こんにちは。園長の田中啓昭です。
前回の「大改造プロジェクトvo.7」では、しろ組(5歳児)・みどり組(4歳児)と幼児トイレの改修の様子を少しお伝えしましたが、今回はその改修の経過を報告させていただきます。
すっかり写真を撮り忘れていたため、改修前の様子をほとんどご覧いただけなくて残念なのですが、少し工事が始まったところから紹介させていただきます。
しろ組(5歳児)・みどり組(4歳児)の床やロッカーを筆頭にあらゆる設備がまったく手入れされていず、このように悲惨な状態でした。
本当にこんな保育室がキレイになるのだろうか?
不安と期待が入り混じりつつ、そのような中で工事が始まりました。
保育室の床は遊戯室と同じく、上質の材料を使っているので、研磨し再利用することになりました。
保育室だけでなく、並行してトイレも改修工事を行いました。
以前のトイレは子どものサイズにあっていず、また便器から水漏れがあり、床が水浸しになることが日常茶飯事の状態で、写真のようにいくらトイレだからといっても、清潔とは言えない状態でした。
今回の工事は清潔さを保つために乾式トイレにしよう!ということで完全に仕様から変更することにしました。
保育園だからといって、やみくもにカラフルにするのではなく、園全体の色調を木目でそろえ、少し落ち着いた空間にすることにしました。
もうすぐ皆さんにお披露目する外壁のカラーリングも保育園や幼稚園にありがちなパステル調ではなく、心が和んでくるような落ち着いた色調にしていく予定です。
では、いよいよあっと驚く改装後の様子をお知らせします。
保育室は夜間に撮影したので、少し暗めのトーンになっていますが、遊戯室と色調をあわせた温かみのある配色です。
こちらもまだ園児ロッカーやおもちゃ収納棚、ホワイトボード、掲示板などの家具備品が出来上がっていないので、まだまだ殺風景な感じですが、家具が入ってくるとずいぶんと雰囲気も変わってくるかと思います。
あんなに傷んでいた床もんごらんのように驚くほどに再生されています!
角が多くて、危なかった手洗いもアールを利かせた子ども達に安全で使いやすい手洗いになりました(鏡もつきます)。
そして、トイレは落ち着いた色調ながら、指詰め防止のパーテション、手洗いの自動洗浄、シャワーコーナーなども設置し、充実した機能を備えたスペースに昇華しました。
こちらも、保育室同様、この状態ではまだ完成ではなく、壁の塗装やシャワー、シャワーカーテン、汚れもの洗い、踏ん張りバー、職員トイレにはウォシュレットなど子どもたちや職員にとって優しい機能が後々追加される予定です。
き組(3歳児)の室内トイレが今回の改装で教材庫に変更となりますので、その分こちらのトイレには便器数を大小ともに増設しています。
そのようなことから以前に比べて若干、スペース的に狭くはなってしまいましたが、誰もが快適に使えるスペースへと見事に変わりました。
本日、10月15日(水)からは、き組(3歳児)の保育室の改修が始まりました。
き組が10月いっぱいまでの工期で、その後はいよいよ1Fへと工事場所が移動となり、外壁塗装など外廻りの工事も始まり、本格的な改修工事になってきます。これまで以上に安全には注意し、工事を行っていきたいと思います。
子ども達をはじめ、保護者の皆様にもこれまで以上にご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
※余談ですが、姉妹園の寝屋保育園も当園と同時期に大規模修繕工事を行っています。そのようなことから私は寝屋保育園と行ったり来たりの状態になってしまっていますが。
寝屋保育園は当園とはまた違った感じに仕上がっていく予定です。
2園同時の大規模修繕工事はかなり大変ですが、両園が子どもたちや利用者の皆さんのために、きれいに使いやすく変わっていくことを楽しみにしています。
ちなみに現在は写真のように足場が組まれていて、いよいよ外装工事へと移っていく段階です。