前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

9月議会前の理事者説明会。原発再稼働反対金曜アクション。規制委結論に専門家異議

2013年09月07日 | Weblog
 昨日は、林業関係の大会、9月議会前の理事者説明会、原発再稼働反対の金曜アクションなどでした。
 理事者のみなさんからは、補正予算案や事業説明などをお聞きしました。さて、なにを質問していきましょうか。ガンバリマス。

 原発再稼働反対金曜アクションでは、9月15日に開催される、「もう動かすな原発!福井集会」成功への訴えがありました。福井市中央公園で、正午~文化企画。午後1時~集会。集会後パレードです。
 日本で唯一稼動している原発が停まる日の集会ということで、モンゴルからもメッセージがとどいてます。韓国の環境団体の代表も参加します。
 日本人初の宇宙飛行士の秋山さんや、作家の広瀬隆さんがお話します。
 滋賀県や京都からも大勢で参加する計画で取り組まれています。
 
 原子力規制委員会が、さっさと再稼働審査に入ろうとしている大飯原発。
もう動かすな 原発! の叫びを福井であげましょう!福島を忘れない、くりかえさないために!





       ★

 先日の大飯原発の活断層調査にも参加された志岐常正先生(京都大学名誉教授、地質学)がご意見の拡散をもとめられていますので紹介します。
 先の規制委員会の結論にたいしても批判的で、「送水管などの下に地滑りが存在する可能性を含め、詳しい地質図を作成しての調査が必要です」と主張されています。



皆様
下の意見メール、個人意見ですが、できるだけ多くの、原発再稼働問題関係者、専門家などに配布してくださると嬉しく思います。ことは国民の生命にかかわることですから。
志岐常正

         原発再稼働の関する意見
                          2013/ 9/5

 福島第一原発の現況を見れば、「原発の再稼働などとんでもない」というのが、浪江町長や川俣町長をはじめ多くの国民の偽らざる気持ちと思います。 ところが、”原子力村”と政府は、意識的にか無知でか、(多分両方)再稼働の条件を小さな副断層の活動性だけに絞り、検討委員会にもそれだけの検討を要求しているようです。問題の矮小化も甚だしいのですが、現実には、この検討結果の答申内容だけで、再稼働が決まるという状況です。

 最近、大飯原発周辺の断層について、検討委員会の専門委員会の意見が、「再稼働に関して考慮すべき活断層はない」とのことで一致したと報道されました。
 筆者は、かねがね、基板岩を被覆する礫質層の中に断層運動の影響が及んでいのに、専門調査者が気付かないことがあるのではないかと思っていました。
 大飯原発の場合も、そばの海岸の崖では、少なくも一ケ所で、基盤岩から、それを被覆する礫層の中へ断層が延びていると、先日観たところです。これが問題のF6断層である可能性は否定できません。送水管などの下に地滑りが存在する可能性を含め、詳しい地質図を作成しての調査が必要です。
 なお、この原発が立地する半島の北西海岸沿いには、南西の上林川活断層の延長があるはずです。地震の震動に関しては、この調査が必要です。
 これら震源断層の活動により起こる水の動きは、他の場所の津波と全く異なりますが、この問題も検討委員会などでは検討されていないようです。再稼働に関してはバイタルな問題です。


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