カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

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【【緊急告知!】】古田応援歌録音&ラジオ公開録音企画のお知らせ

2004年09月22日 23時59分15秒 | ☆提言・苦言・球界再編
★受付は終了いたしました!ご協力とご賛同をありがとうございます。混迷のプロ野球界の未来を応援するために。本日レコーディングにいってまいります!★




緊急告知はラブズトーリーよりも突然に…!

古田選手会長を応援する「古田応援歌(仮)」を録音し、ネットで大公開しましょうという素晴らしい企画のお知らせです。

発起人&トータルプロデューサーは「マジメにぼやいてみよう」でおなじみ。
ドラゴンズ・ファンの総大将こと、小谷隆様です。

【参加基準】
★当日、自費で「JR総武線・小岩駅」に来ていただける方。
(東京近郊の方に限られるかもしれませんね。)
プロ野球選手会および選手会会長・古田敦也氏を励まし、応援したいという気持ちでいっぱいのプロ野球ファンの方。



もちろん原曲は小谷様が着々と制作を進めておられます。
当日の参加者は、楽しく熱く、ただ歌って盛り上がるだけです。

歌詞についてもまだまだ未定だそうですが、おそらく当日のノリでどんどん変わっていく可能性もアリ。
単なる「中日優勝おめでとうソング」になりそうな場合は、僕が全力で阻止します!

楽器ができなくても、楽譜が読めなくても、歌がうまくなくてもオールOK!
野球界の未来を守る気持ち・そのために奮闘するプロ野球選手会を応援したい気持ちがあれば、それで充分です。


【日時】
2004年9月23日(木) 
15:00(14:50集合)


【場所】
東京都江戸川区にある録音スタジオ。

JR総武線小岩駅のすぐ最寄です。

【予定】
★15~18時 録音 (&雑談収録)
★18~20時 近所の居酒屋で宴会形式公開録音

「公開録音」というのは、ラジオ番組の録音のことです。
すなわち、小谷様が管理運営されている24時間ネットラジオ「これい~な」内で放送する「プロ野球座談会・古田くん、ハイ!(←思いっきり仮称)」の録音ですね。
まあ、酒でも飲みつつ、熱い野球談義に花を咲かせればそれでOKだと思われます。

【一般参加者の方の会費の目安】 
スタジオ登録費 1000円(←これはなくなるかもしれないそうです)
宴 会 費   3000円程度

【参加表明締め切り】
前日22日(水)の午後10時

【定員】
宴会のことを考えると最大12名(つまりあと8名)程度

【「参加したい!」という方の連絡先・お問い合わせ先】
kotani@street-voice.com

小谷様のメールアドレスになります。
こちらにメールを送っていただくと、この企画の詳細などが小谷様より連絡していただけるシステムになっております。




というわけで、この企画にはもちろん僕も参加いたします。
憂球の士・漫画狼の熱き生叫びを、皆様のパソコンに届けるために…!


ああ。レコーディングも楽しみですが、飲み会も楽しみです。
球界再編問題を、小谷様とともにマジメにぼやいて参ります!

【追 記】
遠方の方も参加する方法があるようです。
詳しくはこの記事にトラックバックをいただいている、小谷さまの「マジメにぼやいてみよう」の記事にて!

【さらに追記】
コメントのみでの参加も受付を開始!
くわしくはこちらの記事をご参照ください!

スポーツ報知のアンケート結果でました。報知がナベツネの「院政」を認めた!?

2004年09月22日 22時33分54秒 | ☆提言・苦言・球界再編
「プロ野球史上初のストライキ突入でアンケート」と銘打って、スポーツ報知がWeb上で投票を実施していたアンケートの結果が出ました。
当ブログでも「きけ、ファンの声!『スポーツ報知』のWebアンケートへ突撃せよ!!」というタイトルの記事にて皆様の投票を呼びかけ、結果を注目しておりました。

アンケート結果はこちらです。

投票総数:5493票

【1】 選手会のストライキ突入決定について?
・支持する 4922/5493 89.60%  

・支持しない 456/5493 8.30%  

・どちらともいえない 115/5493 2.09%  

選手会側を支持する意見が見事大勝利をおさめました!

