紗季の運動会がありました。
前々日に暑い中での練習に嫌気がさしたのか、本当に具合が悪かったのか、学校からお迎え要請の電話がきました。現代っ子は弱いんだから。
そして前日。朝から具合が悪いから学校を休みたいと譲らない紗季私も美容室を予約していたので(そんな理由で)、休ませるわけにはいかず、結局1時間目の全校朝会だけ休み、遅刻して学校へ送って行きました。クラスの所まで送ってほしいというので、学校の中まで入りました。先生に「無理するんじゃないよ」とか、クラスのみんなに「大丈夫?」と心配される様子を見て安心しました。
私は無事美容室へ行けました。今回はイエローレモネードという色に染めてもらいました。ただの茶色ですけど、気持ちの問題だから。最近は伸びてきたからとか、根元の色が目立つからとかじゃなく、白髪が増殖してきたというのが、美容室に行く一番の理由になってしまいました。まだ表面上はわからないのですが、内側がもう。そんなお年頃になってしまいました。
そして運動会当日。お弁当、めんどくさい。お弁当作りを楽しめた時代は確かにあったのに、今はもう本当に嫌だ。たいしたものを詰めたわけじゃなにのに、1時間20分かかった。
ダンナが場所取りに行ったのですが、あれほどフェンス際の日陰を取ってこいと言ったのに、前列の超日なたの席を取ってきて、朝からケンカをしました。出番なんて数回しかないのに、なぜに1日中紫外線を浴びなければいけないのか、訳がわからない。出番のときに前に行って観ればいいのに。
そしていいって言ってるのに、わざわざこれ見よがしに取り直しに行ったりして、朝から険悪でした。来年から場所取りに行かないからと言うので、じゃ私が行くから代わりに弁当を作ってねと言ったりして。さて来年はどうなることやら。“運動会の場所取り”我が家のNGワードです(笑)。
紗季はかけっこ4位。遅いわもらってきた賞状が努力賞。3位までしか順位がつかないのかな?私、1位しかとったことないから知らなかったわ~(笑)。5年生くらいのリレーの本番の時、走りながら『今日はいつもより早く走れる』って思ってて、短距離でランニングハイってあるとしたらそんな感じでした。いくらでも早く走れるって思ってた小学生の私でした。
次の出番は踊り。ある意味これが紗季の一番の見せ場。扇子を持って踊り、反り返るときはまぶしいから目をつぶるんだと言ってましたが、目をギュッとつぶりながら踊る姿は笑わずにはいられませんでした。
そして莉緒は幼稚園の去年の担任の先生が見に来てると言って、私を連れてって、ずっと会いたがってた先生に再会できました。先生はすごいかわいがってくれて、「会いたかったよ~」って抱っこして抱きしめてチューしてくれて、莉緒はうれしすぎてふにゃふにゃしてました。
私もどうしたら会えるかな~と少し考えたりもしたので、お会いできて本当にうれしかったです。写真も撮ってもらい、何度も見てます。
ふと横を見ると救護室のテントに紗季がいました。また具合が悪いとかで…。みんな暑くてもがんばってるんだからさ~と思ったけど、保健の先生にお願いして、救護室の紗季の後姿を写真に撮っておきました。
席に戻ると、莉緒は少し泣きました。先生に会えたのがうれしくて、涙が出たそうです。
そしてお弁当。今年は家族だけです。私の両親は応援に来たけど、紗季の出番だけみて帰りました。一応同じようなお弁当を作って渡してます。
このほかに果物と子どもにはゼリーを持っていきました。朝からいっぱい作ると、それだけでお腹いっぱいになって、あまり食べてなかったので、自作ながらおいしく頂きました。ダンナは朝の腹いせか、あまり箸がすすんでないようでした。それでも余すことなく完食したので、量はちょうどよかったかなと思ってました。思ってました、この時は…。
そんな感じで午後からの競技も見て、割と日陰で過ごせたので日焼けもせず紫外線も最小限に抑えることができて、でも疲れたので荷物を持って一足先に帰って片づけをしてました。
まだ元気があると思っていたけど、うるさい子どもたちが帰ってくると、やっぱりすごい疲れました。
疲れても夜ご飯食べますよね…。残り物とか、ちょこちょこっとしたものを寄せ集めた晩ごはん。ダンナが「質素だね」というので、「あ~お昼が豪勢でしたからね。あんなんでもお金も手間も時間もかかるから、最高のごちそうなんですよ。」とキレ気味に言って「そうだったでしょ?」とダメ押し。したっけ「ぶっちゃけ、たいしたことなかったけどね」と、言いやがりました。「だったら来年からは“ほっともっと”だね~。けっこう受け取ってる人見たよ。作るよりお金も手間も時間もかからないし、そっちの方がいいんでない?」「“ほっともっと”はないしょ。」「あんだけ時間かけて、たいしたことないって言われたらね~」「ウチ(実家)なんてちゃんとお重で3段作ってたよ。」「何人で食べんのさ?7人でしょ?4人で2段。いいじゃない。」「(量が)足りなかったよ。ウチ(実家)は余るくらい作ってたよ。」「全然箸がすすんでなかったじゃないの。ケンカしたから食べたくないのかと思ったわ。しかも余ったらもったいないしょ。炎天下の中持ち歩いたものを、また夕食に出して食べるわけ?」「それはイヤだけど、余るくらい作ってたよ。」「だーかーらー、余ったら炎天下の中持ち歩いたものを、夕食出して食べるわけ?」みたいな感じの。まさかあの食べ方で量が少ないなんて思いもしなかったわ。(←心の声)読みにくい内容でしたので、改行せず読みにくい感じで書いてみました。
もうそれ以来私の頭の中は“ぶっちゃけたいしたことない”がグルグル。すんごい地雷を踏んだよ、アンタは。ってか本当に私の弁当はたいしたことないとか?
どーん。
どーん。
さらにこれにくだものとゼリーだよ箸とかお皿とかお茶も用意してましてよ。