十八史略を読む-57 戦国の七雄-4 韓 その1 概要
「十八史略:徳間書店発行、丸山松幸、西野広祥編訳、1987年7月九刷」から
韓は魏、趙とともに晋を三分して独立した。戦国七雄のなかでは、もっとも国土が狭く、しかも地理的に中国全体の中央に位置したため、隣接する国々からの圧迫に悩んだ。
特に西に接した秦は、韓にとって最大の脅威であった。
前4世紀、昭候の代には、申不害(しんふがい)を登用して政治改革を断行し、一時は国力も充実したが、その後は衰退の一途を辿った。
「十八史略:徳間書店発行、丸山松幸、西野広祥編訳、1987年7月九刷」から
韓は魏、趙とともに晋を三分して独立した。戦国七雄のなかでは、もっとも国土が狭く、しかも地理的に中国全体の中央に位置したため、隣接する国々からの圧迫に悩んだ。
特に西に接した秦は、韓にとって最大の脅威であった。
前4世紀、昭候の代には、申不害(しんふがい)を登用して政治改革を断行し、一時は国力も充実したが、その後は衰退の一途を辿った。