前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

県議会総務教育常任委員会で質疑。「大増税 通ってくるのは 新幹線」。原爆パネル展記事。

2012年06月30日 | Weblog
   昨日は、終日県議会の総務教育常任委員会でした。教育長、総務部、総合政策部をはじめ、監査、人事、会計などをふくむボリュームの大きい委員会です。
私は、教員の非正規拡大の問題と多忙化解消、新幹線が認可されたことなどによる大型プロジェクトと県の財政見通し、県立大学の中期目標設定問題や地域経済研究所の教員の処遇問題、新幹線・在来線3セク化での県民への説明責任を果たすこと、エネルギー開発拠点化計画に掲げる原発輸出への協力問題、などを取り上げました。ひとつひとつは今後も追及していかなくてはならないテーマだと思います。
   
    新幹線、敦賀までの認可でマスコミの報道にあるように「浮かれている」面もあるかもしれませんが、自民党県議や県庁幹部には厳しい表情もみられました。
新聞では、敦賀市長が「新幹線に反対の声はない」と言ったとか、民主党県議が「無駄遣い、との非難をのりこえてきた」と言ったとか書かれています。
    しかし、マスコミアンケートでも56パーセントが新幹線不要、と答えています。
    福井県庁と、県議会の自民、民主など与党会派は、新幹線でも、原発再稼働でも、「2分」されている県民世論に十分な説明も理解もなくすすめているわけで、私は住民の世論をバックにひきつづき問題点を追及していきます。
    大増税 通ってくるのは 新幹線。・・・では国民は怒るでしょう。
   
    新日本婦人の会がだしていた「消費税増税反対」請願は私だけの賛成で不採択とされていましました。未曾有の大増税のなかでの暮らし破壊、新幹線建設、というひどいことになります。

    今回の議会前にもさまざまな情報やご意見をいただきました。
議会で取り上げることができたのはごく一部ですが、すべて読ませていただいています。
今後も、県政課題についてのご意見はどしどしお寄せください。

      mmasao.sato@gmail.com


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  一般質問で取り上げた県庁ホールで原爆パネル展がなかなか日程が決まらない問題、毎日新聞がひきつづき取材をして記事にしてくれました。

■毎日・・・県原水協パネル展:開催たなざらし 1カ月以上、県の返答なし /福井

原水爆禁止福井県協議会(県原水協)が県庁のホールで企画していたパネル展が、県の対応の不備で1カ月以上、日程調整されないままになっていることが分かった。

 県原水協によると、原爆の被害や原水爆禁止運動を振り返るため、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が製作したパネルの展示を企画し、7月上旬の開催を目指していた。

 県原水協は4月中旬、県観光振興課国際室に県庁ホールの使用許可申請書を提出したという。ところが、国際室が、県庁ホールを管理する財産・事務管理課に申請書を提出するための作業をしようとした矢先、毎年開催されている七夕のイベントが同時期に入っていることが分かり、いったん開催は白紙になった。

 その後、県原水協は早期の開催を国際室に要望したが、1カ月以上、県からの連絡は途絶えているという。国際室は「財産・事務管理課に空き状況を教えてほしいと伝えた」としているが、財産・事務管理課は「国際室からは空き状況の照会はない」として主張が食い違っている。県原水協は「早く開催したいのに、県からの返答がないのは残念だ」としている。【佐藤慶】