
宗谷本線の高速化事業のため、登場した特急用の気動車である。
平成10年~13年までに14両が製造された。
本形式最初のグループは宗谷本線の線路改良に携わった第三セクターの
北海道高速鉄道開発が所有し、JR北海道がリースして運行する形態をとっている。
車体は軽量ステンレス製で先頭部分は普通鋼鉄製である。これまでの振り子形
気動車とは異なり、車体傾斜角が小さい為、その分、車体の絞込みが少ない。
扉は片引き戸で先頭車が2箇所、中間車が1箇所で冬季の凍結防止の為、
閉まった後、車体外側に空気シリンダーで圧着する構造を採っている。
先頭部は貫通型でこれまでJR北海道が開発した特急用気動車同様に通路が運転室を
迂回して設けられ、立席ながら前面展望を楽しむことが出来る。
また、車体同様、絞込みが少ないため、全体にやや幅広となっている。
ヘッドマークは貫通扉に字幕式のものが取り付けら、ヘッドライトや標識灯は
貫通扉の両脇に横並びに付けられている。テールライトは運転席窓にある。
外部塗装は先頭部分とドアがライトブルーで塗装の境界部分に萌黄色、ドア窓周りと
戸袋にかけてがイエローである。
先頭部側面部分には「Tilt261 Active Air Suspension System」と書かれた
ロゴが貼り付けられている。
側面の列車名・行き先表示は字幕式である。
なお、車体のデザインはデンマーク国鉄と共同で制作したものである。
車内はフリーストップ式の回転リクライニングシートを採用している。
グリーン車は1:2配置で座席は牛革張り、肘掛は難燃木材を使用した高級感のある
ものとなっている。テーブルは肘掛内蔵でフットレストもある。
なおグリーン車は稚内側先頭車の半室のみの設定である(ただし、後述する
連結のパターンによっては変更あり)。
普通車は2:2配置で通常のモケットであるが、各車両で色を変えている。
テーブルは前座席背面にあり、フットレストはないが、座席ヒーターを
吊り下げ式にしたので足はのばせる。
客室扉はタッチセンサー式の自動ドアでその上にLEDスクロール式旅客案内装置を
有している。
客用ドアにはドアチャイムを設置している。
トイレは中間車に設けてあり、うち1箇所が車椅子対応である。
走行機関はディーゼルエンジンを2基(車椅子スペースのあるキハ260-100は1基)搭載し、
液体変速機は変速1段・直結4段でパワーオン制御が可能となっている。
4両編成での出力は3220psにもなるが、これは「スーパーカムイ」で使われている
785系電車と同等の出力で、当初は連結運転も想定したため、性能を揃えた
結果である。
ブレーキは電気指令式で抑速ブレーキとして機関ブレーキと排気ブレーキを併用する。
台車はヨーダンパー付きのボルスタレス台車で、枕ばねは車体傾斜装置に対応している。
これは振り子式ほど大掛かりな設備を擁せずに、車体の傾斜を行い、カーブでの
減速を少なくするシステムである。
本形式を構成する形式は以下の通りである。編成の組み換えを容易にするため、
2両でユニットを組み、中間車には簡易運転台が設けられている。
・キロハ261-200
稚内側先頭車。キハ260-200とユニットを組む半室グリーン車。普通車の座席の
色はブルー。グリーン車と普通車の境目に車内販売準備室がある。
・キハ260-200
キロハ261-200とユニットを組む普通車。座席の色はレッド。トイレと洗面所、
カード式公衆電話を備える。札幌側に簡易運転台がある。
・キハ260-100
キハ261-100とユニットを組む普通車。座席の色はグリーン。
客室・トイレに車椅子対応設備を設けている。車掌室と稚内側に簡易運転台あり。
なお、この車両だけ機関は1基のみの搭載となっている。
・キハ261-100
札幌側先頭車。キハ260-100とユニットを組む普通車。座席の色はブルー。
基本的に4両編成で使用するが、編成管理番号はユニット毎で、例えば200番台の
第1編成なら「SE-201」と表記される。
号車番号は稚内側から順に1号車、2号車・・・となる。
登場時は4両編成3本で運行されていたが、利用が好調なため、増結車と予備車を
確保するため、100番台1ユニットを追加して現在に至る。
なお、この追加された100番台2両(SE-104)は当初よりJR北海道所属となる。
増結の仕方によって、号車番号の振り方が異なり、基本4連の稚内側に200番台の
ユニットをくっつけた場合は、先頭が21号車、次が22号車となり、基本編成は
そのまま1~4号車となる。
逆に札幌側に100番台のユニットをくっつけた場合は、通しで1~6号車になる。
登場以来、宗谷本線の特急「スーパー宗谷」(札幌~稚内間)に使用されている。
先述の通り、リース車であるため、ホームライナーや他の列車に使われる事はない。
なお、車体傾斜装置を使用するのは札幌~名寄間のみで名寄から先では使用せず、
最高速度も在来車並に抑えられている。

グリーン車座席。牛革を使用した大型シートを採用。背景に浮いているのは
女性乗務員さんです。ついでにうp主も映りこんでます。
心霊写真ってのはこうやって生まれるんですね。

