昨日は、かねもと書記長とともに、福井県立病院で新型コロナ対応についてお話をお聞きしました。実際に患者さんが入られていた集中治療室や病室、防護具の着脱場所などを見させていただきました。前川事務局長はじめ、多くの事務幹部の皆さん、現場の看護師長や感染症対策のみなさんにご説明いただきました。ありがとうございました。
■かねもと書記長のFBから
福井県の新型コロナウイルス感染の陽性患者を受け入れてきた福井県立病院。11日、佐藤正雄県議と一緒に、前川嘉宏事務局長や集中治療室看護師長さんらから、患者を受け入れた当時の状況や、経営の実態、国や県への要望などを聞きました。
福井県では3月18日福井市で初めて新型コロナ陽性患者が発生、県立病院に搬送されました。 以後、地域からの眼科や歯科、口腔外科の受け入れを停止。リハビリの病棟を閉鎖し、8階南病棟をコロナ患者専用に。6階のガン緩和ケア病棟閉鎖。人間ドック停止。
4月8日から、コロナ対策で、入院ベッドの利用率を平常の85%から、60%に抑え、集中治療室はコロナ患者が入ってくることを前提に、延期ができる手術はさきおくりにしました。
4月9日県内の陽性患者が24名に。集中治療室はコロナ患者専用に。4月11日、県立病院の看護師1人がコロナ感染陽性。12日集中治療室患者7名に。 「このあたりが、県立病院医とっても、福井県行政にとっても一番しんどい時期でした」と前川事務局長。 一番の苦労は、人員の確保。年度途中で募集しても看護師さんなどの確保は大変でした。
苦労してコロナ患者を受け入れた結果、経営面では4月入院患者数は27%減。収入では4~5億円減。収益では3億円の赤字です。
前川事務局長は「うちだけでなく、今全部の医療機関の収入がどんと落ちている。まずは国、そして県から支援をしてほしい」と。佐藤正雄県議は「第2波が来るかもしれない。病院が立ち行かないということがあってはならない。私たちも県議会でも、国会でも頑張ります」とのべ、私は10日の志位委員長の国会質問、4日発表の日本共産党の提言を手渡しました。


看護師のみなさん手作りの防護衣を

午後からは、3か月ぶりの原発再稼働反対市民行進。ちょうど強い雨でずぶぬれになりながら再稼働反対をシュプレヒコールしました。沿道からの応援も!

その後、社会保障推進協議会の議会請願、「新型コロナウイルスの影響を大きく受ける医療機関・介護事業所の昨年度年収を確保し安全・安心の医療・介護を存続していくために新たな公的資金の導入を求める意見を国に提出することを求める請願」。コロナ患者を受け入れた医療機関、地域の医療機関・介護事業所、どこも収入減に苦しんでいます。ここを守らないと次の感染症の波に耐えられません。議会では山川議会局次長に応対いただきました。

県あてには、「新型コロナウイルス感染症に係る国民健康保険・後期高齢者医療保険・介護保険料及び国民健康保険・後期高齢者医療保険傷病手当金の取り扱いに関する要請書」を土屋健康福祉部副部長に提出し、要望しました。

■かねもと書記長のFBから
福井県の新型コロナウイルス感染の陽性患者を受け入れてきた福井県立病院。11日、佐藤正雄県議と一緒に、前川嘉宏事務局長や集中治療室看護師長さんらから、患者を受け入れた当時の状況や、経営の実態、国や県への要望などを聞きました。
福井県では3月18日福井市で初めて新型コロナ陽性患者が発生、県立病院に搬送されました。 以後、地域からの眼科や歯科、口腔外科の受け入れを停止。リハビリの病棟を閉鎖し、8階南病棟をコロナ患者専用に。6階のガン緩和ケア病棟閉鎖。人間ドック停止。
4月8日から、コロナ対策で、入院ベッドの利用率を平常の85%から、60%に抑え、集中治療室はコロナ患者が入ってくることを前提に、延期ができる手術はさきおくりにしました。
4月9日県内の陽性患者が24名に。集中治療室はコロナ患者専用に。4月11日、県立病院の看護師1人がコロナ感染陽性。12日集中治療室患者7名に。 「このあたりが、県立病院医とっても、福井県行政にとっても一番しんどい時期でした」と前川事務局長。 一番の苦労は、人員の確保。年度途中で募集しても看護師さんなどの確保は大変でした。
苦労してコロナ患者を受け入れた結果、経営面では4月入院患者数は27%減。収入では4~5億円減。収益では3億円の赤字です。
前川事務局長は「うちだけでなく、今全部の医療機関の収入がどんと落ちている。まずは国、そして県から支援をしてほしい」と。佐藤正雄県議は「第2波が来るかもしれない。病院が立ち行かないということがあってはならない。私たちも県議会でも、国会でも頑張ります」とのべ、私は10日の志位委員長の国会質問、4日発表の日本共産党の提言を手渡しました。


看護師のみなさん手作りの防護衣を

午後からは、3か月ぶりの原発再稼働反対市民行進。ちょうど強い雨でずぶぬれになりながら再稼働反対をシュプレヒコールしました。沿道からの応援も!

その後、社会保障推進協議会の議会請願、「新型コロナウイルスの影響を大きく受ける医療機関・介護事業所の昨年度年収を確保し安全・安心の医療・介護を存続していくために新たな公的資金の導入を求める意見を国に提出することを求める請願」。コロナ患者を受け入れた医療機関、地域の医療機関・介護事業所、どこも収入減に苦しんでいます。ここを守らないと次の感染症の波に耐えられません。議会では山川議会局次長に応対いただきました。

県あてには、「新型コロナウイルス感染症に係る国民健康保険・後期高齢者医療保険・介護保険料及び国民健康保険・後期高齢者医療保険傷病手当金の取り扱いに関する要請書」を土屋健康福祉部副部長に提出し、要望しました。
