前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県と滋賀県の住民団体が共同で「再稼働反対」申し入れ。越前市議会も反対!テレビ討論録画。

2012年03月16日 | Weblog
     福井新聞・・・・原発再稼働で越前市会が反対意見書 大飯原発3、4号で県内市会初

     関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり、福井県越前市会は15日の議会運営委員会で、拙速な再稼働に反対する意見書を19日の本会議最終日に提案することを決めた。民主党系や保守系の各会派が賛同しており、可決する見通し。
 同市議会事務局によると、今回の原発再稼働に関して否定的な意見書を可決するのは県内市会で初めてという。

 意見書案では▽東京電力福島第1原発事故の原因について中立的、客観的な立場から徹底的な解明を行う▽原発事故を防げなかった責任の所在を明らかにする▽「脱原発」社会への転換を容易にするため、原発立地自治体などへの財政支援を図る▽再生可能エネルギーの開発や利用拡大を最大限に加速させる▽原発周辺の地震の可能性について徹底的な調査を行う―の5点を求めている。

 嵐等議長は「全議員が拙速な再稼働には不安を抱いている。国は徹底的に原発の安全確保に努めるべきだ」と話している。

 大飯3、4号の再稼働をめぐっては、おおい町会は、国から原発事故の知見を反映した暫定的な安全基準が提示された場合には、県は速やかに再稼働を判断するよう求めている。原発が立地する敦賀、美浜、高浜の3市町会とともに西川知事に要望書を提出する方針。
 越前市会は昨年6月、エネルギー政策の抜本的な見直しなどを政府に求める「脱原発」の意見書を全会一致で可決している。・・・・・


     先日の予算特別委員会での知事との質疑を思い出します。
知事は原発立地自治体の意向だけを重視したいようですが、知事は県民全体に責任をおう立場であり、広がる原発再稼働への自治体や議会の懸念を無視してはならないはずです。

一般質問でも提案したように、拙速な結論を出さないこととして、1年程度かけて「福井の原発をどうするのか」の壮大な県民討論をおこなうことを改めて提案します。これは50年後、100年後の福井の将来を考えても大事なことだと思います。


    昨日は、原発問題住民運動福井県連絡会、嶺南センター、滋賀県の住民団体のみなさんの「大飯3,4号機再稼働はやめよ」などで県庁に申し入れをおこないました。
滋賀県の代表の方が「滋賀県知事には権限がありません。滋賀県民の安全、近畿住民の水がめ・琵琶湖を守るために西川知事にがんばっていただきたい。再稼働はやめてください」の訴えは胸にしみました。滋賀県議会では自民党、民主党、公明党など超党派で大飯原発再稼働反対の意見書をだすそうです。
県民の声、となりの住民の声を無視しての再稼働はありえません。

    昼休みには、南県委員長とともに街頭宣伝をおこない、再稼働反対などを訴えました。


    午後は、原発再稼働問題でのテレビ討論録画撮りをおこないました。自民、民主、公明の各会派代表と討論しました。久しぶりのテレビ討論で出来は・・・?
福井テレビ「座・タイムリーふくい」。「県議各派代表が語る!原発再稼働問題と福井の未来」。放送は明日、17日土曜日 10時半~11時24分。ぜひ、ご覧ください。ご感想などいただければありがたいです。