もういちいちリンクを探して貼り付けることすら面倒なので、つれづれなるままに乱暴に書き記そうと思います。
「巨人がパリーグに移籍してうんぬん」ということが昨今のスポーツ新聞をはじめとする各メディアにおいて激しく書きたてられるようになりました。
(事実関係を追ったブログ記事などありましたら、トラックバックしていただけるとありがたいです!)
まあ、巨人に反旗を翻したセントラル5球団に恨みを持っているといいましょうか、このナベツネさんという人は。。
ていうか、オーナーをやめたんだったら未来永劫黙っていてもらいたいものです。
明大の一場投手が犠牲になり、いまだ処遇も未定だというのにも関わらず、あなたはなぜ安全な場所から好き放題言っているんですか?さぞ動きやすくなって良かったですね。
裏金問題に対して、根本的にはなんの落とし前もつけてないくせに…と、愚痴のひとつもたれさせてください。
あなたが能力・権力・財力のある優秀な人間であることは百も承知ですが、残念ながら努力の方向が間違っているんですよ。
で、なんといいましょうか。
パ・リーグに移籍するとぶち上げたとたんに腰がひけるセ・リーグ各経営陣も案の定って感じです。
大歓迎のパ・リーグ経営陣も「わかりやすーっ」て感じ。
タイガースの久万オーナーをはじめとするセの経営陣が本気で巨人とケンカするつもりなど、全然なかったことは最初からわかっていたのですが、ここまで露骨だとねぇ。
「行かないで~!謝るから~!」って感じ。
子どものケンカよりもわかりやすくて、なんか惨めじゃないですか。
ていうかね、巨人がどこへ行こうが、リーグがいくつになろうが、球団数を減らした時点でプロ野球は「終わりのはじまり」なんですよ。
巨人のパ・リーグ移籍なんて、ツギハギの対症療法じゃないですか。
根本を変革することがない限り、また新たな球団削減が発生し、プロ野球競技人口もどんどん減少し…と言う問題が芋づる式に発生することは目に見えています。
僕は球団数を減らさなくても良い球界の運営システムを考え出すことって、新しい頭脳と時間さえかければ可能だと思うのですよ。
完璧とはいかなくても、今よりも球界が発展しそうなシステムは必ずあります。
もちろん本拠地移転などにともなうファンの痛みが発生するかもしれません。
また、選手自身にも年俸削減などの痛みが伴うでしょう。
でも、「球界の発展のためにはそれしかないんだ」という結論に達したならば、それは受け入れられることだと思います。
なんにせよ、話が急なんだな。
選手が身動きのとれないシーズン中に、いきなり「合併です。1リーグです。ではいきます。」などといわれても、それはファンと選手にとっては、だまし討ちのようなもので。。
オーナー同士の水面下での議論はもう十二分にすませてきたのでしょうが、僕らは知らない。
議論の内容を知って、それが本当に「必要だ」と納得のできるものだったとしたら、僕らは1リーグ制でもなんでも受け入れますよ。
ファンと選手への説明責任を誰もまっとうしていないということ。
それが事態の混乱をまねいているということに、今さらながら気づいてください。
あと、選手のストライキについて。
僕は支持します。
いまのところ選手会の言い分は、我々ファンの言い分に近いですから。
でも、僕的に一つ条件があります。
シーズン終盤、自軍の選手のタイトル獲得のために連続敬遠策をとったり、選手をベンチにすぐ引っ込めたりするのはやめろ
(追記:引っ込めるのは主に選手ではなく、ベンチの責任でしょうが、それが当たり前のようになっているのは受け入れる選手側の責任も大きいだろうという意味です。)
ホームラン王を敵に取らせたくないばっかりに、敬遠で歩かせたりする行為。
また、味方の選手に首位打者のタイトルを取らせるために、打率の温存のためその選手を引っ込めたりする行為。
これは、主に消化試合の頃に発生しますが…。
あのですね、消化試合を見にいってるようなファンこそが本当のプロ野球ファンなんですよ。(乱暴で押し付けがましい言い方ですが、それほどはズレていないかと思います。)
彼ら・そして我々がお金を払ってみたいのは真剣勝負です。それこそがプロの魅力でしょう。
いや、心情はわかります。
タイトル料として年俸に加算される額は一般に2千万円ぐらいと言われますから。
しかし、敬遠策や温存策で獲得したタイトルになんの価値がありましょう?