これは9月10日より実施された前回のアンケート結果よりも、より選手会を支持する声が強くなった事も証明しています。
前回の投票総数が1360票ということで、今回はその約4倍。
関心の高まりと読売への怒りが結集したかたちになりました。


で、コメント欄でも少し触れていたのですが、改めて感じていた疑問。

こちらの「アンケートインデックス」から過去のいろいろなアンケート結果を参照していただくとわかるのですが、だいたいのアンケート(サッカーが中心)は結果のみの発表。今回もそうです。

しかし、先ほどもご紹介した 前回のアンケート結果では、投票の際に寄せられたご意見が結果とあわせてわざわざ表記されているんですね。

これ、読んでいただくとわかりますが、少数派であるスト反対意見の発表に力を入れるあまり、スト反対の意見は非常に香ばしい暴言をそのまま転載。

で、いっぽうのスト賛成意見はあたりさわりのないもの。
ただ、なんか1つだけひっかかるものが…

清水 和明(54)=新潟県= 球団減少ありきから始まった今回の騒動は、全く理解できない。渡辺前オーナーは、もっと広い考えを持った人だと思ったが残念。選手会頑張れ!

これって、渡辺前オーナーを批判しているようにもとれますが、ものすごく疑いかかってみれば渡辺前オーナーさえ健在ならば、こんな風にはならなかったのに。やめてしまって残念!という意見にもとれません??

そしてそれよりも気になる事。

辞めた人間は今回のストについては本来まったく関係がないはずなのに、ここで報知が(おそらく無意識に)ナベツネ氏の名前を出したという事は…読売自らがその院政を認めたということ??

ちょっと考えすぎでしょうか。

ともかく今回のアンケート結果には投票者の意見が掲載されていません。
前回は、どうしても香ばしいスト反対意見を、総力あげて発表したかったのでしょうね。

以上です、編集長!

西武ドームで潮崎と佐藤の最後を見届けました。

2004年09月22日 17時02分01秒 | ☆野球
なんとこれだけ野球のことを熱く語り倒している僕ですが、今季プロ野球を生で観戦するのはなんとはじめて
阪神戦の指定席チケットが関東でも人気のため入手しにくいことと、「そろそろ」と考えていた矢先に再編問題が勃発し、観戦の気力が少なからず失われてしまったことが原因です。

しかし…

リスクを承知でストを決意し、そして決行した選手会の熱意に促されるかたちで、「なんとしても生で応援したい」と思い立ち、自宅に程近い西武ドームにやってまいりました。

西武ドームは初体験です。
駅をおりると目前にひろがる…んん??バックネット?
要するにグランドの高さが地面と同じなので、練習中にバックスクリーンのスクリーンを持ち上げるとホームベースまでが丸見えなんですね。ちょっと感動。
「ここで野球がはじまるぞ」という気分が高まります。

西武ドームでの公式戦最終戦ということで、内外野自由席がなんと無料開放
チケット確認もなく、もちろん購入する必要もなく、スルスルっと入場完了。
こういった最終戦でのサービスは他球団もよくやっていますね。(タイガースは知りませんが)



昨日もご紹介した写真ですが、右下に写っているのはザ・クーピーズでともに活動する…ていうか、 「たんたんの絵本です」で一部にはおなじみの、たんたんです。

今日は西武・潮崎投手の引退試合も兼ねているとは知りつつも、テレビでしか観たことのないマリーンズ・サポーターの熱烈な応援を肌で感じてみたく、あえて三塁側ブルペン前に座ってみました。

潮崎投手。

思えば「魔球シンカー」は彼と、現メジャーである高津投手の代名詞。
しけたろう様のこちらの記事によると、高津投手と潮崎投手は同い年で誕生日も一日違いとのこと。
たとえライトなプロ野球ファンでも、多くの人間が彼の顔と名前、そして全盛期の活躍する姿を記憶しているはずです。

カレーと焼きそばとビールを平らげた頃、試合開始。

大声援のなか、まだ誰も投げていないきれいなマウンドに潮崎投手が向かいます。
対戦するのは、これもマリーンズで今季限りの引退を表明したばかりの佐藤幸彦外野手(36)。

西武潮崎が最後のマウンドで、いきなり宝刀を抜いた。ロッテ佐藤への初球、右手の指に吸いつき、解き放たれていったシンカーだった。カウント1-1から最後は直球で右飛に仕留めた。

上記はニッカンの記事より。



西武ベンチの誰もが、そして球場にいた全ての人間が彼の現役最後の姿を見守りました。

投球を終えた潮崎投手に歩み寄る西武ナイン。
場内からは敵味方区別なく割れんばかりの拍手。
何度も何度もお辞儀をし、花束を高く掲げ、「ゲームはこれからですよ」と言わんばかりに感傷を振り払い、ベンチに消えていった背番号16。
忘れられない光景を目に焼き付けました。

さあ、仕切りなおし。
プレーオフの“アドバンテージ1勝”を首位ダイエーに付けさせないよう、絶対に負けられないライオンズ。
プレーオフ進出の望みを決して捨てていない、死に物狂いのマリーンズ。

