よしなしそこはか

心に映り行く由なし事をそこはかとなく書き作れば
高血圧、上腸間膜動脈解離との付き合い方を記します。釣り情報もね!

釣行記(2007/7/7)

2007-07-09 18:10:15 | 外房
2007年7月7日(土) 10:00-18:30

黒鼻の磯

・遠投磯(5-520)、PE3号、発泡ウキ(15号)、カゴ天秤15号、フロロカーボン2.5号
・遠投磯(4-530)、ナイロン5号、中通しウキ8号、中通し錘6号、フロロカーボン4号
・シーバス(11ft)、ナイロン5号、フロロカーボン4号(リーダ)、各種9cmミノー(ローテーション)

マアジ(18-24cm:15匹)、ショゴ(20cm)、サバ(21cm:2匹)


<丸々太ったノッコミアジ。サバは未だスマート>

中国出張、胃腸炎、やぼ用 etcと出漁が遠のき気がつけば1ヶ月ぶりの釣行となりました。久しぶりにホームグラウンドに戻ってきました。
本当は朝マズメに間に合うように目覚ましをセットしたのですが、心が折れてしっかり朝まで眠ってしまい6時起床。普通に「燃えるごみ」とか出したりして、出勤するように出漁しました。

予報では朝9時には弱い雨がやむことになっていましたが、R297の峠を越えたら濃霧!前見えない!勝浦が近づくと今度はどしゃぶり!しばらく車中で暇をつぶして小降りになったところで山越え開始。夏場のここは草が多い茂っていて足元が見えない。慎重に先端まで進むと、何とこの土砂降りの中先客が3名。

「雨なのによくここまできたねぇ」「いえいえお互い様です(笑」と挨拶を交わしながら仕掛けを投入し始めると30分くらい経ってレギュラーサイズのアジがヒット。
泳がせ仕掛けを急いで作って背びれに掛けて投入するとものの10分でウキが入るではありませんか!30数えて遅合わせをすると、いいところでハリスがスパっと切られてばらしてしまった!

ハリスの切断面を見るとフグのような「ギザギザ」ではなく鋭利に切れている。鮫っぽい。。。同じパターンを繰り返すも姿を見ることはできず、UMA退治の思いがつのっていく。

アジはというと濃霧・小雨のおかげか日中もポツポツ釣れ続き体高の高い太ったアジが10数匹。
お土産確保できたところで次は弓角、ミノーにチャレンジです。

結果は×でしたが、納竿間近ににょろにょろを超スローで引いていると、銀色の魚体がサラシの中でヒラを打ち、でっかい口をあけて追いかけてくるではありませんか!しかーし、フッキングせず。
次回は「コマセ、餌禁止」の縛りで一日中竿を振り続けようかと思います。

病み上がりの入磯は少々答えましたが楽しかった!またくるぞ!

 


中国出張報告

2007-07-03 11:49:31 | よろず

6月18日(月)から20日(水)の3日間、中国アモイ(Xiamen)に出張に行ってきました!

昨年もこの時期(2006年7月)に出張してきたのですが、担当しているお客様のKey Personをお連れして製品工場の品質管理全般をご覧いただく目的です。2度目とはいえやはりドキドキものの旅行となりました。


<コロンス島への船着場近くの商店街風景。気温32℃、湿度90%!>

仕事の話はさておき、印象に残ったことをいくつかお話します。

●交通事情●

市内の移動手段は全部TAXIでした。アモイの人々はほとんど英語でコミュニケーションしないので行先を尋ねるのも漢字で筆談。バスに乗る勇気はないのでTAXIです。
車種は生産工場の関係でフォルクスワーゲンが圧倒的に多く、ジェッタもしくはサンタナベースですが、如何せんボロい。傷へこみは当たり前で錆びていないクルマは居ません。自動扉ではないので自分で開閉するのですが、鍵が閉まらないこともありました。
スピードメータが動かない、夜間メータ照明が切れている、ガラス窓が閉まらない、などなど、愉快なことが満載です♪ 傷へこみ直しに4-5万払ってしまう日本国内のクルマ事情とは全く異なります。
また割り込み、幅寄せ、信号無視ありきの運転なので事故が絶えないようです。事故った時は人身事故でなければ怒鳴り合いの示談を行い、お互い気が済めばそのまま別れます。なので「今そこで事故りました!」みたいなトランクルーム半壊状態のクルマが走っていたりします。
横断歩道が極端に少ないので、70-80km/hで流れている幹線を平気で人間が渡っています。人身事故は日本の10倍程度発生するらしいですが、人口も10倍、登録台数は同等なのでどう見るべきでしょうか?
路面は想像より良く、撥水舗装とまではいきませんがサス&ダンパがへたったTAXIでも乗り心地は悪くありません。とにかく建設ラッシュであちこちで道路工事をしています。ゼネコン活気が羨ましい。

