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前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

倉敷市のパソコン活用のヘルスジャッジ制度を視察。大原美術館の名品、現代作家支援。

2012年08月21日 | Weblog
   昨日は、かねもと幸枝衆院1区予定候補との街頭宣伝のあと、福井県議会総務教育常任委員会の視察調査で倉敷市へ。
学校教育でのICT活用について、とくに食育での活用について視察調査をおこないました。
   学校給食は単独校が63校29168人、センター方式が28校13303人。H15から学校園ネットワークシステムを活用し、学校給食をイントラネットで管理しています。給食での地元食材の活用は5割程度。

   あたらしい取り組みとして、ヘルスジャッジ制度を導入し、パソコンで朝食、給食、夕食を入力し、栄養管理をアドバイスするというものです。実際の画面をみせていただきましたが、「自宅」「コンビニ」「レストラン」「食べなかった」などの項目から、さらに詳細なメニューと分量までが入力できるようになっています。
   自分が食べた栄養素を分析し、生活習慣病のリスクを軽減する、意識のある子を育てていく、という企図もあります。
   
   このシステムを構築する前のアンケートでは、「孤食」や「朝食欠食」の広がりがわかったそうです。
栄養士さんたちの熱意と、こういう食育を学校現場から、さらに家庭、地域へとつなげていく取り組みを考えておられるそうです。

    現在小学校63校のうち20校の5年生を中心にIDを発行し、子供たちがパソコンなどで楽しみながら自分の栄養管理、健康のことを考えてもらう取り組みがはじまっています。丁寧なご説明、ありがとうございました。

   また、議場の見学などもさせていただきました。日本共産党市議団の控え室にも挨拶しました。

    ホテルに入りましたが、「すぐ近くに大原美術館があります」ということでたずねました。
    ホテルで前売り券を販売していて1100円でした。平日ですが、たくさんの人で賑わっています。
私が観たのは本館と別館だけでしたが、モネ、ルノワール、ピカソ、モディリアーニ、青木、佐伯など世界の名作がずらり。さらに、現代作家の作品も多数。あたらしい作家を応援している美術館です。
    これだけのものが、個人によって創設されたというのも驚きです。眼福でした。