前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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能登半島地震の災害廃棄物の福井県内での受け入れがようやく始まりました。補助金の手続きミスで知事らが減給処分へ。

2024年09月05日 | 福井県政

 ようやくか、と思います。能登半島地震の災害廃棄物の福井県内での受け入れがようやく始まりました。

 1月24日に行った日本共産党福井県員会の県への要望でも「能登地域の復興のためには、大量のがれき・災害廃棄物の撤去、当面の仮設住宅とともに住まいとしての復興住宅の大量建設が必要になるでしょう。国、石川県とも連携して県内業者・関係団体の協力、支援計画も考えてください」と求めていました。

 いまだに被災地は、発災直後と変わらないままの地域も多く残され、人口流出もつづき、被災地のみなさんの生活も大変な状況が続いています。お米もさまざまな生活物資も欠乏している状況で、現地の支援センターでは救援物資の提供を求める状況がつづいています。8か月以上たっても困難が続いています。

 冷たい岸田政権。空前の大軍拡より、いまの国民の困難救済にこそ全力をあげる政治を実現しましょう。

写真は日本共産党民主団体の能登半島地震支援センターの庄見さんのFBより

 

 

 

能登半島地震の災害廃棄物 福井県内で受け入れ始まる|NHK 福井県のニュース

 

■NHK・・・・能登半島地震の災害廃棄物 南越清掃組合が4日から受け入れ   09月04日 12時03分

能登半島地震で被災した建物の解体などで出た災害廃棄物について、県内では、4日から、越前市、南越前町、池田町で作る「南越清掃組合」で受け入れることになりました。


 能登半島地震では、被災した建物の解体などで出た災害廃棄物の処理が課題になっていて、環境省中部地方環境事務所は、東海・北陸各県と調整した結果、福井県など4つの県の合わせて13のごみ焼却施設で受け入れることを決めました。
このうち県内では、4日から、越前市、南越前町、池田町で作る「南越清掃組合」で受け入れる予定です。
対象となるのは、石川県珠洲市と輪島市で出た木くずなどの可燃ごみで、南越前町にある焼却施設「エコクリーンセンター南越」に1日あたり7トンほどを運び込みます。
受け入れの期間は再来年3月までを予定しているということです。
中部地方環境事務所は「受け入れを通じて能登半島地震で被災した地域の復興につなげていきたい」と話しています。

 

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 県議会からも厳しい意見がだされていた補助金手続きミスで県に損害が発生した問題で、知事は自らを減給処分にするという。

 ただ、以前のミスについて、国からも補助金をもらえないまま処理した問題について、その決裁過程や議会への報告をおこなわなかった判断経緯などは明らかになったのだろうか。ミスの重大性とともに、「ミスの隠ぺい」はさらに重大です。

■FBC・・・《補助金の手続きミスで知事が減給処分 自らの責任を明確化》
https://news.yahoo.co.jp/articles/93ecf572db42c2ff1d3caf8f160b209f44318bb2
9/4(水
) 17:55配信   FBC 福井放送

 国から受け取ることができるはずだった補助金が、県職員の手続きミスにより受け取れなくなった問題で、福井県の杉本知事は自らを減給処分にして責任を取る方針です。

 この問題は、県水産課などの職員の手続きミスによって、国から補助金あわせて7.8億円が受け取れなくなったものです。
杉本知事はミスの責任を取って、自らを11月から減給10分の3、3か月とするとともに、副知事2人についても11月から減給10分の1、3か月とすることにし、9月県議会に条例案を提出します。

  また、県は補助金の申請状況を調査した結果、昨年度、健康福祉部で1件の手続きミスがあり、165万円を受け取れていなかったことが分かったということです。

 再発防止策として県は、補助金申請を全庁でチェックできるシステムを今月から導入するとともに、各部局と財政課などに補助金の手続きについて事務の責任者を置くことにしています。

 

福井新聞より