昨日は、共産党の京都府議団や兵庫県議団、綾部市議団、舞鶴市議団のみなさん方との福井県庁、美浜原発、「もんじゅ」での視察調査でした。
最初、わたしからこの間の原発の危険に反対する運動や県議会での論戦などを紹介しました。
その後、原子力安全対策課長や危機対策・防災課長から説明を聞き、質疑応答。
課長からは「福島の事故の進展に高経年化の影響がなかったのかどうかの検証」「歴史的地震についても関電が検証していく」「原子力防災の訓練でも、どれだけ放射能がでるのかわからない訓練はやっていない」「20キロ、30キロの想定はしたことがなく、本当に悩んでいる」「福島事故を分析し、段階にわけて教訓を取り入れていく」などと答えていました。
福島原発事故をうけて、本当に危機感をもった議論がすすんでいることを痛感しました。
関西電力や原子力機構・もんじゅでも、地震対策や津波の対策などでみなさんが電力事業者に活発に質問を浴びせていました。
移動のバスのなかでは、私もいろいろ質問攻めに・・・・・ちょっと「理事者の苦労」もわかったひとときでした(笑)。
関西のみなさんとも力をあわせて危険な原発ノー、の世論と運動を広げる連帯感が広がったと思いますね。
民青時代の「同期」で、京都府委員長として活躍された浜田さんとも再会。府議になられたのです。久しぶりの再会、お互いの勝利を喜びあいました。
★
NHK・・・・知事 運転再開まだ認められず 06月08日
福島第一原発の事故で、政府がIAEA=国際原子力機関に提出する報告書の中に、新たな安全対策が盛り込まれたことに関連して、西川知事は「地震による被害の詳細や対策を明らかにする必要がある」などと指摘し、県内の定期検査中の原発の運転再開はまだ認められないという考えを示しました。
政府は、今月20日から開かれるIAEAの閣僚級会合に向けて、福島第一原発の事故についての報告書を公表し、事故の経緯や教訓をまとめるとともに全国の原発の安全性向上に向け中長期的に取り組む新たな対策を盛り込みました。これについて西川知事は8日取材に応じ「地震と津波の被害のうち地震について詳細が不明だとされているが、いつまでにどんな対策を実施するのか明らかにすることが必要だ」と指摘しました。
また、県内の原発は福島第一原発と同じように運転開始から年数が経過しているものがあり、県が対策を求めていることに関連して、「必要な対策があいまいなままだ」と批判するとともに、浜岡原発の運転停止要請についても「依然として要請理由やほかの原発をどうするのかがわからない」と指摘しました。
その上で西川知事は、県内の定期検査中の原発の運転再開はまだ認められないという考えを改めて示すとともに、「政府から立地県に向けたメッセージがないと意味がない」と述べて、政府は県が出している要求にこたえるべきだという姿勢を示しました。・・・・・・・・
西川知事のコメントは当然だと思いますね。福島原発事故の分析がほとんど明らかになっていないなかで、福井などの原発は安全だから動かして、・・・こんな話は県民理解は得られません。
昨日も、地震の影響で東海第二原発のタービンの羽根が損傷していた、との報道がありました。もし、高速回転している羽根が大きく破損すれば、「タービンミサイル」現象となって、機器が破壊され、重大事故の危険がおこります。
このように、福島原発以外の各地の原発での東日本大震災の影響調査も広くおこなわれ、「知見」が集約されなくてはなりません。
最初、わたしからこの間の原発の危険に反対する運動や県議会での論戦などを紹介しました。
その後、原子力安全対策課長や危機対策・防災課長から説明を聞き、質疑応答。
課長からは「福島の事故の進展に高経年化の影響がなかったのかどうかの検証」「歴史的地震についても関電が検証していく」「原子力防災の訓練でも、どれだけ放射能がでるのかわからない訓練はやっていない」「20キロ、30キロの想定はしたことがなく、本当に悩んでいる」「福島事故を分析し、段階にわけて教訓を取り入れていく」などと答えていました。
福島原発事故をうけて、本当に危機感をもった議論がすすんでいることを痛感しました。
関西電力や原子力機構・もんじゅでも、地震対策や津波の対策などでみなさんが電力事業者に活発に質問を浴びせていました。
移動のバスのなかでは、私もいろいろ質問攻めに・・・・・ちょっと「理事者の苦労」もわかったひとときでした(笑)。
関西のみなさんとも力をあわせて危険な原発ノー、の世論と運動を広げる連帯感が広がったと思いますね。
民青時代の「同期」で、京都府委員長として活躍された浜田さんとも再会。府議になられたのです。久しぶりの再会、お互いの勝利を喜びあいました。
★
NHK・・・・知事 運転再開まだ認められず 06月08日
福島第一原発の事故で、政府がIAEA=国際原子力機関に提出する報告書の中に、新たな安全対策が盛り込まれたことに関連して、西川知事は「地震による被害の詳細や対策を明らかにする必要がある」などと指摘し、県内の定期検査中の原発の運転再開はまだ認められないという考えを示しました。
政府は、今月20日から開かれるIAEAの閣僚級会合に向けて、福島第一原発の事故についての報告書を公表し、事故の経緯や教訓をまとめるとともに全国の原発の安全性向上に向け中長期的に取り組む新たな対策を盛り込みました。これについて西川知事は8日取材に応じ「地震と津波の被害のうち地震について詳細が不明だとされているが、いつまでにどんな対策を実施するのか明らかにすることが必要だ」と指摘しました。
また、県内の原発は福島第一原発と同じように運転開始から年数が経過しているものがあり、県が対策を求めていることに関連して、「必要な対策があいまいなままだ」と批判するとともに、浜岡原発の運転停止要請についても「依然として要請理由やほかの原発をどうするのかがわからない」と指摘しました。
その上で西川知事は、県内の定期検査中の原発の運転再開はまだ認められないという考えを改めて示すとともに、「政府から立地県に向けたメッセージがないと意味がない」と述べて、政府は県が出している要求にこたえるべきだという姿勢を示しました。・・・・・・・・
西川知事のコメントは当然だと思いますね。福島原発事故の分析がほとんど明らかになっていないなかで、福井などの原発は安全だから動かして、・・・こんな話は県民理解は得られません。
昨日も、地震の影響で東海第二原発のタービンの羽根が損傷していた、との報道がありました。もし、高速回転している羽根が大きく破損すれば、「タービンミサイル」現象となって、機器が破壊され、重大事故の危険がおこります。
このように、福島原発以外の各地の原発での東日本大震災の影響調査も広くおこなわれ、「知見」が集約されなくてはなりません。