをとおして、この国の文化を体験したことがジャブのように効いていて、この景観をそれらすべての
象徴としてみることができたためであろう。すべてに感謝したい。
※写真をみてがっくりとしないでください。生は、違いまっせ!!
運のいいことに、ルームメイトの韓国人はとても料理がうまく、寮のほかの部屋の人も食べに来る。
おかげで、いろいろな方と出会い、はなしができる。ありがたいことだ。
今日は、街そのものが世界遺産という首都ヴァレッタへとバスで行ってきた。
いろいろと見所はあったのだが、アッパー・バラッカ・ガーデンからみたスリーシティーズの、あまりの
美しさに圧倒された。それは、地形の美しさに、歴史の美しさ、さらにそれを守り続ける今の美しさ、
おまけに虹までかかっていてなんだか神がかり的なものを感じて涙がでそうだった。
もともと私は、総合的なものが好きで、プロレス、映画、街の景観 がその代表だと勝手に思っている。
※この旅は、ひとつの節目なので、いろいろ昔話も書きます。ご容赦ください。
プロレス
「いつ何時誰の挑戦でも受ける」というアントニオ猪木さんの言葉は、対戦相手に恵まれない中からでた
商業的な意味合いの強いものかもしれないが、プロレスに対する純な精神をあらわしたものだと思う。
「ほうきとでも戦える」ともいわれたプロレステクニックで、どんなタイプの格闘家とも試合を成立させたという
ところが「総合的」で、今はやりの総合格闘技はそれはそれで面白いのだが、分野としてひとつの競技に
収まっているところがなんだか物足りない。私にとって、猪木さんのプロレスこそ、キング・オブ・スポーツだ。
映画
猪木さん引退後に出会ったのが、一般的にも「総合」芸術といわれている映画。深作欣二監督、
宮本真希主演、東映「おもちゃ」から映画にのめりこんでいった。このころは、音声ガイド
(映画を見ながらその状況を言葉で説明するもので、視覚障碍者を対象としたものということになっているが、
私自信は、自分が映画を楽しむためのやり方、あるいは自分の感動の表現手段)をやっていて、
東京にいたこともありピーク時年250回以上映画館で鑑賞。
街の景観
やっとただどりつきました3つ目の総合。街並と市場は、その土地の様子を端的にあらわすものとして
どこへいっても興味深い。特に私が印象深いのは、ベルリンの街並と、ベトナムの市場。
1997年当時、私は東京に住んでいたのだが、ベルリンを見たときに、「東京はお金があればつくれるが、
ベルリンは作れない」と思った。とても乱暴な言い方だが。
私は、もともと京都出身で、京都では街の景観がどうのこうのとの議論があるにはあるのだが、残念ながら
街全体としてはすでに景観が失われた状態と言っていいであろう。京都駅の立替のときに、当時の高さ制限
30mにもかかわらず、法を60mに変えて駅ビルが建てられた。(年)東京から帰省したときに、その屋上に
登り街を見渡したのだが・・・・。無残にも、マンションが立ち並ぶ風景を見て、終わったと思った。
大変長い前ふりでしたが、そして今回のヴァレッタのアッパー・バラッカ・ガーデンからみたスリーシティーズ。
まるで現在の京都の清水寺から平安時代の(そんなに古くはないけれど)京の街並が拝める、
そんな奇跡が実現しているように感じて、私は舞い上がってしまったのである。はたしてこれほどの大きさで
現代と歴史が共存している街並というものが他にあるのだろうか?しかも、私の好きな色合いで。
観光に関しては、これでもう今回の旅で期待以上のものを受け取ってしまった。ここには、1ヶ月の滞在中に
またきたいと思うが、他はなしでもいいとすら思う。(来週、シチリア島や、ゴゾ島にいくかもしれないけど。)
ここまで、感動できたのは、この国についてからの一週間、地元の方やクラスメートと話しや、通学途中の
街並などをとおして、この国の文化を体験したことがジャブのように効いていて、この景観をそれらすべての
象徴としてみることができたためであろう。すべてに感謝したい。
※写真をみてがっくりとしないでください。生は、違いまっせ!!
すごいなぁ。年末年始、中国からの留学生が2ヶ月ぐらいいたのですが、自分の英語力の衰え(無さか?)にちょっとがっくり。
今度はちゃんと読めました。
写真は私のいたって頼りない目で見てもとっても美しい。
本物はきっと素晴らしいんだろうなあと思えて、いつかぜひとも行ってみたくなりました。
虹も出ていたなんてますます素敵!
シティライツのMLにみぶさんが
「上野樹里ちゃん主演の虹の女神のDVDに音声ガイドが収録されるらしい」
と情報を寄せてくれてるときでもあり、なんだかますます紙係的な気分になってきました。
今日はこれから、ドビーちゃんと一緒に神様ならぬ悪魔さまにお目にかかりに行ってきます。
さて、マルタで英語ですが、別に特別なクラスではないので、お金さえ払えば、入れてくれるところです。
ただ、日本の会社でやめずに1ヶ月の休みをくれるところは少ないと思うので、その意味ではすごいかな?
と思います。
私の会社でも、中国・インドの方とのコミュニケーションに英語を使う機会が増えています。この先どうなることか?
携帯電話に付属のもので撮ったのですが、はたして一眼レフのフィルムでこれを超える結果がでるのか?
楽しみでも不安でみあります。
「虹の女神」は、残念ながら見ておりません。でも、評判高いみたいですね。
ところで、昨日はこちらのシネコンに行ってきました。「ロッキーバルボア」の感想を、今晩アップの予定です。