今回選手会長として活躍中の古田敦也氏も、平成3年10月16日のヤクルト対広島戦において、第一打席でヒットを打ったのちベンチにしりぞいて、落合博満氏(当時中日)との熾烈な首位打者争いにわずか一厘1毛差で勝利しています。
(追記:しけたろう選手情報。それ以前の試合では落合に対しての6連続四球もあったそうです。)
いや、くりかえしますが心情はわかります。
ぼくが監督なら、迷わず選手を引っ込めるかもしれません。
四球攻撃を指示するかもしれません。
しかし…やっぱりファンの感動を最優先にして欲しいんですよ。
野球をはじめとするスポーツは「芸術」に近いと僕は思います。
それに従事する一流のプロ・アスリートは「芸術家」と同じです。
我々は決して一般人が真似をする事ができない“芸術家”を見たいから、そして真剣勝負という名の
“芸術品”を見たいからこそ球場に足を運ぶのであって、姑息な知恵くらべを見たいのではないのです。むしろ、一番見たくないのです。
全試合全力で出場して獲得したタイトルこそが、本当に輝く、価値のあるタイトルなのだから。
(だからこそ、フルイニング出場で獲得した首位打者のタイトルは価値があります。また、ルパート・ジョーンズ選手がおっしゃるように、「本塁打王を獲るために4番打者が1番の打順に入る」というのは大賛成。ファンがそのとき最も観たいことを提供してくれています。)
ちょっと話がズレるようですが、スト権行使の場合は、こういったファンの気持ちというものも今一度よく選手たちには考えてもらいたいものです。
ファンサービスというものを一から考え直すぐらいの決意が彼らにあってこそ、「選手会、がんばれ!」と心から言いたくなるというものです。
あー、つれづれなるままに語ってみました。
【追記】
球界再編問題への考え方につきましては、
ルパート・ジョーンズ選手がブログ記事
「球界再編」へのルパート・ジョーンズの考えver1.0
にて、簡潔にうまくまとめてくださっています。
僕もこちらの案には賛成です。ご参考までに!
「巨人がパリーグに移籍してうんぬん」ということが昨今のスポーツ新聞をはじめとする各メディアにおいて激しく書きたてられるようになりました。
(事実関係を追ったブログ記事などありましたら、トラックバックしていただけるとありがたいです!)
まあ、巨人に反旗を翻したセントラル5球団に恨みを持っているといいましょうか、このナベツネさんという人は。。
ていうか、オーナーをやめたんだったら未来永劫黙っていてもらいたいものです。
明大の一場投手が犠牲になり、いまだ処遇も未定だというのにも関わらず、あなたはなぜ安全な場所から好き放題言っているんですか?さぞ動きやすくなって良かったですね。
裏金問題に対して、根本的にはなんの落とし前もつけてないくせに…と、愚痴のひとつもたれさせてください。
あなたが能力・権力・財力のある優秀な人間であることは百も承知ですが、残念ながら努力の方向が間違っているんですよ。
で、なんといいましょうか。
パ・リーグに移籍するとぶち上げたとたんに腰がひけるセ・リーグ各経営陣も案の定って感じです。
大歓迎のパ・リーグ経営陣も「わかりやすーっ」て感じ。
タイガースの久万オーナーをはじめとするセの経営陣が本気で巨人とケンカするつもりなど、全然なかったことは最初からわかっていたのですが、ここまで露骨だとねぇ。
「行かないで~!謝るから~!」って感じ。
子どものケンカよりもわかりやすくて、なんか惨めじゃないですか。
ていうかね、巨人がどこへ行こうが、リーグがいくつになろうが、球団数を減らした時点でプロ野球は「終わりのはじまり」なんですよ。
巨人のパ・リーグ移籍なんて、ツギハギの対症療法じゃないですか。
根本を変革することがない限り、また新たな球団削減が発生し、プロ野球競技人口もどんどん減少し…と言う問題が芋づる式に発生することは目に見えています。
僕は球団数を減らさなくても良い球界の運営システムを考え出すことって、新しい頭脳と時間さえかければ可能だと思うのですよ。
完璧とはいかなくても、今よりも球界が発展しそうなシステムは必ずあります。
もちろん本拠地移転などにともなうファンの痛みが発生するかもしれません。