普通車の座席。この車両はブルーのモケットを採用。
はい、うp主映りこんでますwどうもすみません。
平成10年~13年までに14両が製造された。
本形式最初のグループは宗谷本線の線路改良に携わった第三セクターの
北海道高速鉄道開発が所有し、JR北海道がリースして運行する形態をとっている。
車体は軽量ステンレス製で先頭部分は普通鋼鉄製である。これまでの振り子形
気動車とは異なり、車体傾斜角が小さい為、その分、車体の絞込みが少ない。
扉は片引き戸で先頭車が2箇所、中間車が1箇所で冬季の凍結防止の為、
閉まった後、車体外側に空気シリンダーで圧着する構造を採っている。
先頭部は貫通型でこれまでJR北海道が開発した特急用気動車同様に通路が運転室を
迂回して設けられ、立席ながら前面展望を楽しむことが出来る。
また、車体同様、絞込みが少ないため、全体にやや幅広となっている。
ヘッドマークは貫通扉に字幕式のものが取り付けら、ヘッドライトや標識灯は
貫通扉の両脇に横並びに付けられている。テールライトは運転席窓にある。
外部塗装は先頭部分とドアがライトブルーで塗装の境界部分に萌黄色、ドア窓周りと
戸袋にかけてがイエローである。
先頭部側面部分には「Tilt261 Active Air Suspension System」と書かれた
ロゴが貼り付けられている。
側面の列車名・行き先表示は字幕式である。
なお、車体のデザインはデンマーク国鉄と共同で制作したものである。
車内はフリーストップ式の回転リクライニングシートを採用している。
グリーン車は1:2配置で座席は牛革張り、肘掛は難燃木材を使用した高級感のある
ものとなっている。テーブルは肘掛内蔵でフットレストもある。
なおグリーン車は稚内側先頭車の半室のみの設定である(ただし、後述する
連結のパターンによっては変更あり)。
普通車は2:2配置で通常のモケットであるが、各車両で色を変えている。
テーブルは前座席背面にあり、フットレストはないが、座席ヒーターを
吊り下げ式にしたので足はのばせる。
客室扉はタッチセンサー式の自動ドアでその上にLEDスクロール式旅客案内装置を
有している。
客用ドアにはドアチャイムを設置している。
トイレは中間車に設けてあり、うち1箇所が車椅子対応である。
走行機関はディーゼルエンジンを2基(車椅子スペースのあるキハ260-100は1基)搭載し、
液体変速機は変速1段・直結4段でパワーオン制御が可能となっている。
4両編成での出力は3220psにもなるが、これは「スーパーカムイ」で使われている
785系電車と同等の出力で、当初は連結運転も想定したため、性能を揃えた
結果である。
ブレーキは電気指令式で抑速ブレーキとして機関ブレーキと排気ブレーキを併用する。
台車はヨーダンパー付きのボルスタレス台車で、枕ばねは車体傾斜装置に対応している。
これは振り子式ほど大掛かりな設備を擁せずに、車体の傾斜を行い、カーブでの
減速を少なくするシステムである。
本形式を構成する形式は以下の通りである。編成の組み換えを容易にするため、
2両でユニットを組み、中間車には簡易運転台が設けられている。
・キロハ261-200
稚内側先頭車。キハ260-200とユニットを組む半室グリーン車。普通車の座席の
色はブルー。グリーン車と普通車の境目に車内販売準備室がある。
・キハ260-200
キロハ261-200とユニットを組む普通車。座席の色はレッド。トイレと洗面所、
カード式公衆電話を備える。札幌側に簡易運転台がある。
・キハ260-100
キハ261-100とユニットを組む普通車。座席の色はグリーン。
客室・トイレに車椅子対応設備を設けている。車掌室と稚内側に簡易運転台あり。
なお、この車両だけ機関は1基のみの搭載となっている。
・キハ261-100
札幌側先頭車。キハ260-100とユニットを組む普通車。座席の色はブルー。
基本的に4両編成で使用するが、編成管理番号はユニット毎で、例えば200番台の
第1編成なら「SE-201」と表記される。
号車番号は稚内側から順に1号車、2号車・・・となる。
登場時は4両編成3本で運行されていたが、利用が好調なため、増結車と予備車を
確保するため、100番台1ユニットを追加して現在に至る。
なお、この追加された100番台2両(SE-104)は当初よりJR北海道所属となる。
増結の仕方によって、号車番号の振り方が異なり、基本4連の稚内側に200番台の
ユニットをくっつけた場合は、先頭が21号車、次が22号車となり、基本編成は
そのまま1~4号車となる。
逆に札幌側に100番台のユニットをくっつけた場合は、通しで1~6号車になる。
登場以来、宗谷本線の特急「スーパー宗谷」(札幌~稚内間)に使用されている。
先述の通り、リース車であるため、ホームライナーや他の列車に使われる事はない。
なお、車体傾斜装置を使用するのは札幌~名寄間のみで名寄から先では使用せず、
最高速度も在来車並に抑えられている。

グリーン車座席。牛革を使用した大型シートを採用。背景に浮いているのは
女性乗務員さんです。ついでにうp主も映りこんでます。
心霊写真ってのはこうやって生まれるんですね。

普通車の座席。この車両はブルーのモケットを採用。
はい、うp主映りこんでますwどうもすみません。