とうとう今までお世話になった先生の、ヤマハ最後のレッスンでした。
この3年間は紗季の成長の変化が大きくて、とても長く感じます。あんなちっちゃかった紗季がこんなに大きくなって。
いつも通りレッスンを終えて、先生と少しお話しました。今後いずれピアノかエレクトーンを選ぶ事があるかもしれないのでそれについて。
率直にピアノとエレクトーンの違いを聞いてみました。エレクトーンは豪華な伴奏と一緒に弾けるので、小さいうちは楽しい。逆にピアノは音の強弱などの弾き方で感じが変ってくるので、奥が深く大きくなってからの練習のし甲斐がある。後はピアノはクラシックなど古典的な音楽が多く、エレクトーンはその時代の曲を弾く傾向がある。ピアノはタン・ウン(休符)・タン・ウン(休符)、エレクトーンは逆にウン・タン・ウン・タンのリズムでまったく異なるらしいです。
それからこれからゼッタイ起こる自宅練習の親子バトル。コレがイヤなんだよ、私は。私自身もヤマハの幼児科から小学校3年生までなんとか続けたけど、辞めた原因は親子バトルでした。
母もピアノを習っていたので、日々練習のたびに怒られて、辞めた時心底はホッとしました。なのに子どもにヤマハを習わせてしまっているこの現実…。矛盾してるわ。
だから紗季にはそういう思いはさせたくない今の所、紗季はガッツで私が怒っても食らいついて来てますけど(笑)。
なので先生とヤマハを習っている娘さん(中学生)はお家でどんな感じですか?と聞くと、やはりそこは先生ではなく母になるそうで(笑)。時間もないから、ギュッギュッと教え込んでますと笑顔で言ってました。仕事では割り切れるものが、家ではイライラしてしまうそうです。
と、そんな話をしてるとまた次回がありそうに感じましたが、これで最後。私はグッと涙をこらえてお別れしてきました。紗季はまだわからないよね…。
帰りの車の中。失意の私。失恋した気分。先生今までありがとうございました。