2学期も始まり数日たった頃です。毎朝毎朝起こしても起きません。もちろん紗季のことです。目覚ましがなったままでも寝ていられるという体質なので、起きるはずもないかもしれません。
私はもう疲れました。もう起こすのを止めました。どうなるのでしょうか?
心の片隅でムカムカしながら、莉緒の幼稚園の準備などしながら、すでに時計は8時。ご飯食べる時間がないとかの段階は過ぎていきました。とりあえず学校に電話しました。なんて言おうかな~。教頭先生が出ました。もうありのままで、起きたら行きますと伝えました。
莉緒の園バスも出発して、家に戻ると…
起床です。9時です。
まるで休日のように、よく寝たみたいな感じで起きてきました。「学校は?」と聞くと「は?え?あ?えーーーーーっっ」と言って、泣きだしました(笑)。もう何してんだか。
「学校に電話した?なんて言ったの?」「そのままをお伝えしましたけど」と言うと、そのまま伝えたのがダメだと怒りだし、いや違うんだそこがダメなんじゃなくて、起こしても起きなかった紗季が悪いんだ。イヤイヤ、そのまま伝わってるのが恥ずかしいんだと。もう、論点ズレまくりの平行線で…。
起こしても起こさなくても、疲・れる・じゃん
朝ごはんを食べて、仕方なく車で学校まで送って行き、到着間近。「あっ忘れた」と、忘れ物。結構大事なモノっぽかったけど、「バカちゃんと準備しない人が悪い。先生におこられなさい。」と送りだし、プリプリしながら学校に入って行きました。
その日は、ちょくちょく会ってる友達が遊びに来る日だったので、会った途端、もうベラベラしゃべるしゃべる(笑)。すべてを吐き出しました。
そしてウチでお昼を一緒に食べてるとき、学校から電話が。「あっ紗季です。」って学校の電話から紗季
「あの~、さっきの忘れ物5・6時間目に使うから、持ってきてくれないかな~って。」後ろに先生もいる様子。確かに抹茶を点てるセットを持って行く役目で、紗季が忘れるとみんなが困るらしい。仕方ないので、本日2回目の学校。玄関には紗季と先生と他1名。「バカじゃないの?ちゃんと準備しないからこうなるんでしょ?」と、先生の前で本気で怒ります。もう先生にも当たりたくなりました。「お宅の教育はどうなってるんですかっ」みたいな。我が子と認めたくないわ。
ハァ。こんな一連のやり取りを見た友達ゲラゲラ笑ってました。
しっかり懲りて、これ以来しっかり起きられるようになり、ダラダラとベッドということはなくなりました。
フフフ、勝った。でも疲れる。