昨日、いよいよ手術日。
術衣に着替えて、オペ室へ。
点滴をする時に嫌がって暴れたりしないか、ということで私も一緒に入りました。
今回の手術、抜歯自体は簡単で、あっという間の話。
問題は「重度知的障害、てんかん、自閉症、睡眠時無呼吸」がある子に対する全身麻酔と管理。
薬もいろいろ飲んでるし。
病院側は、歯科口腔外科医、小児科医、麻酔科医がしっかりタッグを組んで、事前カンファレンスなど連携を取ってくれました。
オペ室でも、ドクターと看護師さんがずらり。
後から聞いたら、薬剤部から薬剤師さんも来ていたそうです。
機械類やモニターがいっぱいの、独特の雰囲気。
そんな中でもそうちゃんは、ちゃんと自分の名前を言い、手術台に寝て、
「やだやだー!」と言いながらも点滴することができました。
みんなに「えらいね。よく頑張った。」と褒めてもらった。
点滴に落とす静脈麻酔と吸入麻酔との併用が魔法みたいに効き、そうちゃんの目はほんの数秒でトロンとして眠っていきました。
全身麻酔ってすごいわ。
「医龍」の「にゃにゃーつ」を思い出したよ。
私の役割はここまで。
眠ったそうちゃんを先生方に託して、オペ室を後にしました。
手術時間は、「歯を抜くこと自体は5分くらい。麻酔とかいろいろ入れても30分くらいじゃないかなー。」とのことでした。
お昼寝する暇もないなと思いつつも、病室に戻ったら少しウトウトしてしまい。
目が覚めたらそろそろオペ開始から45分。
遅いな、と心配になる。
結局帰ってきたのは手術開始から1時間10分後。
酸素マスクに点滴、spO2と心拍のモニターがついていて、口の周りに出血の痕がある。
呼んでもほとんど反応しないほどの、深い睡眠。
麻酔科の女医さんは「全身麻酔は何も問題はなかったですよ。」
ではなぜ遅くなったのか?
歯科口腔外科医の話によると、
「抜歯自体は3分で抜けました。その後、せっかく麻酔でぐっすり寝ているので、隅々まで念入りに歯ブラシで歯のお掃除をしておきました。歯茎の弱ってるところから少し出血したので、口からよだれと一緒に出てくるかもしれません。」と微笑まれた。
いい人だ。
心配したやないの。
抜いた歯も、くれました。
結構根っこが大きい。
結局そうちゃんは2時間たっぷり寝て、起きて最初に言った言葉が「おひるごはん」。
そうね、絶食だったもんね。
残念ながら夜も絶食です。
歯の痛みを訴えることもなく、夜は夜でいつもの薬を飲んですんなり眠りました。
拍子抜けするくらいおとなしく、何事も起こらずに、予定通り入院生活は終わりました。
退院時には、この笑顔。
「ラーメン たべるよ?」と言ってる。
お昼、退院したその足でラーメン屋さんに行き、ラーメン・餃子・チャーハンをモリモリ食べました。
お腹すいてたのね。
食べられるなら歯の痛みも大丈夫なんだろう。
さてさて一件落着。
とは問屋が卸さない、のがそうちゃんだってこと、忘れてたよ。
とても元気そうなので、いつもの水曜日の予定通りにと午後学校へ送っていった、
ものの2時間後に学校から着信アリ。
電話にすぐ気付かず、あとで折り返し。
てんかんかな?と頭をよぎったけど、
「38度6分の発熱です。」
わお。
あまりにも予想してなかったので驚いた。
退院時のドクターからの説明でも発熱の話はなく、朝の熱は平熱で食欲もあったので。
そういえば、歯の様子を見ようと口を開けさせたときに扁桃腺が凸凹してる気がしたんだけど、それと関係あるかな?
