よしなしそこはか

心に映り行く由なし事をそこはかとなく書き作れば
高血圧、上腸間膜動脈解離との付き合い方を記します。釣り情報もね!

最終出勤日 当日。

2006-03-20 23:04:24 | 転職へ
この日が来た、最終出勤日。
形容し難い複雑な感覚で、ただ視線だけは遠くを見つめている感覚だった。

会社組織が変わり、株主が変わり、社名が変わりこれまで幾度となく退職挨拶を受けてきたが、いざ自分がする側になると何故か当事者感覚が鋭くない。

●朝、監視室での挨拶。
一生懸命に耳を傾けてくれるメンバに素直に申し訳なくなっていた。
●「職人」を教えてくださったファシリティの皆さんとの挨拶。
勿体無くありがたいお言葉を頂き、これからのお付き合いへの意思を硬くした。
●営業担当諸氏との挨拶。
現業務以前から繋がりがあったことを実感し真剣だった故に「戦友」という錯誤的な言葉が浮かんだ。これからは先輩として諸事ご教授いただくことをお願いした。
●管理部門諸氏との挨拶。
やはり体調を崩していることが判明、一番大切にすべきものは健康と家族と心の笑顔であることを再認識した。
●我が同僚諸氏
皆さん、大変申し訳ありません、「身内を最後に」と思っているうちに時間配分をすっかり間違えて一番大切な時間をminimumにしてしまいました。手段・メディアは選ばずいっぱいお話させてください。

きちんと自分は「ありがとう」を言えたか、伝えることが出来たか。
孤独ではない、独りでは何も出来なかった、お互いを高めあったことを実感する。
意見の後ろ支えだけでなく人々の活動の牽引もきちんと出来ていたなら、この点が後悔の一番深いところ。

・・・

○役職らしい意思決定も出来ないまま、変わらずお付き合いいただきご出席いただいたお取引先幹部職員の皆様、大変ありがとうございました。
○退職公開から送別会までの短期間に幹事を完璧に務めていただいて本当にありがとう。
○忙しく進行中案件を持ち少しでも対応時間が欲しい状況にもかかわらず、万障を繰合せて出席頂きありがとう。
○現業務を引き継いでいただいた皆さん、これからもよろしくお願いします。

この日の思いを決して忘れず自分の居場所を確保します。
これからもお付き合いをよろしくお願いいたします。