また、選手自身にも年俸削減などの痛みが伴うでしょう。
でも、「球界の発展のためにはそれしかないんだ」という結論に達したならば、それは受け入れられることだと思います。
なんにせよ、話が急なんだな。
選手が身動きのとれないシーズン中に、いきなり「合併です。1リーグです。ではいきます。」などといわれても、それはファンと選手にとっては、だまし討ちのようなもので。。
オーナー同士の水面下での議論はもう十二分にすませてきたのでしょうが、僕らは知らない。
議論の内容を知って、それが本当に「必要だ」と納得のできるものだったとしたら、僕らは1リーグ制でもなんでも受け入れますよ。
ファンと選手への説明責任を誰もまっとうしていないということ。
それが事態の混乱をまねいているということに、今さらながら気づいてください。
あと、選手のストライキについて。
僕は支持します。
いまのところ選手会の言い分は、我々ファンの言い分に近いですから。
でも、僕的に一つ条件があります。
シーズン終盤、自軍の選手のタイトル獲得のために連続敬遠策をとったり、選手をベンチにすぐ引っ込めたりするのはやめろ
(追記:引っ込めるのは主に選手ではなく、ベンチの責任でしょうが、それが当たり前のようになっているのは受け入れる選手側の責任も大きいだろうという意味です。)
ホームラン王を敵に取らせたくないばっかりに、敬遠で歩かせたりする行為。
また、味方の選手に首位打者のタイトルを取らせるために、打率の温存のためその選手を引っ込めたりする行為。
これは、主に消化試合の頃に発生しますが…。
あのですね、消化試合を見にいってるようなファンこそが本当のプロ野球ファンなんですよ。(乱暴で押し付けがましい言い方ですが、それほどはズレていないかと思います。)
彼ら・そして我々がお金を払ってみたいのは真剣勝負です。それこそがプロの魅力でしょう。
いや、心情はわかります。
タイトル料として年俸に加算される額は一般に2千万円ぐらいと言われますから。
しかし、敬遠策や温存策で獲得したタイトルになんの価値がありましょう?
今回選手会長として活躍中の古田敦也氏も、平成3年10月16日のヤクルト対広島戦において、第一打席でヒットを打ったのちベンチにしりぞいて、落合博満氏(当時中日)との熾烈な首位打者争いにわずか一厘1毛差で勝利しています。
(追記:しけたろう選手情報。それ以前の試合では落合に対しての6連続四球もあったそうです。)
いや、くりかえしますが心情はわかります。
ぼくが監督なら、迷わず選手を引っ込めるかもしれません。
四球攻撃を指示するかもしれません。
しかし…やっぱりファンの感動を最優先にして欲しいんですよ。
野球をはじめとするスポーツは「芸術」に近いと僕は思います。
それに従事する一流のプロ・アスリートは「芸術家」と同じです。
我々は決して一般人が真似をする事ができない“芸術家”を見たいから、そして真剣勝負という名の
“芸術品”を見たいからこそ球場に足を運ぶのであって、姑息な知恵くらべを見たいのではないのです。むしろ、一番見たくないのです。
全試合全力で出場して獲得したタイトルこそが、本当に輝く、価値のあるタイトルなのだから。
(だからこそ、フルイニング出場で獲得した首位打者のタイトルは価値があります。また、ルパート・ジョーンズ選手がおっしゃるように、「本塁打王を獲るために4番打者が1番の打順に入る」というのは大賛成。ファンがそのとき最も観たいことを提供してくれています。)
ちょっと話がズレるようですが、スト権行使の場合は、こういったファンの気持ちというものも今一度よく選手たちには考えてもらいたいものです。
ファンサービスというものを一から考え直すぐらいの決意が彼らにあってこそ、「選手会、がんばれ!」と心から言いたくなるというものです。
あー、つれづれなるままに語ってみました。
【追記】
球界再編問題への考え方につきましては、
ルパート・ジョーンズ選手がブログ記事
「球界再編」へのルパート・ジョーンズの考えver1.0
にて、簡潔にうまくまとめてくださっています。
僕もこちらの案には賛成です。ご参考までに!