Fairys in the forest 【成美の森に住む妖精たちの物語】

大阪府寝屋川市にある認定こども園「ねやがわ成美の森こども園」の楽しい保育の様子を大公開!

スタッフの選んだ絵本紹介 2020winter vol.6

2020-12-28 | こども園からのお知らせ

こんにちは こあら組(3歳児)担任の萩尾紗帆です

今日は年内最後の登園となる保育納めですね

今年は新型コロナウイルスの影響で我慢の1年ではありましたが、その中でも子どもたちと楽しい日々を過ごすことができ、たくさんの成長を保護者の皆様と一緒に感じられた1年となりました

 

さて、月曜日からスタートしている『スタッフの選んだ絵本紹介 2020Winter』

ひよこ・りす組の絵本紹介はコチラ

ぱんだ組の絵本紹介はコチラ

らいおん組の絵本紹介はコチラ

うさぎ組の絵本紹介はコチラ

そして最後は、こあら組に仲間入りした絵本を紹介いたします

 

まずは、子どもたちにもっと絵本が面白い!と思ってもらえたら…と願いを込めて選んだ絵本です

この絵本はトチくんという子どものもとにあるお手紙が届いたところから始まる不思議なお話

10階ごとに違う生き物が住んでいて、それぞれ楽しく生活しています

トチくんはさまざまな生き物とお話しながら、100階に住んでいるある生き物のもとへと進みます

お話を楽しむだけでなく、1から100までの数字を知るきっかけにもなるとっておきの1冊です

お昼寝の前に読むと、興味津々で絵本をじーっと見つめる子ども達の姿が

階ごとに生き物たちがいろいろな暮らしをしているので、どこでどの生き物がどんな暮らしをしているのかをよく見て楽しんでいます

また、「生き物たちがおうちの中で何をしているのか発表してくれる人?」と子ども達に問い掛けると、「はい」と積極的に子ども達から手も挙がり、みんなの前で発表・お話するという経験ができるような機会も絵本を通して作っています

他の子ども達が気付かなかったことも発見してみんなで共有することができとても面白いです

このようにお友達と一緒に楽しむ姿も

「ここでりすさんがどんぐりジュース飲んでるで」「ほんまやぁ」と子ども達の会話も弾みます

また、「これ〇〇くんのどんぐりマークやな」とお友達のマークの食べ物や生き物を発見して楽しむ姿もありました

こあら組では、数あそびで少し数に触れたり親しむ経験をしていることもあり、「13」という数字を見ると「1と3って書いてるで」と数字を読む姿もあります

だんだんと数字にも興味が湧いてきていることが分かり、子ども達の成長を感じる瞬間でもあります

 

つづいてはこちらの絵本

こども園で過ごしている中で、時にお友達とぶつかってしまうこともありますが、そういう時にでも仲直りができるように・・・という願いを込めて選んだこの絵本

この絵本は、仲良しのくまとうさぎの2ひきの動物がある些細なことをきっかけにけんかをしてしまいます

何をするにもいつも一緒にいた2ひきでしたが、けんかしている間は離れ離れ

でも、本当はお互いのことが大好きで寂しさを感じていたのはお互い様でした

そして、2ひきがとった行動は「ごめんね」を言うこと 同じだったのです

子どもたちに、最後に絵本を読んだ感想を聞いてみると

「ごめんねって言ってて偉かった」「くまくんとうさぎさんけんかしてたなぁ」「でも仲直りできてよかった」などいろいろな感想を聞くことができました

子どもたちなりにいろいろなことを感じ取ってくれているのだなと感じました

また、全体の読み聞かせに加え個別でも読むことができる機会を設けると、絵本を隅々まで見て

「あ、うさぎさんこんなもの持ってる」「ここにハチが飛んでる」などさまざまなことに気付く姿もありました

 

この絵本紹介を通して、1冊の絵本だけでもたくさんの発見と学び、気付き、面白さ、いろいろなことを感じることができるなと改めて実感することができました

また、そこからあそびや制作、発表など保育に発展させていくこともできるのが絵本の素晴らしいところです

これから6日間のお休みに入りますが、なかなか外に出ることが厳しい状況ですよね

そんな中でも絵本を通して、ご家庭でもお子様と一緒に楽しい時間を過ごしていただけたらと思います

体調に気をつけて充実したお休みを過ごしていただき、年明けに元気いっぱいの子ども達に会えることを楽しみにしております

良いお年をお迎えください

 

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