前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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高浜で危険なプルサーマル始動へ。南座「まねき下げ」・・・・

2010年12月06日 | Weblog
    NHK・・・・・プルサーマル核燃料 原子炉に

    使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを一般の原子力発電所で燃やす「プルサーマル」の実施に向けて関西電力の高浜原発3号機で専用の核燃料を原子炉に入れる作業が行われました。
5日は高浜町の高浜原発3号機で午前9時すぎからプルサーマル用の核燃料を原子炉に入れる作業が始まり、国の原子力安全・保安院や県、それに高浜町の担当者などが立ち会いました。
作業は、貯蔵プールの核燃料を1体ずつクレーンでつり上げて水中を移動させ、原子炉に入れるというもので、午後3時前にはプルサーマル用の8体を含む157体の核燃料がすべて原子炉に入れられたということです。
関西電力は、このあと国の検査に合格すれば12月20日すぎに原子炉を起動し、12月25日からプルサーマルによる発電を始めたいとしています。

高浜原発では、平成11年に国内で初めてプルサーマルが実施される計画でしたが、イギリス製の核燃料の検査記録のねつ造が発覚したことをきっかけに大幅に遅れ、今回はフランス製の核燃料が使われています。
プルサーマルの実施は佐賀県の玄海原発などに続いて国内で4例目で、東海・北陸地方の原発や関西電力の原発では初めてとなります。高浜原発の長谷泰行所長は、「地元の高浜町と県のご理解とご協力に感謝したい。今後も作業に慎重を期して、安全第一で進めたい」と話しました。・・・・・・



     わたしが県議に当選した時に最初に直面した原発問題がプルサーマルだった。ちょう県が認めるかどうかの時期。地元、高浜でも住民の反対の声も広がっていた。イギリスのBNFL社製の燃料のデータ捏造事件。関電や県は当初、捏造は部分的だ、との見解だった。わたしは、「そんな信用できない会社のデータは全体が信用できない」と批判した。ほどなく、ほかの燃料もデータ捏造がおこなわれていたことが明らかになり、計画は頓挫した。
    それでも、「プルサーマルは国策」ということで、福井県は計画自体の認可を取り消さなかった。
    原子炉設計時には想定していないプルトニュウム燃料をつかうことが、原子炉制御にどのような影響をあたえるのか。十分解明されてはいない。専門家からも「ブレーキの効きが悪くなり危険だ。また、使用済み燃料にも危険なダーティプルトニュウムが発生する。労働者被曝も増大する。さらに、燃料代も馬鹿高く、国民の電気料金負担となる」などなど厳しい批判がでている。
    いまは県議会に共産党の議席がなく、批判もないのでしょう。それだけに県民的な監視が必要だ。


    別の話題・・・・



    京都新聞・・・・・南座 海老蔵 “まねき下げ”

     南座(京都市東山区)で開かれている「吉例顔見世興行」で、顔を負傷し休演となった市川海老蔵さん(32)の名が記された「まねき看板」が4日深夜、劇場正面から外された。「まねき上げ」で掲げられた看板が取り外されるのは異例。作業は夜の部終演後行われ、劇場側から、作業員が海老蔵さんのまねき看板を引き抜いた。

 海老蔵さんは先月25日未明に暴行を受け、顔見世を休演。”主人“不在のまま掲げられたまねき看板は注目を集め、来場者や観光客らがカメラを向ける姿が目立っていた。・・・・・・・・


     南座は何度か観にいったことがありますが、「まねき下げ」とは驚きましたねー。