昨日は福井県議会予算特別委員会で質問しました、夜は地元自治会の会合でした。
予算特別委員会ではわたしは、おおきく4点を質問しました。
1、屋根付広場への4億円の支援について、知事は総務教育常任委員会で相次いだ指摘をどう受け止め、今後の対応についてどう考えているのか。
あわせて、支援の見返りに知事が求めたモニュメントについて、福井市は市議会の答弁で負担について否定した。県と福井市が考えていることがちぐはぐすぎるのではないか。
屋根付広場では、福井の歴史など感じられない構造物であり、ガラス構造で、夏は温室のように暑くなるため、ミストで冷をとる施設など、なぜわざわざ福井駅前につくる意味があるのか、とただしました。
駅前駐車場有料化についても、市議会での答弁で福井市は影響を答弁している、と指摘しました。
しかし、県側は「アンケートでも、商店街への影響はない」と答弁。駐車場の指定管理者であるとともに地元商店街の要望に背をむける態度です。そもそもこの無駄な駐車場は「福井市の駐車場需要」にもとづいてつくられた経緯もあり、福井市側と協議もせずに一方的に決めたことも問題です。
2、現在の県が管理している道路などの土地で県の名義に変更されないままとなっているものはどのくらいあるか。こういう事態が放置されていることの問題点をどうとらえ、今後どのように対応しようとしているのか。
県として「未登記土地事務処理」についての要綱を作成し、問題を後回しにしない対応が必要ではないか。
県は道路だけでも未登記が2000筆以上にのぼることを明らかにし、解決をすすめていきたい、と答弁しました。
3、新幹線工事について、一気に同時多発的に工事がおこなわれるわけであり、文化財調査体制の拡充などが必要ではないか。
また、世界的にも注目されている中池見湿地については専門家から湿地が破壊される懸念がだされているが、県としてラムサール条約登録湿地保全へどう対応するのか。
県側は「調査面積は約9万平方メートル、調査は専門員2人と作業員約20人がチームでおこない、最大10チームで取り組む」「中池見湿地について、来週から猛禽類調査にとりくむ。約1年かけて調査し、来年度中に報告書をまとめる。その結果がでるまでは中心線測量などもおこなわない」と答えました。中池見湿地では山体内の貯留水調査なども万全の体制でとりくむように求めました。
また、「東大寺の荘園のなかでも越前のものはとくに中心的な役割を果たしていたこと、東大寺大仏の造営という大事業と密接な関係をもっていました。 開田図のように、複数枚が正倉院に残されているのも「糞置庄」など限られている」と指摘し、新幹線工事の影響への対策も求めました。
また、新幹線では、県は3年程度の短縮開業を提案しているが、JR西日本社長は「フリーゲージトレインの開発は(現在の予定でも)ぎりぎり」と開発の難しさを記者会見で述べています。
これでは、レールはできても走る車両がない、ということになります。
私は「これまでも主張しているが、現行の特急の存続で関西・中京への利便性を確保すべきだ」と強調しました。
4、政府がすすめるコメ政策の大規模な変更では、価格の乱高下や交付金の廃止・削減で最も打撃を受けるのは、現在の米価水準と交付金への依存が大きい担い手農家や集落営農であり、農家と地域経済に大きな打撃を与えるのではないか。県として今回の政府の政策が福井県内の農業生産、地域経済にあたえる影響をどのように分析しているのか、と質問しました。
福井県のように中山間地の多い県では、単純な規模拡大はすすめられないわけであり、国の政策の問題点を指摘しました。
予算特別委員会ではわたしは、おおきく4点を質問しました。
1、屋根付広場への4億円の支援について、知事は総務教育常任委員会で相次いだ指摘をどう受け止め、今後の対応についてどう考えているのか。
あわせて、支援の見返りに知事が求めたモニュメントについて、福井市は市議会の答弁で負担について否定した。県と福井市が考えていることがちぐはぐすぎるのではないか。
屋根付広場では、福井の歴史など感じられない構造物であり、ガラス構造で、夏は温室のように暑くなるため、ミストで冷をとる施設など、なぜわざわざ福井駅前につくる意味があるのか、とただしました。
駅前駐車場有料化についても、市議会での答弁で福井市は影響を答弁している、と指摘しました。
しかし、県側は「アンケートでも、商店街への影響はない」と答弁。駐車場の指定管理者であるとともに地元商店街の要望に背をむける態度です。そもそもこの無駄な駐車場は「福井市の駐車場需要」にもとづいてつくられた経緯もあり、福井市側と協議もせずに一方的に決めたことも問題です。
2、現在の県が管理している道路などの土地で県の名義に変更されないままとなっているものはどのくらいあるか。こういう事態が放置されていることの問題点をどうとらえ、今後どのように対応しようとしているのか。
県として「未登記土地事務処理」についての要綱を作成し、問題を後回しにしない対応が必要ではないか。
県は道路だけでも未登記が2000筆以上にのぼることを明らかにし、解決をすすめていきたい、と答弁しました。
3、新幹線工事について、一気に同時多発的に工事がおこなわれるわけであり、文化財調査体制の拡充などが必要ではないか。
また、世界的にも注目されている中池見湿地については専門家から湿地が破壊される懸念がだされているが、県としてラムサール条約登録湿地保全へどう対応するのか。
県側は「調査面積は約9万平方メートル、調査は専門員2人と作業員約20人がチームでおこない、最大10チームで取り組む」「中池見湿地について、来週から猛禽類調査にとりくむ。約1年かけて調査し、来年度中に報告書をまとめる。その結果がでるまでは中心線測量などもおこなわない」と答えました。中池見湿地では山体内の貯留水調査なども万全の体制でとりくむように求めました。
また、「東大寺の荘園のなかでも越前のものはとくに中心的な役割を果たしていたこと、東大寺大仏の造営という大事業と密接な関係をもっていました。 開田図のように、複数枚が正倉院に残されているのも「糞置庄」など限られている」と指摘し、新幹線工事の影響への対策も求めました。
また、新幹線では、県は3年程度の短縮開業を提案しているが、JR西日本社長は「フリーゲージトレインの開発は(現在の予定でも)ぎりぎり」と開発の難しさを記者会見で述べています。
これでは、レールはできても走る車両がない、ということになります。
私は「これまでも主張しているが、現行の特急の存続で関西・中京への利便性を確保すべきだ」と強調しました。
4、政府がすすめるコメ政策の大規模な変更では、価格の乱高下や交付金の廃止・削減で最も打撃を受けるのは、現在の米価水準と交付金への依存が大きい担い手農家や集落営農であり、農家と地域経済に大きな打撃を与えるのではないか。県として今回の政府の政策が福井県内の農業生産、地域経済にあたえる影響をどのように分析しているのか、と質問しました。
福井県のように中山間地の多い県では、単純な規模拡大はすすめられないわけであり、国の政策の問題点を指摘しました。