goo blog サービス終了のお知らせ 

前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

ビデオ「「私の沖縄体験から 古堅実吉 ~ 目の前に戦がやってきた ~」。「憲法に生きる ~畑田重夫 国際政治研究会会報総集  畑田重夫国際政治研究会」

2021年01月03日 | Weblog
 昨日は朝は実家で雑煮5ケ食べてから、事務所で年賀状の返事書きなど。議員になって、ほとんど返事としてしか書かないようになってしまった。公選法で選挙区内では、もらった賀状にたいし、自筆で書いたもの以外は違法、とされているからだ。選挙区外の方々にもそうなってしまい、若い時分からのお付き合いの皆様にも申し訳ない状況です。
 選挙区内の皆様には宛名もご挨拶も、「字を書くより恥を書く」悪筆乱文で、かさねて申し訳ない気持ちですが、法律の求めなのでご容赦ください・・・・・。

 さて、ビデオ「「私の沖縄体験から 古堅実吉 ~ 目の前に戦がやってきた ~」を鑑賞し、「憲法に生きる ~畑田重夫 国際政治研究会会報総集  畑田重夫国際政治研究会」をパラパラと。2006年からだされてきた会報が、2020年9月で終刊となったことにともない合本として発行されたもの。

古堅さんは91歳。沖縄師範学校予科入学の翌年、鉄血勤皇隊に召集された。300名あまりが戦死。
戦後、弁護士、立法院議員、沖縄人民党書記長、1990年総選挙で日本共産党衆議院議員、3期。国会質問のテレビ中継などでは穏やかだった印象が。
ビデオでは、「みずからの戦跡をたどり」、おだやかな語り口の端々に、亡くなった友人たちへの思いと、戦争を憎む心情。
海がアメリカの船で埋まっている、友人と我々は「袋の鼠だな」と話した。・・・
ゆっくりとした語りの中に、あの戦争への怒り、犠牲となった仲間たちへの哀悼がしのばれます。


畑田重夫さんは97歳。戦後、東大法学部に復学、旧内務省をへて、名古屋大学助教授。1962年以降は、労働者教育運動、平和運動、革新懇運動などに尽力。
民青時代に、当時の福井県民会館で熱弁を聴いた思い出がありますね。
最後の会報で畑田さんが当面取り組むべき喫緊の3大課題を書かれています。
1、 地球温暖化問題
2、 核兵器の廃絶
3、 原発ゼロの世界を


 お二人の「老闘士」の体験と言葉をかみしめた正月です。