紗季ちゃんは今、アンパンマンのぬりえをして遊んでます。色えんぴつは短大のとき『色彩学』というまったく意味のない授業で使ってた、36色入りのものなのですが、これがくせもので、きちんと使えるわけもなく、必ずバラバラにします。そして、数本行方不明になっていきます。子どもって片付けると出したくなるという本能みたいなものが、ゼッタイあると思います。しまっても「ぬりぬり(色えんぴつの事)」と言って、出してくれとせがまれます。出して、しまって、出して、しまっての繰り返しです…ハァァ。
怒る回数も、だんだんと増えてきてます。さわっちゃいけないものを、すべて排除するのはムリな話で、「コラーッ」と取り上げると、紗季ちゃんもムキになって、大して執着のないであろうものにも『ゼッタイに離さない』となるので、危険なものじゃなければ、おだやかに言った方が解決は早いのかなとも思いました。
そして今さらながら、ティッシュを出す。私を困らせようとしてるのがミエミエ。ティッシュの箱を手の届かないところに置くのですが、使いたいときに手元にないことが、また腹立ちます。
牛乳もわざとにこぼします。でも、こぼさないように近くでフォローしてるより、初めからこぼしても大事にならない量を注いで、こぼしたらサッと拭く方がラクです。なんだか、こんなんでいいのかって感じです。
観楓会から帰ってきたばかりのダンナに、紗季ちゃんを押し付けて、逃げました。「二人でゆっくりしててねー」と言って(笑)。私は街をブラブラしてきました。一人になると心底ホッとしました。でも、帰り道のキレイな夕焼けと紅葉を見ると、またがんばらなくちゃと思いました。
いろんな言葉が出てきました。「雨」「黄色・あっかい(赤)」「暗い」などなど。それから私が見てなかったことを説明するようになりました。「めんめ(目)、ドーンした(ぶつけた)」「○○ちゃん、バイバイした」など。
あと、私の手を引っぱるようになりました(いつ引っぱってくれるか待ってました)。まだまだ引く力は弱いのですが、どんなトコに連れてってくれるのかな?