ロッテが逆転勝ちした。2点を追う6回にベニー、フランコ、李の3者連続本塁打で鮮やかに逆転。7、9回にも1点ずつ加えた。清水直は7回途中まで5安打4失点で10勝目。西武は5回から突然乱れた張誌家が誤算だった。
上もニッカンの記事より。

テレビなどでご覧になった方もおられるでしょうか?
「ベニー・フランコ・李」というマリーンズ中軸が、「カブレラ・和田・フェルナンデス」という、12球団一・精力絶倫であろうライオンズ中軸に打ち勝った試合でした。
序盤にとばしたすぎたであろう張誌家がいきなり3連発でノックアウト。



なかなかこういう時にしかパリーグの選手似顔絵を公開できないので、出ていた選手もそうでない選手もついでに公開。



↑やはり肉眼でも顔面が曲がってました(笑)。

↑パワーと打席での威圧感が世界級。ホームラン打ってました。




これが僕が3塁側に席をとった理由のひとつ、生ベンちゃんです
ときどき汗をぬぐうために帽子をとってくれます。
「これもサービスの一環か?」と妙に感心しました。

各セントラルの球団はこの日観客動員で苦しんだとききますが、無料開放に関係なく集まったに違いない誇り高きマリサポの皆様。
千葉ロッテと初芝を愛してやまないマリサポの皆様。
野球とパ・リーグを愛してやまないマリサポの皆様。

「キミはマリサポをみたか?」と問われれば、「みた」と即答できるようになった自分がうれしい。

若いです。元気です。紳士です。熱いです。圧巻です。感動です。
騒がしい応援に賛否両論はあるかもしれませんが、彼らのマリーンズを応援しようという純粋で熱すぎる気持ちに、プロ野球の明るい未来を予感しました
マリサポは本気でかっこいい!
もちろんライオンズの応援団もおおいに熱かったことは言うまでもありません。

お金を数える売り子ではありません。小林雅英投手です。
ブルペンがすぐ前の席だったので写真におさめました。

このブルペンでは、あの魅惑のアンダースロー・渡辺投手の投球練習も堪能。
「キミはワタナベをみたか?」と問われれば、「ブルペンだけどね」と即答できる自分がうれしい。

最後までみどころ満載の手に汗握る試合は6対5でマリーンズが勝利。
1 2 3 4 5 6 7 8 9
ロッテ0000131016
西武0300001015

プロ野球ファンなら、このスコアボードだけでわかっていただけると思います。




さて試合終了後、潮崎投手のセレモニーに先立ってマリーンズ・佐藤選手の胴上げがありました。
彼もまた、潮崎投手と同じくロッテ一筋だった選手。


ベンチ前では家族の方が花束をもってお出迎え。
場内から割れんばかりの拍手と歓声。

そして、西武の最終戦セレモニーがはじまります。
サインボールの投げ入れはビジター側のため、遠くから見守っておりましたが、F1セブン・高波選手がこっちをむいて笑ってくれたような気がしました。




↑伊東監督のありがたいお言葉。プレーオフで死力を尽くして頑張る宣言。

そして…。

潮崎投手引退セレモニーがはじまります。
それに先立って、スコアボードのビジョンに映し出される潮崎投手・栄光の軌跡。

ドラフト一位指名の初々しい映像。
ジャイアンツとの日本シリーズで最後の打者・駒田を討ち取ったガッツポーズの映像。
秋山・清原・工藤など、ライオンズを去った選手のカット映像のあとに続く、「西武一筋15年」という文字とアナウンス。

1つの球団で選手としての生涯を終えることの難しさと値うちに、あらためて思いをはせました。
「潮崎は必要」と認められたからこそ、15年間西武のままでいられたのです。
それはロッテ一筋のマリーンズ佐藤選手も同じ。

「思い残すことは何一つありません」
「これからは西武ファンとして、ライオンズを応援します」

そして場内を二人のお子様とともに一周する潮崎投手。
降り注ぐ無数の紙テープと歓声をくぐり抜けながら、花束を高々と掲げつつ、何度も手を振りながら。
マリサポも、あらんばかりの声を張り上げての潮崎コール。
感動です。





去年の伊東監督の引退セレモニーと同じく、最後はビクトリーロード(バックネット裏の観客席の階段)をゆっくりと踏みしめながら最上段まで。
ファンの方の赤ん坊を抱っこして記念写真に応じる彼の笑顔は、とても若々しく、そしてやさしく…。

最後にこちらを振り返り、深々とお辞儀をし、手を振りながら消えていった潮崎投手の姿を、球場にいた全ての人間が心に焼き付けました。

潮崎投手・佐藤選手。
本当にお疲れ様でした。
これからも頑張ってください!


やっぱり、野球っていいですね。
いい気持ちで「古田応援歌」のレコーディングに突入できそうです。