前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

「もんじゅ」のマスコミ報道。つながり九条の会コンサート。

2010年04月18日 | Weblog
   県民福井・・・・ 一九九五年のナトリウム漏れ事故以来、運転を停止している高速増殖原型炉「もんじゅ」(敦賀市)が五月、約十四年ぶりに運転を再開する見通しになったことが、国や県などへの取材で分かった。持続的な安全確保策や地域振興策の内容をめぐって国と県が調整を続けてきたが、十六日までに大筋で合意に達した。

 十七日には県が独自に設ける安全審査の委員会を開き、これまでに各委員から出た意見を報告書にまとめる。もんじゅの安全確保に生かすため、国や事業者に要望していく。

 四月下旬には文部科学相、経済産業相、西川一誠知事による「もんじゅ関連協議会」を開催する予定。地域振興などの最終的な内容を確認した上で、知事が再開の了承に踏み切るとみられる。河瀬一治敦賀市長は既に了承する意向を示している。

 国や地元の複数の関係者は「原子炉起動前の点検などを考慮すると、四月の再開は日程的に不可能だが、技術的トラブルがなければ五月には動く」と話している。

 もんじゅは消費した以上の核燃料を生み出すため、“夢の原子炉”といわれ、九五年八月に初送電したが、同年十二月の事故で停止。改造工事を施すなどして運転再開を目指してきたが、その後もトラブルが相次ぎ、再開日程は延期を続けていた。・・・・・・・・



         ★

   マスコミは、運転再開の「スクープ」を競い合うような報道ではなく、その安全性、耐震問題、経済性、将来展望、など県民、国民にその問題点・課題こそきちんと提示すべきではないか。また、西川知事や敦賀市長が、関連企業から「政治資金」提供をうけていた問題こそ、「政治とカネ」問題の福井県版として追及すべきではないか。

いわゆる「提灯記事」「国策記事」では、もんじゅ事故の反省をふまえたものとなっていないと思いますね。

    さて、昨日は坂井市会議員選挙の応援にはいりました。鈴木福井市議とともに、坂井、三国の両地域で宣伝活動。三国ではビラをまいていたら、「酒まんじゅう」のお店。おもわず買って、パクリと食べました。やっぱりつくりたては最高ですね。

    その後、つながり九条の会の企画に参加しました。つながり九条の会コンサートでは、福井の詩人でごいっしょに九条の会ふくいの活動をされている稲木信夫さんの、今回の企画のために書かれた詩の朗読や、稲木氏の詩を斉藤清巳氏が作曲した「光を求めて」が披露されました。



わたしは保育士  クラス便りを書いて

すべての子どもに 笑顔と喜び

すべての子どもに つながりを

子どもの真ん中に 命を真ん中に

ふくらむ日々に 光を求めて



   稲木さんは、クラス便りを読み、実際の保育の現場を取材して書かれた、と聞いた。県内の保育士さんやうたごえのみなさんが練習を重ねて、コンサートを迎えた。

福井での運動のなかでの文化活動として成熟したステージを観て感動しました。

    となりに座った敦賀市の保育士さんとも話しましたが、今回の企画の中心になられた保育士の松永さんのことを「保育士の鏡です!」と話されていました。

    第二部の二本松はじめさんや、中山譲さんのステージは、はじめての体験でしたが、楽しめました。

企画運営された、保育士さん、つながり九条のみなさん、うたごえのみなさん、お疲れさまでした。