よしなしそこはか

心に映り行く由なし事をそこはかとなく書き作れば
高血圧、上腸間膜動脈解離との付き合い方を記します。釣り情報もね!

ポイント情報(勝浦・黒鼻の磯)

2006-03-28 09:10:21 | 外房

地磯に挑戦したくなって「いきなり黒鼻???」というご意見もいただきながら、ネットで検索してもあまり情報がないので自分で作ってみよう!と経路の写真を撮ってきた。

クルマの場合はR128を勝浦から鴨川方面に進み「松部交差点」左折、松部漁港を左に見ながら細い道とトンネルを辿り、バス停「砂子の浦」が目印。1日500円の駐車場にクルマを止めこれからの山越えに備える。

電車利用の場合は外房線「鵜原駅」を下車、改札を出て左方向(R128方面)に進み、R128の人道トンネルを抜けて吉尾(吉祥寺)方面に右折する。すぐまたトンネルあり。だらだらと坂道を下り道なりに進むと吉尾漁港に突き当たる。左方向に進みトンネルと越えるとバス停「砂子の浦」に到着。駅から徒歩25分くらい。

いずれの場合も山越えには釣具屋さん「キャ○ティング」で仕入れた3000円の背負子が非常に役立つ。

砂子の浦バス停から黒鼻への入磯口方面を見る。目印は「釣船 海要丸」の看板。この先を右に曲がり神社への道の右側に傾斜路が見える。(↓)

この傾斜15度位の道を登っていく。この辺は未だ余裕。

更に進むと右手のお墓の前に細い山道への階段が見える。どう見ても落石しそうな場所だ。

山道のイメージはこんな感じで3つ折れのヘアピンカーブ(?)を描きながら上っていく。先人達のスパイクの跡で溝になっていて深くほじれていることと、勝浦周辺特有の粘土質砂岩の為雨の後などはかなり滑りやすい。少なくとも片手は空けておき無理は禁物!

そして頂上に到着すると勝浦漁港、八幡岬方面が正面に見える。道幅は50cmくらいで右側は崖下になっているので強風など油断大敵である。夏場は虫との戦いが予想される。

人気の釣座、通称「ボラッパナ」を眼下に見る。手前は深いワンドになっていて釣座から海面まで満潮時でさえ5-6mある。水深も5-6mあるそうだ。5.4m前後の玉網では届かない。

ボラッパナへ下りる際はこのロープを伝って下りていく。ここも滑りやすいのと進路方向が直線ではないのでバランスを崩しやすい。くれぐれも無理しないことと片手しか空いていない時は2回に分けて運んだ方が賢明だ。

更に草木を掻き分けて進むと先端部が見える。(八幡岬が見える)ここから先はロープすら十分でなく先人達の通ったあとを辿りながら大きな起伏を越えていく。怖いと思ったらやめたほうが良い。

これが黒鼻の磯、先端部だ。勝浦湾の入り口に位置するので潮通しはもちろん良く、水深も6-7mあるそうだ。ただしこの日はべた凪で無風だったため下りられたが、しばしば波がかぶっている。

先端部から吉尾・勝浦海中公園方面を見る。足元にはチャランボを立てた穴が無数にあった。皆大物を期待して訪れた夢の跡だ。ただ残念なことにこぼしたコマセが散乱していてあまりモラルが守られているとは思えなかった。見つけたゴミは拾って帰ってきた。

※当然、自己責任で入磯するわけだが、事故が多発していると聞いています。勝手に遭難して他人様に救助の手を煩わせることはしたくないし、損害保険に入って家族にも面倒をかけないようにしたいと思います。あくまで私見ですが。。。

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釣行記(2006/3/20)

2006-03-24 00:03:12 | 外房


2006年3月20日(月) 9:00-15:00
大沢港 電車釣行

・磯(1.5-530)、円錐ウキ4B、2段ウキ、ナイロン2.5号、ハリス1号、グレ針4号
・磯(4-530)、遠投アジ専科(10号)、ダイワ遠投カゴ(10号)、投げサビキ(アジ7号)

・釣果は、、、、、マ・ル・ボ・ウ・ズ


<最高の天気、この絶景、ハイキングに行ったんですっ、ハイキング!>

行川アイランド駅からR128を西方向へ徒歩10分。トンネル内の狭い歩道を慎重に抜ければ崖下に大沢漁港が広がっています。
「ああ本当にいい天気。たとえ釣れなくてもいいや。」
確かに一回そのような不吉な言葉がよぎりました。この時点で釣果は決まっていました。。。