入院中えらくおとなしかった分、疲れが出たのかもね。
イ…インフルじゃないといいけど。(3日間個室カンヅメだったから可能性低い。)
ともかく様子を見るしかありません。
帰宅後熱は39度3分まで上がりました。
やはり全身麻酔での抜歯はそうちゃんの体と心にとってかなり負担だったのかも。
よく頑張ったなー。
あとで調べたら、抜歯の翌日に発熱することは稀にあるらしい。
抗生剤も飲んでるし、明日には下がったりするかもね。
早く元気になーれ。
長い記事になってしまった。
読んでくださった方、ありがとうございます。
ちなみに私は元気です。
ただ、ここのところ突然の訃報が重なり、気持ちが沈みます。
しかもこの入院と重なり参列できず、モヤモヤ。
今日の当たり前が明日の当たり前じゃないってこと、病院で噛み締めながら、そうちゃんの寝顔を見てたよ。
術衣に着替えて、オペ室へ。
点滴をする時に嫌がって暴れたりしないか、ということで私も一緒に入りました。
今回の手術、抜歯自体は簡単で、あっという間の話。
問題は「重度知的障害、てんかん、自閉症、睡眠時無呼吸」がある子に対する全身麻酔と管理。
薬もいろいろ飲んでるし。
病院側は、歯科口腔外科医、小児科医、麻酔科医がしっかりタッグを組んで、事前カンファレンスなど連携を取ってくれました。
オペ室でも、ドクターと看護師さんがずらり。
後から聞いたら、薬剤部から薬剤師さんも来ていたそうです。
機械類やモニターがいっぱいの、独特の雰囲気。
そんな中でもそうちゃんは、ちゃんと自分の名前を言い、手術台に寝て、
「やだやだー!」と言いながらも点滴することができました。
みんなに「えらいね。よく頑張った。」と褒めてもらった。
点滴に落とす静脈麻酔と吸入麻酔との併用が魔法みたいに効き、そうちゃんの目はほんの数秒でトロンとして眠っていきました。
全身麻酔ってすごいわ。
「医龍」の「にゃにゃーつ」を思い出したよ。
私の役割はここまで。
眠ったそうちゃんを先生方に託して、オペ室を後にしました。
手術時間は、「歯を抜くこと自体は5分くらい。麻酔とかいろいろ入れても30分くらいじゃないかなー。」とのことでした。
お昼寝する暇もないなと思いつつも、病室に戻ったら少しウトウトしてしまい。
目が覚めたらそろそろオペ開始から45分。
遅いな、と心配になる。
結局帰ってきたのは手術開始から1時間10分後。
酸素マスクに点滴、spO2と心拍のモニターがついていて、口の周りに出血の痕がある。
呼んでもほとんど反応しないほどの、深い睡眠。
麻酔科の女医さんは「全身麻酔は何も問題はなかったですよ。」
ではなぜ遅くなったのか?
歯科口腔外科医の話によると、
「抜歯自体は3分で抜けました。その後、せっかく麻酔でぐっすり寝ているので、隅々まで念入りに歯ブラシで歯のお掃除をしておきました。歯茎の弱ってるところから少し出血したので、口からよだれと一緒に出てくるかもしれません。」と微笑まれた。
いい人だ。
心配したやないの。
抜いた歯も、くれました。
結構根っこが大きい。
結局そうちゃんは2時間たっぷり寝て、起きて最初に言った言葉が「おひるごはん」。
そうね、絶食だったもんね。
残念ながら夜も絶食です。
歯の痛みを訴えることもなく、夜は夜でいつもの薬を飲んですんなり眠りました。
拍子抜けするくらいおとなしく、何事も起こらずに、予定通り入院生活は終わりました。
退院時には、この笑顔。
「ラーメン たべるよ?」と言ってる。
お昼、退院したその足でラーメン屋さんに行き、ラーメン・餃子・チャーハンをモリモリ食べました。
お腹すいてたのね。
食べられるなら歯の痛みも大丈夫なんだろう。
さてさて一件落着。
とは問屋が卸さない、のがそうちゃんだってこと、忘れてたよ。
とても元気そうなので、いつもの水曜日の予定通りにと午後学校へ送っていった、
ものの2時間後に学校から着信アリ。
電話にすぐ気付かず、あとで折り返し。
てんかんかな?と頭をよぎったけど、
「38度6分の発熱です。」
わお。
あまりにも予想してなかったので驚いた。
退院時のドクターからの説明でも発熱の話はなく、朝の熱は平熱で食欲もあったので。
そういえば、歯の様子を見ようと口を開けさせたときに扁桃腺が凸凹してる気がしたんだけど、それと関係あるかな?
入院中えらくおとなしかった分、疲れが出たのかもね。
イ…インフルじゃないといいけど。(3日間個室カンヅメだったから可能性低い。)
ともかく様子を見るしかありません。
帰宅後熱は39度3分まで上がりました。
やはり全身麻酔での抜歯はそうちゃんの体と心にとってかなり負担だったのかも。
よく頑張ったなー。
あとで調べたら、抜歯の翌日に発熱することは稀にあるらしい。
抗生剤も飲んでるし、明日には下がったりするかもね。
早く元気になーれ。
長い記事になってしまった。
読んでくださった方、ありがとうございます。
ちなみに私は元気です。
ただ、ここのところ突然の訃報が重なり、気持ちが沈みます。
しかもこの入院と重なり参列できず、モヤモヤ。
今日の当たり前が明日の当たり前じゃないってこと、病院で噛み締めながら、そうちゃんの寝顔を見てたよ。
ありがとうございます。
そうちゃんの熱は今日になってやっと完全に下がりました。
腫れも少し引いてきて、体調は上向きです。
抜歯、思ったより大変でした。
痛みや違和感を表現できないそうちゃんはけなげに頑張っていて、切なさを感じました。