前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県議会原発審議。再稼働推進陳情は取り下げに。災害制圧道路、関電ミスで設計やり直しに。

2015年09月29日 | 福井県政
  昨日は朝は、山田参院候補、金元書記長らとの街頭宣伝で戦争法廃止を訴え、世論で野党協力の連合政府を!と訴えました。




  その後は県議会で原子力発電・防災の特別委員会の審議でした。
原発推進団体からだされていた原発再稼働をもとめる陳情書はきゅうきょ取り下げられました。まだ、再稼働について県議会で判断する時期ではない、ということでの動きでもあるでしょうね。

 私は一般質問につづいて、原発の心臓部が苛酷事故時の冷却水注入によって破壊される脆性破壊について温度について規制基準が定められていない問題と、そのような原発を再稼働していく危険性について取り上げました。

 また、高浜原発の災害制圧道路建設にあたり、関西電力のミスで設計がやり直しになっていた問題も指摘。取水用の配管が地下に埋設されている場所への建設を関電も事前了解していたミス。工事がされていれば配管が破壊される恐れもあったわけで、関電の管理のずさんさを指摘しました。
あらたにかかった設計費用は関電に求償したとのことです。
 このような重大なミスを起こした関電に福井県が厳重注意もおこなっていないことも明らかとなり、原発の安全に対する基本認識が問われます。


  安定ヨウ素剤の事前配布について、5キロ圏外の住民についても孤立集落については避難経路での配布計画とともに自宅への多重配備をすすめるように再度もとめました。県側は「自治体と協議する」と答えました。
 この部分はNHKニュースでも映像で報道されました。







今朝の県民福井です。





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