goo blog サービス終了のお知らせ 

こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

核廃絶への祈り 1

2014-08-06 05:01:05 | 日記
8月6日は広島に9日は長崎に原爆が投下され、69回目の夏がやってきます。

県内にも100名を越える被爆者がおられるそうです。4歳のとき広島で被爆した西本

多美子さんは、自らの被ばく体験を県内外、そして国外でも伝え、そして被爆者の原爆症

認定支援に精力的に奔走されています。彼女の活動ぶりを冊子「広島のピカ」でも紹介

されています。被ばくされた方が80才前後であり、ゼロ歳(自分で被爆したことを証言

できない)で何があったかわからない人を含めて、国に認定させる運動の大変さを語って

います。生後3ケ月で被爆した天涯孤独の人、突然倒れて入院したが、字の読み書きも

できず、年金の受給手続きさえしていなかった。この人への手続き、そして原爆症認定

への申請運動に奔走する。西本さんは自らも癌とたたかいながら、必死にがんばって

います。問題は対象の人たちが高齢であり、時間とのたたかいだと言われます。


被爆の実相を語り継ぐ上で、頼もしい人たちが登場しました。父や母が被爆したその子ども

たち、2世のひとたちです。その一人の池田さんのことを8月5日の地元紙・北陸中日新聞が

報道しています。海軍隊員だった父が原爆投下のあと広島に入り、被爆。戦後まもなく死亡

したが、被爆手帳もなく、経済的負担が大変で、苦労した池田さんは、父の死亡のルーツを

探ると共に、2世の人たちと会をつくり、核兵器のない世界へと活動を続けています。


今年も県庁19階ロビーで「原爆と人間」展が5日から開かれた。実行委員会の青海事務

局長が挨拶し、佐藤県議、そして相川県健康推進課長がお祝いを述べた。写真パネルは

英語だけでなく中国語も書かれているし、漫画「はだしのゲン」の紙芝居も同時に展示

されている。