それでは言い訳を聞いていただきましょう。
・低気圧通過、春一番直後なのに予想に反して澄み切った潮。
・べたべた凪、潮の動きもなし。
・防波堤外側に向って船道に投げたいのに完全な向かい風(南西)。
・足元に海草とガチガチ岩礁で根がかり必至。
・潮はどんどん下げて一向に魚信はなく極小のトウゴロウイワシが群れているだけ。


<釣り禁止の先端部分と前方の防波堤を見るとこんな感じ>

この場所を諦め、港内の岸壁に移動し足元にコマセを打ってみるが状況は同じ。40cmくらいのボラが5-6匹で群れて寄ってきたので、見釣りしてアワせたのが唯一のおさかなさんだった。ただしボラは我が家で非常に不評なので魚体に触れることなくそのままリリースしました。

#玉網の練習にはなった、かな(虚無。

夕マズメまで粘るまでもなくコマセ終了とともに納竿としました。前回釣行が釣れすぎだったので「そうはうまく行くか」という風に納得をし、コマセ5kg分軽くなったバッカンを担いで帰途についたのでした。

※まじめな反省。
この港は密漁が原因で釣り禁止になったことのある場所でした。今は漁業関係者にご理解いただいて上記写真(左堤防先端と右堤防全域)を除いて釣りは許可されていますが、この日は平日。今ヒジキ水揚げ最盛期で決して邪魔にならぬよう神経を使いました。本当は漁協定休日に竿を出すべきだと思いました。


最終出勤日 当日。

2006-03-20 23:04:24 | 転職へ
この日が来た、最終出勤日。
形容し難い複雑な感覚で、ただ視線だけは遠くを見つめている感覚だった。

会社組織が変わり、株主が変わり、社名が変わりこれまで幾度となく退職挨拶を受けてきたが、いざ自分がする側になると何故か当事者感覚が鋭くない。

●朝、監視室での挨拶。
一生懸命に耳を傾けてくれるメンバに素直に申し訳なくなっていた。
●「職人」を教えてくださったファシリティの皆さんとの挨拶。
勿体無くありがたいお言葉を頂き、これからのお付き合いへの意思を硬くした。
●営業担当諸氏との挨拶。
現業務以前から繋がりがあったことを実感し真剣だった故に「戦友」という錯誤的な言葉が浮かんだ。これからは先輩として諸事ご教授いただくことをお願いした。
●管理部門諸氏との挨拶。
やはり体調を崩していることが判明、一番大切にすべきものは健康と家族と心の笑顔であることを再認識した。
●我が同僚諸氏
皆さん、大変申し訳ありません、「身内を最後に」と思っているうちに時間配分をすっかり間違えて一番大切な時間をminimumにしてしまいました。手段・メディアは選ばずいっぱいお話させてください。

きちんと自分は「ありがとう」を言えたか、伝えることが出来たか。
孤独ではない、独りでは何も出来なかった、お互いを高めあったことを実感する。
意見の後ろ支えだけでなく人々の活動の牽引もきちんと出来ていたなら、この点が後悔の一番深いところ。

・・・

○役職らしい意思決定も出来ないまま、変わらずお付き合いいただきご出席いただいたお取引先幹部職員の皆様、大変ありがとうございました。
○退職公開から送別会までの短期間に幹事を完璧に務めていただいて本当にありがとう。
○忙しく進行中案件を持ち少しでも対応時間が欲しい状況にもかかわらず、万障を繰合せて出席頂きありがとう。
○現業務を引き継いでいただいた皆さん、これからもよろしくお願いします。

この日の思いを決して忘れず自分の居場所を確保します。
これからもお付き合いをよろしくお願いいたします。

こじんまり送別会

2006-03-16 15:03:09 | 転職へ


<浅草橋 ひょっ子(焼鳥屋さん)>

以前から幾度も一緒に仕事をしてきた仲間が、こじんまりと送別会を開いてくれた。
場所は幾つかあるお勧めスポットから、私の希望で「浅草橋 ひょっ子」という焼鳥屋さんだ。
店構えからして、わくわくしてしまう素敵な雰囲気で、料理がこれまた絶品!

