ぷよぷよ紗季・莉緒

2006年2月24日生まれ・紗季の日々
2009年12月8日生まれ・莉緒の日々

12/8 出産・入院0日目。

2009-12-08 21:22:49 | Weblog

12月7日の朝起きると、おしるしがありました。その日は、ちょっと痛いくらいのお腹の張りがあって、近いうちに産まれるなと感じてました。

ダンナは泊まり勤務だったので、実家の父母に『夜中に病院に行く事になるかもしれない』と話しておきました。母は寝ている紗季ちゃんについてもらい、父は私を病院に連れて行くってことで、役割分担

夜中の2時半頃に繰り返される痛みに、いよいよ時間を計ろうかとメモの用意。すでに7分間隔になってました。それでも、本当に出産に結びつく陣痛なのか自問自答しながら、6分5分と間隔は狭まってきました。経産婦は陣痛が15分~10分おきになったら病院に連絡するように言われているのに、もう限界だなと思い(痛み的にはまだ余裕あり)、病院に電話をし行くことになりました。

父に送ってもらい、4時20分頃病院に到着。父には帰ってもらいました。着替えをして、診察をするとすでに子宮口は7cmに開いてました。そんなに開いているんだと驚きました。

ダンナに連絡をするが、電話に出ない。

助産師さんに腰をさすってもらいながら、だんだん強くなってくる痛みと向き合ってました。すると便意を感じ、助産師さんに伝えるも「それは出産が近づいている証拠だわ。」と取り合ってもらえずガマン。「トイレ(おしっこ)に行きたい。」とトイレに行き、やっぱり軽くお便が出たので、一度個室から出て、出し切っていいものか確認し許可をもらった。この踏ん張りで赤ちゃんが出てくるなら、それはそれでラッキーなことだと思い、それでもいつもの8割の力で出してみた。

それまでもちょいちょいダンナに電話。やっとつながり、6時過ぎ病院に到着。こうなるかもしれないことは伝えてあるのに、すぐに電話に出ないことに軽くキレた

しかし、お便が出て産道に余裕が出たのか、陣痛が遠のいてきた。私はちょっと焦ってきた。陣痛は痛いけど、これが“前駆陣痛でした”ってのが一番避けたいパターンだった。

6時半、助産師さんに「一度起き上がってみようか。」と言われ、陣痛室から出て廊下をゆっくり歩いてみました。たまに痛みは来るものの、軽い。助産師さんにスクワットを勧められ、陣痛室の洗面台につかまって、立ったりしゃがんだりを繰り返すと、当たり前にお腹が張り、痛みがやってきた。痛い時は洗面台に寄りかかり、ダンナに腰を押してもらってしのぐ。なかなかいい痛み具合だけど、全然立っていられる。

7時40分「一度診察してみましょう。」と言われて横になると、すごい痛いのがやってきた。「子宮口は9割方開いてるわ。」と言われて、『マジで』と思ったけど、お産がちゃんと進行しているので安心。でも、急激にチョー痛い。いよいよこの痛みがきたと思い、助産師さんの呼吸に合わせ「あー」「うー」「ふぅ」「イタイー」と叫びながら、もうなるようにしかならない状態になった。陣痛と陣痛の間はちゃんと痛くない間もあった。でも、その合間が次の陣痛が来ることが怖いと思えた。

肩の辺りをさすっているのが、ダンナだと言うことに気づき『おっ、ちゃんとやってくれてるじゃん。』と思った。でも、手をにぎってきた時は「暑い」と言って払いのけてしまった(笑)。そして、あんなに何度もお願いしたビデオを撮ってない事に気づき「ちゃんと撮ってって言ってるしょ」と、またキレた

紗季ちゃんも立ち会う予定だったのですが、まだ来ません。でも、そんなことより痛みから早く解放されたくて、どうでもよくなってました。

だんだん“いきみ”たくなってきて力を入れると、オマタに“ヌンッ”っていう物体を感じた。その後はその物体が、陣痛のたびにメリメリと外に出てくるのを感じ、全身が出たと思ったら「頭が出たよ。」と言われ、もうひとふんばりで赤ちゃんをこの世に産み出した。8時23分でした。さっきまでスクワットしてたのに…。

私の第一声は「やったー」でした(後でビデオで見て知った)。産まれた喜びではなく、陣痛から解放された「やったー」です(笑)。

8時半頃、私の両親と紗季ちゃんが到着。産まれたての赤ちゃんとご対面しました。

やっと出産を終え、驚くほどに早く出産が進んだことで、まだまだ体力が残っていることを実感しました。紗季ちゃんの時は、放心状態というか抜け殻だったので、“これが二人目の出産というヤツか…”と思いました。直後に写真を撮る時も「髪、整えるから、ちょっと待って。」って言うくらいの余裕ッぷり。

私は胸にのっかっている、出てきたばかりの赤ちゃんを堪能しました。近すぎてよく見えないけど、紗季ちゃんに似ていることだけはわかりました。

胎盤を見ながら説明を受け、諸々の処置を終え、赤ちゃんを抱いて、車椅子で病室へ行きました。待っていた家族は私には目もくれず、赤ちゃんにメロメロしてて、私はベッドで、あまり苦しまずに産まれたことに、ただただ安堵してました。

10時半頃、朝食を出してもらい、おいしく頂く。朝食はベーグルだった。

12時半、昼食。さっき食べたばかりだけど、おいしく頂く。

その後、みんな一旦帰り、14時頃次は義母さん、ダンナ、紗季ちゃんがやってきた。

夕方またみんな帰り、横になってみるも、興奮しているのか寝ることはできなかった。

夕食を頂く。

これから毎日、待ってるだけでおいしいご飯が食べられることに、ホクホクした。快適だ

赤ちゃんは日中寝てばかりで、夜になるとおっぱいとうんちのおしめ交換に追われ、あまり寝られずこの日は終わった