前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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地元で不発弾さわぎ。福井の演劇界の力を感じた「風渡る」

2015年09月30日 | Weblog
昨日は地元で解体家屋の現場で不発弾らしきものが見つかり、大騒ぎでした。わたしも駆けつけましたが、警察、消防、市役所のみなさんが近所への避難指示と不審物の調査などをおこない騒然となっていました。
 信管がはいっていないもので爆発の危険はない、ということで一安心。
 映画関係者の実家と言うことで、近所では、映画関係の小道具だったのか?なんて声もあがってましたが・・・・。

 また、フェイスブックに情報をだしたところ、すぐにマスコミから問い合わせがきたのにも驚きました。



 話はかわりますが、先日福井市で上演された演劇「風渡る」を鑑賞しました。ちかくの小劇場「しろとんぼ」での上演です。この劇場で観劇したのは5年ぶりです。
 当時はこの劇場をつくられた私の近所の中山三雄さんは闘病中ながら、ご挨拶もされました。その翌年に不帰の人に。

 わたしが落選後にあいさつに伺ったとき、「佐藤さん、でた票以上に、あなたへの期待は高い。また、がんばりなさい」と励ましていただいた。この言葉にどれほど励まされたかわからない。
 その中山さんから私がつくった劇場で演劇をやるから観に来ないか、と誘われたのでした。


 今回の「風渡る」は朝倉の滅亡を描いたもの。中山さんが一部書いていたというカエルの目線での演出も悲劇のなかでもユーモアを感じたし、最後の場面では会場からすすり泣く声もひろがり、武士の生死を見事にえがいいていたと思います。結末も希望ある演出で、さわやかでしたね。

 5年前も感じましたが、福井の劇団の底力を痛感しました。中山さんの精神が、芝居小屋にも、劇団にも生き続けています。

 芝居が終わり、外にでると気持ち良い風が身体をつつみました。











 


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