手羽先、ねぎ間、皮、ぼんじり、ハツ、、、すべてその日お店で捌いて串を打ったものということ。
ものすごく、んまかった!モモ肉たたきもおいしぃ~。

今は会社が分割したり社名が変わったりで、それぞれ異なった組織できちんと自分の居場所を見つけて「生き抜いている」感じがした。しかしながら私は外へ新天地を求めて。。。

これからもお付き合い、よろしくお願いします。

なんと、iPod Shuffleをプレゼントでいただいてしまった!
調べたら7900もしてるよ>sera-eさんっ!今度おごるからよろしくね!

 


掘出物。

2006-03-14 12:00:41 | 釣りその他

週末にキャ○ティング 青○プラザにふらっと立ち寄ったら、ショーウィンドの中でひときわ安い値札を発見。 SHIMANO BB-X EV 3000 7350円也。

レバーブレーキリールが欲しいと思っていて、なるべく安価なものをとDAIWAのトライソの最安値を探していたが、 この金額なら言うことなし。で、即衝動買い。3-4年前のモデルで型落ちなのは知っていたが、金額にほだされてしまった。

これにサスペンドタイプのナイロン道糸2.5号を150m巻いて使うことにした。多少重い(330g)のは仕方なし。まずはパーマの嵐にならないように操作に慣れないと。

替スプールに4号くらいを巻いておきたいのだけど、単体で手に入るのだろうか?もし「販売終了」だったら互換性のあるスプールを探さなければいけない。さて。


釣行記(2006/3/10)

2006-03-11 23:20:04 | 外房


2006/3/10(金) 7:00-15:30
吉尾漁港 クルマ釣行

・磯(1.5-530)、円錐ウキ2B、2段ウキ、ナイロン3号、ハリス1.5号、グレ針5号
  →後に投げサビキ(スキン6本針、下カゴ)に変更

・アジ(68匹!:16-22cm)、カタクチイワシ(41匹!:10-14cm)、トウゴロウイワシ(6匹)

そぼ降る雨の中、意外にもアジ&イワシ爆釣!
自宅を出て宮野木JCT付近からもう雨が降りはじめ、何度も竿を出すか否か葛藤しながら気付けば既に墨名交差点に到着していた。雨合羽を着てやる気が維持できる限りやってみよう。
(雨に降られながら竿を出すとかなりやる気が失せませんか?)


<雨の吉尾漁港>
※ノリメジナ用のアオサ海苔はこの船揚場で拝借する。

ところが意に反して一投目からレギュラーアジがヒット。しかも活性も高い。
まず家族に人数分をキープしたところから、タナを1ヒロから竿1本分まで徐々に下げていってもアジの食いは止まらない。船道のかけあがりを漁港のウチから外まで探ってもアジがかかる。。。

#本命のメジナは本日はいらっしゃいませんでした。

準備したコマセも残りわずかになったところから、ツケエもコマセ投入も面倒くさいので投げサビキに仕掛けを変えて、投入したらイッカの連続!おまけに今日のイワシはトウゴロウよりもカタクチイワシの方が多い。

♪イワシは醤油、みりん、生姜スライスで圧力鍋で15分煮るとうまいですよ♪
♪地元釣りおじさん談「アジよりうめぇから、オラはイワシねらいだぁ」♪

気付けば7.5ℓのミニクーラーは満杯で、サカナの重みでずっしり。そして俺にっこり。
コマセもなくなり、もうクーラーには入らないので納竿となりました。


<アジ大行進!>
※このアングルから撮ると、みんなこっちを向いていてキモチわりぃ。

【今日の研究課題その1】
ノリメジナの釣り師2名が後から登場して、大きめな円錐ウキに水中ウキを加えて力任せに50m沖にブン投げていた。「あんな遠くまでコマセはどうするんだろう?」と思っていると、港内から船道外への払い出しに乗せるように足元にばら撒いていた...。そんなに遠くまで遥か流れて拡散したコマセで、ノリメジナサイズの良形が寄るんだろうか?