●食事事情●

生まれて初めてハトを食べました♪野性味溢れる歯ごたえがうまーでした。


<ああー平和の象徴が、、、>

お客様ご一行を招待して一緒のランチ。直前になって現地担当者から「Is it OK, pigeon?」と聞かれ前後の脈略がないので「この人何が言いたいんだろう?」と思い、「Pardon me?」と聞き返すと首を前後に動かして「Pigeon, pigeon!」と連呼。まさかとは思ったが本当に鳩が皿に乗って出てきました。
お味はというと北京ダックの皮の様な食感と、居酒屋でたまに見かける「すずめの丸焼き」のような食感で、鶏肉ほど食べるところはなく香ばしくて美味しかったです。
「食用鳩ってあるのか?」と聞くと、本当か嘘か「その辺で捕まえてくる」と言っていました。確かにアモイの街中には道路際にも公園にも鳩はいません(恐。そういえば猫も犬も居ません(恐x2。迂闊に愛犬・愛猫を外に放つと隣人の胃袋に入ってしまうのでしょうか?鳩の話題はこのくらいにして、、、
食事の味付けは全く違和感なしでとても美味しかったです。四川料理ほど辛くないし、日本国内の中華料理のように化学調味料の味もしません。香辛料もきつくなくてつい食べ過ぎてしまいました。
問題は酒。チンタオビールはバドワイザーのようで旨かったのですが、「白酒(ばいちゅー)」にやられました。アルコール度数は53度で火がつきます。良く冷やしてあって中国酒特有のにおいや癖もあまり感じなくて、ついビールをチェイサーに飲みすぎました。(帰国後 疲労と相まって胃腸炎に至ります。)
次回は絶対手を出しません!馴染みのある「紹興酒」「杏露酒」など無難路線がお勧めです。

●観光事情●

最終日、飛行機の時間まで若干時間があったのでアモイで有名な観光地「コロンス島」方面に向いました。(島に渡る程の時間がなかったのでコロンス島外周モーターボート「快艇」に乗りました。


<ライフジャケット装着してモーターボートへ>

150元(約2500円)払って15分間の船旅です。河口湖あたりで周遊観光としてやっているのと同じ小型モーターボートでぶっ飛ばすものです。顔にあたる潮風が心地よく、、、と言いたいところですがそこは気温32℃、湿度90%なのでそこそこの快感です。水面はべた凪で水質はかなり濁っています。(いろんなものが浮いています。) 日本で例えて言えば高度成長時代の東京湾や大阪湾のようでしょうか。
外洋側(台湾海峡)に出ると中華民国側の島が迫り、すべてが見たこともない不思議な光景。ちょっと離れてアモイ港を眺めると雑然としながらも活発に高層ビルが建設され、元気いっぱいな経済特区の様子が見て取れます。
その高層ビルを背景に手漕ぎ舟から地引網を降ろす漁師の姿があり、時代錯誤が面白いですね。モーターボートが曳き波を起こしたので何やら大声で文句を言っていました。
次回は是非コロンス島に渡ってみたいと思います。

●釣り事情●

モーターボートに乗ったのもこれが目的(笑。房総半島のように釣り座争いが起こるはずもなく、釣師は極たまにしか見かけません。台湾海峡側では特有の丸岩、ドン深の磯事情でポイントは足元にありそう。ウキ釣りをしている人は1名のみでほとんどがブッコミと思われます。「コマセを撒く」ということはせず、じっと竿先を眺めてまったりとした釣りをしていました。
モーターボートから降りて岸壁側で釣っている釣り師をみたところ、同じく胴付き仕掛けにオキアミをつけてブッコミ釣りです。リールはかかり釣りで使うタイコリールの旧式のもので道糸は若干ささくれ気味。素朴ですが使い込まれた道具のようでした。
アモイのあたりではカレイ、ヒラメが皇帝料理のメインディッシュとして使われるらしく、高級魚として君臨しています。反してアジ・サバの類は街の食堂にから揚げで積み上げられていたので、釣師も底物を狙うのでしょうか。ルアーでヒラメなんか上げたら皆んな興味深々で寄ってくると思います。

8-8-8-8-8-8-8-8-8-8-8-回

こうして無事に帰国し翌日から通常出勤しておりますが、前述のとおり胃腸をやられてしまい2日間ダウンしました。おかげで中国出張前後とも出漁できておりません。まいった。
イカやらショゴやら情報だけはいっぱい頂けるのですが、身体がついて行けてません。

釣り仲間の皆さん、復調するまで私の分をとって置いてください!
よろしくお願い申し上げます。