前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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大飯原発再稼働めぐり激しい攻防。25日13時は福井市集会に集まりましょう!県の再生可能エネセミナー。

2012年03月23日 | Weblog
     読売・・・大飯原発再稼働、枝野経産相が福井県に要請へ

     枝野経済産業相が4月上旬にも福井県を訪れ、定期検査で停止中の関西電力大飯(おおい)原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働の地元同意を求める方向で政府が調整に入った。

大飯原発の安全が確認されるのが前提だが、4月中に再稼働に向けた一連の手続きを終え、今夏の電力需給見通しに反映させたい考えだ。
 大飯原発の安全確認を巡っては、原子力安全委員会がストレステスト(耐性検査)の1次評価を了承する報告書を週内にもまとめる。経産省原子力安全・保安院は月末までに、原発近くの活断層で地震が起きた場合の影響について結論を出す。経産相の訪問は、政府がこれらを踏まえ、首相と経産相ら関係3閣僚が再稼働に向けた安全性を政治判断するのが前提だ。・・・・・・・・


     福島原発事故の際、「ただちに影響はない」などとテレビを通じてさんざん誤った情報をながし、多くの福島県民を被曝させた枝野氏がなにを言いに福井県に来るというのか。

まず、福島県民に当時の「政府広報」を謝罪しに行くのが先ではないか。

      しかも、福島原発事故は収束しておらず、放射能汚染は拡大をつづけ、被害は日々刻々拡大しつづけている。

この状況で、どうして「福井の原発は安全で、心配はいらない。再稼働を」などと言えるのか。
国民、県民を愚弄するのもいい加減にしていただきたい。


             ★
    


    昨日は、県が主催した再生可能エネルギーの実例のセミナーに参加しました。小水力、太陽光発電、木質バイオマスについて全国各地の事例を学びました。斉藤議員、細川議員も参加されてました。
関心の高まりもあって会場にはたくさんの自治体関係者、県民がかけつけていました。
いい企画だったと思いますね。

    知恵と仲間の協働で可能性を各地で切り開いている姿はすばらしい。
あわせて、講師が紹介されたデンマークでは、石油危機を契機に「原発を廃止し、油田開発」「風力発電の開発」「壁厚40センチを基準とするなど省エネハウス」の国家政策でエネルギー自給率を155パーセントまで高めたといいます。エネルギー消費のうち15パーセントが再生可能エネルギーになったとか。また、日本はウランもふくめて石油購入など海外に23兆円~25兆円を支払っており、ここを国内投資にまわしていくことも重要だと思いました。本格的に政策誘導ですすめることでないと、爆発的な普及とはならないでしょう。ま、原発を国策ですすめてきたことのエネルギーをこちらに転換すれば可能でしょう。

ちょうど、北陸電力が坂井市に太陽光発電設置、のニュースもありました。



    地域訪問では「原発はやめてほしい」「消費税増税は困る」の声、声、声、がんばりましょう。また、台湾原発視察のビデオも見せていただきました。台湾では日本のような不透明な寄付金などの原発マネーはない、と台湾の説明者の方が強調されていたのが印象的でした。


   24日は、 「明日の安心」対話集会in福井 ~社会保障と税の一体改革を考える~、に参加できることになりました。

   25日は、午後1時から福井県庁横の福井市中央公園で「大飯原発3,4号機再稼働許さない」集会です。ご参加よろしくお願いします!