【今日の研究課題その2】
潮待小屋 管理人さんのブログにあった「アジのさばき方」を練習してみた。すごい便利。
 1. 脳天-エラの後ろ-ムナビレを結ぶ一直線で背骨に当たるまで包丁を入れる。
 2. 脳天の後ろから皮をつまんで一気に尻尾まで皮をはがす。
 3. 両側とも同じく皮をはがす。
 4. 尻尾の方から頭に向かって背骨に平行に身を削ぐ。
 5. 内臓(腹膜)を傷付けないように1.の切れ目まで包丁を進める。
 6. 出来上がり!
皮と一緒にウロコもぜいごも取れるし、内臓も出さないので台所も汚れない。身を削ぐときの「アジ包丁」が欲しくなってしまった。このやり方で早速アジフライを大量に作ったが、骨も少ないしおいしかった。
よし、アジ包丁、調べてみよう。

#指先が魚臭くてネコが寄ってくる、、、噛まれそう。

 


おすすめ

2006-03-07 14:00:36 | 食べること

ときどき

いつもお昼ご飯でお世話になっているおすすめの店を紹介します。
新宿御苑前「む○い」。

ほとんどのメニューが700円で、メンチカツ定食は一見価値があります。とにかくでかい!
ヒレカツ定食も700円で、このボリュームはきっと大食漢でも満足すると思う。
あと好んで食べるのは魚フライ定食。20cm超アジのフライが3つもついてくる。
ラーメン「お○ど」の左隣です。(※ 掲載可否を確認していないので伏せてます)

加えて、このお食事どころの通り反対側には、リーバイスのusedを1000円で販売している古着屋さんがあります。こちらも必見。

 


釣行記(2006/3/3)

2006-03-06 09:54:13 | 外房

 →
2006/3/3(金) 13:00-20:00
黒鼻の磯 電車&クルマ釣行(※磯デビュー)

・磯(1.5-530)、円錐ウキ4B、2段ウキ、ナイロン3号、ハリス1号、グレ針6号
・磯(4-530)、遠投アジ専科(10号)、自作遠投カゴ(10号)、投げサビキ(アジ7号)

・アジ(20匹:15-20cm)

我が磯釣り師匠と二人で釣行、しかも磯デビューが黒鼻の磯という非常にわくわく度の高い釣行だった。結果はアジのみではあったけど、崖をロープづたいに降りて、本物(?)のサラシに仕掛けを投入して、達成感はこの上ないです。


<磯デビュー 初獲物はレギュラーサイズのアジ>

師匠の最寄り駅まで電車に揺られ、そこからR297をクルマで南下。勝浦到着は13:00だった。荷物を背負子にまとめ神社横から細道を上り、尾根を歩いて最初の崖を下っていく。
崖の傾斜がキツい訳ではないが、特有の粘土質が滑り、スパイク磯ブーツをもってしても無理はできない。背負子の重さに負けて後ろに落ちればそのままV字ワンドの底まで一直線。。。ロープも湿っていてグローブしていても滑る。はやる気持ちを抑えて冷静に一歩一歩確かめた。

ウキフカセの準備をしコマセを作って、と思ったら釣座が高くて海水が汲めない!これもまた磯ならではとほくそ笑みながらポイントに思いをめぐらす。
サラシの向こうに投入。2-3投目でウキが消えた!
1.5号の竿がお月様になって、見る間に手前の磯に突っ込もうとする!ドラグが鳴り続け締める間もなくハリスが切られた!こりゃぁもう癖になりそう。

しかし、その後はレギュラーサイズのアジのみ。この日この場所のアジは引きが強く、スパッとウキが消えるが上がってくるのは20cm以下。小さいくせに気合が入っていて楽しませてもらった。



夕マズメになって遠投カゴ仕掛けに変えたが、つれたのはアジ1匹だけ。
海は刻々と変化して日没と同時にうねりが強くなった。7-8mある釣り座の上までしぶきがかかり始めたので師匠ともどもお開きとした。

帰りの崖登りも慎重に一歩一歩確かめながら、無事に駐車場まで戻った。

翌日、心地よい筋肉痛が相まって達成感に浸っていた。
やはり癖になってしまった。。。なぜなら週末釣具屋に出かけて軽量背負子を買い込んでしまった。
一級地磯と呼ばれる意味が良く分かった。もう虜になってしまった。


この景色、忘れない。

2006-03-02 00:16:52 | 転職へ


引継ぎ作業が進んでいく。
今はきちんと「思い出」を辿って過去を振り返るべき時。
ふと窓の外を見れば見慣れたこの景色。雨。


<外はあいにくの雨>

故障対応、顧客連絡、報告書作成、対策指揮、緊急連絡...etc
この景色を背中に感じながら一つ一つ真剣に取り組んできた。

何をしていても最後に大切なのは「人」。
「人」を敬い、尊重し、受容し、正面を向いて、感謝を忘れずに、真剣に。
この信念だけは決して変えることなく歩いていく。

ありがとうございます。心から感謝しています。