明日12日、福井県議会で午後3時半から質問にたちます。
豪雪災害対策、福祉行政、原子力行政。
福井テレビで途中まで中継されます。福井県議会インターネットでも中継されます。
親戚の50回忌の法事におまいり。
私の実家から嫁いだ女性が65歳で亡くなられて50回忌。残念ながら記憶にない。
和歌をたしなまれていた、とお聞きしました。
その女性の息子さんはすでに92歳。お話が尽きることはなく、とてもお元気。若い時分はロシア文学に親しんだと。
昨日、福井弁護士会が、福井市内で憲法講演会「憲法の未来」を木村草太首都大学東京教授を講師に開催し、1200名が参加しました。福井県内での憲法集会としては史上最大規模となりました。
福井弁護士会憲法問題委員長の島田広弁護士は主催者あいさつのなかで、「改正手続きは、十分な議論と適正な意思表示の機会を保障すべき」と指摘し現行の憲法改正手続法には、「国会による改正発議から投票まで最短60日、と短すぎる」「最低投票率の規定がない」などの問題点を指摘しました。
木村草太教授は安保法制と9条改憲について、1・2項を維持しつつ自衛隊を憲法に書き込むという安倍首相らの考えについて、「国防軍創設案では支持は少なく可決は絶望。集団的自衛権容認案では安保法制を国民投票にかけることになる。個別的自衛権限定案では安保法制の違憲が明確になる」との改憲案と課題を整理しました。そして、「そこで、任務を明記せずに、自衛隊を書くだけで発議する。可決後に集団的自衛権もふくめ自衛隊の現状が認められた、とこのようにならないことが大事。やるなら集団的自衛権の是非についてきちんと発議するのが筋だ」と強調しました。
会場からは100通近い質問書が寄せられました。「自衛隊が書かれていないのはかわいそう、との声もあるが」との質問に木村教授は「憲法72条の行政各部規定に自衛隊もふくまれる。自衛隊のことが憲法にない、というのはうそです」と答えました。
木村先生の講演をうけて、福井市九条の会の憲法カフェが開催されました。