ゾンビが徘徊し始めた日本▼
ノー!を叩きつける!▼
殺されるな、日本
毎朝、仏団の前で泣いていた祖母。
長男は血を吐いて死んだ。
次男は、割り当て?病身の兄の代行の憲兵。
泣く子も黙る嫌われ者の憲兵が、餓死した。
食べ物をこっそりと、子どもたちのいる家に届けていたらしい。
(小学生になったころ、近所のお年寄りに聞いた話である)が
私は自死だと思った。
みんなに嫌われるよりは、残された家族は楽に思う。
三男・四男は南方のジャングルで死んだ。
骨はない。
結局、産んだ男子はすべて戦争に奪われてしまった。
「何故、戦争に反対しなかったのか」
聞くと、
「しっ!そんな大きな声で言っちゃだめ。
壁に耳あり、障子に目あり」
これが、日本支配の底辺構造ではないか。
住民を互いに見張らせる。
何故だ?
小さな島国は、さらに小さな邑(むら)に分かれていた。
卑弥呼時代の百余国から現代の47都道府県まで、
血族は豪族と呼ばれ、
それぞれが自主独立しながら、中央集権国家へと。
それまでの血族の代表は、おそらく「女」によって証明した。
DNAなんて知らない時代は、「女誰々の子」という表現になる。
また、財産の土地も「女」によって引き継がれた。
それでしか、証明できないからだ。
で、中央集権国家誕生は、
この「女に代表される日本の歴史」を武力で押さえ込む。
天武の誕生は、持統女帝を待たずとも、
その直前の
斉明天皇と中皇命(なかつすめらみこと)額田王の関係を
万葉集に求めると、記紀にはない真実が潜むと考える。
(脱線)
さて、天皇制国家が確立されている真っ只中の
市民たちには、それが見えただろうか?
荘園制度による国家支配の中で生まれた荘園を
守る武装集団。
これが武士になる。
武器によって「さぶらふ」集団は、鎌倉幕府を生む。
これは日本の唯一の革命政権だと思う。
さらに戦国時代を経て、徳川幕府が敷かれた。
「明治維新」と呼ばれるものは、決して革命ではない。
日本の仕組みが、各村に寄って成り立つ卑弥呼以来の伝統にある。
よい意味では結束が強い。助け合いも強い。
だが、第二次大戦へ日本を不幸に叩き落した元凶
「戦争屋」は、日本の仕組みを利用して、
戦争反対の意見を握りつぶして強行した。
「なぜ、戦争に反対しなかったのか?」
祖母たちの時代を再び繰り返さないことが、
育ててくださった親や祖先への、まことの道。
まことの「供養」と確信します。
いま、声高に戦争を叫ぶものたち。
いま、自分たちの祖先が犯した戦犯の「反省」すらなく、
厚顔無恥に「国防軍」を叫ぶ者たちを許せない!
ゾンビがぞろぞろ這い出す日本に、
市民の意思「平和」への強力パンチで
叩き潰さねばならない!