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PEUGEOT“308” まもなくデビュー

2007年09月08日 | 車と車
先日一足早くモデルチェンジを果たしたプジョーの“207”シリーズを追いかけるように、本国フランスでは9月20日にデビューを果たす“307”シリーズの後継モデルにあたる“308”シリーズをご紹介しようと思います。



外観のフロントデザインは、“207”シリーズと共通する天狗の鼻のように強調された、鋭いボンネットラインに、大口のエアインテークと、最近のプジョーデザインの中でも一番インパクトがあり、新生プジョーのデザインが完全にまとまったというような印象を受けます(モデルチェンジをした“307”はどうも中途半端なデザインで好きになれませんでした)。
しかし、これまでのモデルと一貫しているデザインは、やはり誰が見ても「あっ、プジョーだ!」と思わせる仕上がりといえます。



リアデザインは、どっしりとした、でもシャープにまとまっているランプ類が、非常にスポーティーな躍動感ある印象を与えてくれます。
この写真の角度から見る、フロントからリアに流れるスタイリングは、ただのシティドライブだけではもったいない装いすら感じさせます。



こちらは3ドアモデル。
5ドアモデルとはちょっと印象が変わり、より先鋭なスポーティーなラインですねぇ。



インテリアも“207”同様の質感ある上品な作りになり、レザーシートなども選べるようになりました。
インパネまわりは計器類を円形に統一して、コンパクトにまとめてあります。
グレードによっては、さらに広々とした車内を演出してくれる“パノラミック・ガラスルーフ”をオプションで選ぶこともできます(プジョーといえばのオプションですが、標準装備ではないんですねぇ・・・。



そして今年のフランクフルトモーターショーで、“308”から派生した“308RCZコンセプト”というモデルで、アルミとカーボンファイバーを多用したボディをもつ、“Audi TT”や“ポルシェ ケイマン”のようなスポーツクーペ(2+2)という位置付けのモデルが公開されます(シルエットは“CC”を予感させます)。



エンジンはBMWとの共同開発による1.6リッターターボ(218hp)で、このユニットのデチューン版は生産型「207GTi」に搭載されています(まさしくスポーツラインですねぇ)。
変速機はマニュアル6速で、最高速235km/h、0-100km/h加速は7秒を誇る俊足です。



プジョーのコンセプトデザインは、“907”や“908RC”などの近未来型のスポーツモデルが多いように思います(コンセプトカーなので)。
上部の写真を見ると、空力のために2つの隆起が与えられている円弧状のルーフが確認できます。



インテリアは“308”に共通していますが、クロームメッキやブラックラッカー仕上げのフェイシアなどでシャープな印象が演出されており、金属の質感を前面に出したメーターパネルやそのフォントの完成度も高く、またバゲットシートやマニュアルシフトなど、スポーティーな装備になっているようです。



後部座席は極小スペースで、“Audi TT”同様の緊急用といった感じです。



待ちに待った新生プジョーの“308”シリーズ。
今年の“東京モーターショー2007”で日本でもお目見えするかもしれませんねぇ、楽しみです