モデル倶楽部の機械加工日記

一年およそ355日工場で活動中。鉄道模型や仕事、バイク、クルマ、安旨グルメなどをつづってまいります。

いきなり103系 その3

2016-11-02 15:49:54 | 16番 電車
下は配管止めをt0.4快削真鍮板から抜いたところです。5センチx15センチに21セット分あります。
裏面にマスキングテープを仮貼りしペーパー掛けでバリとりを済ませた状態です。


下の0.3径エンドミルによる機械加工前後の作業を含める上の小さな板切れで10時間以上かかります。
三点セット売りの予定で、オリジナルが好みなので特殊な改造103系用の予定はありません。



上は0.6径の母線用です。曲げた線材でも通過できるようなわずかに大きめの穴です。
パンタを始点にして時計廻りで12時から5時までが屋上の5個、妻面側の一番上が7時、
8時と9時は幌座横の幅狭のもの、そして11時が一番下の止め具です。
密着するように付け根に逃がしを入れてます。


上は0.3径の空気管用です。パンタを始点にして12時、1時は間隔が広いホース用。
3時と4時はホースと鉄パイプのジョイント部で間隔がせまくなります。
5時から7時までは屋上につきます。8時から10時は妻面用の幅狭の3個です。


上はパンタから避雷器経由で妻面に至るアース線用が6個。9時と10時は妻面にあるパンタ鉤はずし用の
引っ張り棒?の受けで0.2~0.25径を想定しています。


上でキャンバス止め直下の”ヒ”にアース線を突っ込みます。
貫通路右の赤い三箇所は空気管止め、その下の二連穴に空気管を突っ込みます。
貫通路左の赤い四箇所は母線止め、妻窓上下の黒は引っ張り棒の受けで、黒丸は
ポンチ忘れでこのあと追加します。貫通路上下にはエコーモデルさんの幌(1661)用の
ポンチを打ちましたが出来れば小社EC005電車用幌座を間にはさんで頂けるとうれしいです。

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